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これはマニュアル文化が作った悲劇ではないか
韓国船沈没事故に関し考えたこと。 船底の部屋など密閉された場所で危険を察知したなら、まずはその密閉された場所から抜け出すのが生き物の本能であり、自然界の掟のはずである。 人間も動物であるから当然そのように行動する本能を備えているのである。 ところが船長の指示だからという理由で、危険が迫っていることを知りつつ、その危険から逃れようとする生物の本能に逆らいただただその場にうずくまっていたのは何故か。 これは生き物の本能に従って行動することの正しさを忘れてしまったからではないのか。
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- 雪中庵(@psytex)
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生徒が携帯で録音した、事故後の船内の様子を 見ると、船内放送では「その場で動かないで」 とは言っているが、救命胴衣をつけろとは言っ ていない。 生徒が互いに「俺はつけるぞ」「俺も」という 具合に、自主的に救命胴衣をつけています。 ただ、大きく傾斜した船内を移動して上部甲板 に出るのは難しいし、もし何百人も傾いた階段に殺到したら、別の 悲劇が起きていた可能性があります。 マニュアルに縛られない例は、自ら足止めした 乗客を置き去りにして真っ先に逃げ出した船長 でしょう。 混乱しがちな緊急時にこそマニュアルは生きる のであり、今回の例は「マニュアル化の害」で はなく、不完全なマニュアルと不完全な実施の 害でしょう。
人間と同列に考えるから、そんな愚かな結論に至るのでしょう。こっちに媚びてこないよう、検疫強化しておけばいい。ローマ法王にすら見捨てられたクリーチャーなんだから。
船長以下乗組員は船体が横たわるまではないと思っていた しかし危険を冒し甲板上にでて確認していた 偶然にもそのわからない判断で助かってしまった ・・・のかもしれない 乗組員がお客と同じに避難できないのは我が国も同じかと。
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お礼
>混乱しがちな緊急時にこそマニュアルは生きる のであり、今回の例は「マニュアル化の害」で はなく、不完全なマニュアルと不完全な実施の 害でしょう。 そのマニュアルの中核をなすものは「緊急時には船長の指示に従いなさい」というものなんです。 そしてこれが最大の問題であり、この悲劇を作ったのです。 人間を含めあらゆる生き物が本来的に持つ緊急時の避難行動は生物学的本能なのであり、これに勝るマニュアルは存在しないのである。