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過去、または現在、英語を教える立場の方へ質問です

人によるかもしれませんが、初めての英文を音読すると、意味を取る事が困難になる、 読んだはいいが、意味が分からなかった、 読むのに集中しすぎて、意味が分からなかった、 と言う現象が起こることはご存知ですか? 教える立場の方は英語上級者でしょうから、こんな気持ちは忘れてしまっていて、 もしくは、最初からそんな現象は無かったため、 もしかして、この気持ちを理解してもらえてないのかなぁ、と言う素朴な疑問です。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • boyinusa
  • ベストアンサー率58% (80/137)
回答No.2

過去に高校で教鞭をとっていて、現在は米国で英語教育を学んでいるものです。 "初めての英文を音読すると、意味を取る事が困難になる、 読んだはいいが、意味が分からなかった、 読むのに集中しすぎて、意味が分からなかった" これらはごく当たり前に起こる現象であり、私自身今でも起こります。 そもそも日本の英語教育では古くから The grammar-tlanslation methodと呼ばれる、いわゆる翻訳ベースの教授法が主流となっています。英文→日本語に置き換えて理解を深めるやり方です。しかし質問者様がおっしゃる通り初見の英文を瞬時に翻訳し、日本語に置き換える作業はそれ相応の訓練が必要となります。もしこのような事を要求してくる教師がいるのなら、それ相応の知識、事前の予習復習を生徒に期待しているのでしょうね。しかしすべての教師がそのように考えているわけではないと思います。正確な文法理解、語彙を生徒に求めるのではなく、あくまでその事を考える作業を大切にされている方もいます。その際に後から丁寧な解説を加えることが条件となりますね。 私自身は初見の英文を読ませる作業に意味的解釈は求めません。あくまで発声、発音の確認に焦点を当てたものです。ですから最初から文章を音読させるのではなく教師をリピートさせ、音の発声を練習させます。日本の英語教育では無視されがちですが、まず英語を生産させることが大切です。その後、その英文がどのような状況で、どのような感情をもっているのかを考え、文章の理解を深めていきます。さらにジェスチャーを加えることによって効果が高まります。 質問内容に話を戻しますと、このように英文の意味をすぐに求めることは、教師が生徒に対しての期待しているケースではないでしょうか。この文法は以前習ったはずだ、この語彙は事前に予習してあるはずだ、など教師が生徒の理解にどれだけ期待しているのかでこの教授法の趣旨が変わってきます。そもそも期待していないのなら正確な意味解釈は求めないと思います。 いずれにせよ生徒の能力を把握し、適当な教授法を用いることが教師に求められていることです。

noname#205789
質問者

お礼

発声、発音の確認に焦点を当てる音読でも十分なんですね。 上級者でも理解していると分かり安心しました。 ご回答ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • miknnik
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回答No.1

勿論理解できます。大学で一年ずつドイツ語とスペイン語を学んだので、ラボで特にスペイン語を読もうとしても録音されている例のペースに追いつかず焦りました。これは英語だけでなく、外国語を学ぶ人達は誰でも経験しますし、子供が読み書きを習う場合も同じです。こちらアメリカでは、readingがあまり得意でなく、人の前で読むとあがってしまう子供にサービス犬をつけ、学校の図書館等の静かな場所の片隅でビーンバッグ等に座って楽な姿勢で犬に音読をする、というシステムもあります。これはかなり効果があるそうです。 ただいくら読みに集中して意味が分からない、という事があっても音読が大切な理由としては、語学学習において、「読む、書く、聴く、話す」は「1+1+1+1=4」ではなく、全てをカバーする事によって総合値が5、6またはそれ以上になれる可能性があるからです。もうご存知だとは思いますが、「読む、書く」と「聴く、話す」がペアになりますが、この二つのカテゴリー間でも、書く、文法を学ぶ事により文章の構造が明らかになり会話の勉強, reinforcement にもなりますし、読む事により耳で聞きかじっていた表現の確認、または誤りに気付く事もできます。まだ言語学習中の場合、特に初心者は会話もおぼつかなく、英語を話している日本人でもよく「あ~、え~、え~っと」とか言っています。音読をする事により、そのターゲット言語の自然な流れ、スピード、息継ぎ等のタイミングが体得できるからです。ラボやご自宅で録音された内容を聞きながら音読する時には、発音、イントネーションにも気をつけて学べるので、どの様な形にしても生の言語に触れる事が大切ですね。 言語学習はマスターする、という事はありません。言語は生きているので日に日に変わりますので、母国語として話す人間でも100%把握している人はいません。御自分の日本語を考えていただければ分かると思います。言葉は気長に楽しみながら覚えるのが一番効果的だと思います。ですから音読の際にあまり固くならずに勉強を続けてください。 余談ですが、わたしはドイツ語、スペイン語はほとんど忘れましたが、学生時代の日記を読み返してみると、por lo fin (at last), とか、nach dem frühstüch (after breakfast) など勉強中のフレーズが混じっています。読むにしろ、書くにしろ、グループ単位で覚えると楽な場合もありますね。

noname#205789
質問者

お礼

誰もが通ってきた道なんですね。 音読は大切なのですね。 ご回答ありがとうございました。

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