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高校物理、単振動

教科書に、単振動について、変位をx加速度をaとした時、a=-ω^2xが成り立つ。 この式は単振動する物体の加速度は振動の中心に向いていて、その大きさは変位の大きさに比例する。と書かれているのですが、 なぜ振動の中心に向いているとわかるのでしょうか? 物体がx=負にあるとき、aの値は正、x=正ならば、aの値は負だからでしょうか? また、この加速度の単位はどうなるのでしょうか?

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  • spring135
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回答No.1

a=-ω^2x は質点の運動方程式から導かれるもので 質点の質量をm,ばね定数をkとすると 重力による平衡点から下向きに力Fを加えたとき変位xが下向きとなり, ばねから質点に働く力Fは上向きであることにより、上向きを正とすると F=ma=-kx   (1) a=(-k/m)x ω^2=k/mとおくと a=-ω^2x   (2) となります。 >なぜ振動の中心に向いているとわかるのでしょうか? 変位が下向きの時ばねからの力が上向き、変位が上向きの時ばねからの力が下向きとなるためです。 (2)でなく本の方程式(1)に戻って考えればわかります。作用する力と変位の方向が逆だからこそ振動が生じます。 >また、この加速度の単位はどうなるのでしょうか? F=mα のとき α=F/m=N(ニュートン)/kg=(kg*m/sec^2)/kg=m/sec^2 です。 また ばね定数kは単位としては単位長さの伸びに必要な力なので k=|F/x|=(kg*m/sec^2)/m=kg/sec^2 ω=√(k/m)=√/sec^2=1/sec です。

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