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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:自然界で異種間の繁殖)

自然界での異種間繁殖とは?

このQ&Aのポイント
  • 自然界では、異種間の繁殖は起こらないことが一般的です。
  • 多くの動物は見た目や行動に違いがあるため、異なる種同士で繁殖することはありません。
  • 自然界での繁殖は本能や遺伝子の働きによって行われ、自分と似た特徴を持つ仲間を見分ける能力が重要です。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.4

こんにちは、 >自然界では、多種間の繁殖と言うのは起こらないのでしょうか? まず、種の定義として一般的なものに、「同地域に分布する生物集団が自然条件下で交配し、子孫を残すならば、それは同一の種とみなす」というものがあります。 ですから基本的に交雑があるのでしたらそれらは同種ということになります。 まあ、例外が山のようにあるのですが……。 >見た目にもほとんど違いがわからない動物同士でつがいになったり繁殖したりすることは起きないのでしょうか? 「見た目で判断する」のはヒトという動物の特徴です。匂いや音で他者を弁別する種のほうがたくさんあります。 また、ヒトの目では区別できなくても他の動物にとっては区別できるということもあります。 例えば、モンシロチョウの雌のはねは紫外線を反射しますが、雄は反射しません。 モンシロチョウの雄と雌のはねを見比べてもヒトにはほとんど区別がつけられませんが、紫外線を視覚できるモンシロチョウにとっては雄と雌で全然違った色に見えています。 http://gakusyu.shizuoka-c.ed.jp/science/denken/p06/6_10.html >新種かと思ったら自然界で偶然起こった雑種だった可能性とかはないのでしょうかね? あります。 すわ新種かと思いきやよく調べると新「種」の条件を満たしていなかったということもがあります。 上記の「子孫を残す」とは生殖能力のある子を作るということです。 海イグアナと陸イグアナは干ばつの時などに一時的に生息域が重なることがあり、野性下で交雑しますが、雑種は繁殖能力を持ちませんので一代限りの存在です。 ですから、これらは別種として扱われます。 (雑種イグアナは便宜的に亜種として扱われます。) 身近なところではカルガモ・マガモ・ヒドリガモ・オナガガモなどは野生下で交雑することがよくあります。 (交雑種に繁殖能力があるかは寡聞にして知りません。おそらく新種とされていないことからない、もしくは低いのでしょう。) http://redshank2.exblog.jp/7074318/ チーター×ヒョウは両種とも非常に数が少ないので試されたことはありませんが、ライオンと虎の交雑種ライガー(♂ライオン×♀トラ)・タイゴン(♂トラ×♀ライオン)のように一代雑種であれば交雑可能である可能性はあります。 ちなみにライガーの雌には繁殖能力があるようですよ。 ただし、雄にはないので種としては認められません。 まあ、生息域が重ならないのでそもそも野生下では交雑しませんが。 チンパンジー×ボノボ、これも試されたことはありませんが、交雑可能である可能性はあります。 ただし、たとえ交雑可能であったとしてもこれら2種は生息域が重なっていませんから、野生下では交雑しません。 こういった生息域が異なっているせいで交雑しない場合も別種であるとみなします。 例えば、タイワンザルとニホンザルは生殖力のある子供を作ることができますが、生息域が重ならないので別種として扱われています。 オウム×インコ、これは系統がだいぶ違いますので交雑しません。 インコ同士であれば、飼育下でコザクラインコ×ボタンインコでヤエザクラインコと呼ばれる交雑種ができます。 ただし、生殖能力はありません。 >人間は群れで行動して鏡があるから自分の姿を把握できますが、鏡など持たない基本単独行動の動物は>どうやって自分と同じ姿の仲間を見分けて間違いなく繁殖しているのでしょうか? >生まれつき遺伝子に組み込まれた本能と解釈する以外にないのでしょうか? 完全に先天的である動物(例:ウミガメ)と、生後の経験が影響する動物(例:タンチョウ)がいます。 子育てをしない動物は基本先天的ですね。 鳥の仲間の多くはヒナの間の経験が大きく影響するようです。 人工飼育のタンチョウがヒトに求愛するようになることを避けるために、ツルの首型の手袋を使って給餌を行うのは有名な話ですよね。 こういった種では親や兄弟をみて同種を学ぶといわれていますが、こんどは何を親とみなすか、という問題が出てきます。 ヒヨコは動くものに刷り込まれてそれを追いかけるようになりますが、親鳥ではなく動くおもちゃでも刷り込まれます。 ただし、親とおもちゃが同時にあれば親に刷り込まれます。 何を親とみなすかについて生得的(本能的)な好みがあるわけです。 複雑で面白いですよね。 上記は哺乳類や鳥類等の話ですが、昆虫などではもっと例外がいっぱいあってこれまた面白いですよ。 ヒコナミザトウムシには染色体の本数の異なるタイプが7つあるのですが、ある組み合わせでは交雑し、他の組み合わせでは交雑できないといった複雑な関係があります。 (交雑種は不妊です。) 普通は染色体の数が違ったら交雑できないものですが、なぜかできるんですよ。 不思議ですね。 交雑できるかできないかを決める要素は何なのか、不妊であるか否かを決める要素は何なのか、明らかになる日が楽しみです。 ずいぶん脱線しました。 ええと、種を超えて交雑することは「たまにある」けれど、そうして生まれた個体にはほとんどの場合生殖能力がない(もしくは低い)ので交雑種が広まることは(知られている限りでは)ない、ということになると思います。

Potatofish
質問者

お礼

モンシロ蝶の件、大変興味深いです。人間の肉眼に映されるものが全てではないのですね。 雑種というと、犬猫などのイメージから丈夫で生命力が強く、純血種を脅かしてしまうくらい繁殖力も強いってイメージがあります。 海イグアナと陸イグアナの違いは、犬に例えるならオオカミとシベリアンハスキーくらいの違いにしか見えないのですが全く別物ということですよね。(後者の組み合わせは交配可能で子も繁殖力はありましたよね) 不快感持たれてしまうかもしれませんがヒトも地球上のひとつの生物として見て言えば、違う人種同士の混血は全く問題ないですよね。う~ん。 一言に異種と言っても色々なんですね… 私のような素人が、頭のいい方に教えて頂いたところですんなり理解できるような簡単な話しではないですね。 質問に挙げたことについては皆様のご回答のおかげでよくわかりました。 貴重なお時間をこのような質問の回答に割いて頂きありがとうございました。 新たに疑問が出てきたら質問させて頂くかもしれませんが、またご回答頂ければ幸いです。 ありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • kigurumi
  • ベストアンサー率35% (988/2761)
回答No.3

染色体の数が違うと 手をつなげないから 精子と卵子を受精させようとしても 生命は誕生しないそうです。 偶数と奇数とか数とか いろいろあるみたいです。 後輩可能な場合は、後輩して似た動物ができるわけです。 馬とロバをかけあわせてラバやケッティーができましたが、ラバとケッティーだと染色体の数が違うのか偶数と奇数だったからか忘れましたが、どっかの部分の遺伝子の数が合わないので、合いの子はできないらしいです。 何番目と何番目がうんたらかんたら とか 難しすぎて覚えられない。

Potatofish
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 染色体の話になると、正直お手上げなんですが。 授業も全くついていけませんでしたし。 ダウン症も母親の体内で細胞分裂するときに、たったひとつの染色体の組み合わせがうまくいかなかった結果起こるのですよね? この質問が最終的に染色体の話にまでいきつのなら到底理解できません。 難しいね。 生命の神秘です。

  • trajaa
  • ベストアンサー率22% (2662/11921)
回答No.2

海イグアナと陸イグアナとの交雑種は存在する。 >鏡など持たない基本単独行動の動物はどうやって自分と同じ姿の仲間を見分けて間違いなく繁殖しているのでしょうか? 相手の姿が似ているかどうか?ではなく 行動パターンが自分の本能スイッチと合致するかどうかだと思う。 (行動に限らず、フェロモンなど分泌物) だから、種の分離が進んでおらず、生活圏もクロスしていれば可能性はある。 ただ、成体にまで成長できるかどうかという問題もある。 繁殖の頻度が一定程度あっても、成体にまで成長出来なければ、目に触れる機会も少ないだろうし。

Potatofish
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 野性動物は視覚だけでなく、それ以外のもので仲間を見分ける能力がちゃんと発達しているんですね。人間の物差しで図るのがそもそもおかしい話しでした… 海イグアナと陸イグアナのハーフだと水陸対応の最強のイグアナが誕生しそうですが、遺伝子的には弱いのでしょうか。 奥が深いというか難しいんですね~

  • gohtraw
  • ベストアンサー率54% (1630/2965)
回答No.1

イシダイとイシガキダイの雑種の話は聞いたことがあります。

Potatofish
質問者

お礼

イシダイとイシガキダイってかなり見た目が違うのに、、、自然交配なら随分うっかりものの両親ですね。 子はどんな風になるのか見てみたいです(^.^)

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