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人称代名詞にはなぜ補格がないのですか?
僕は英語学習初心者です。ところで人称代名詞は主格、所有格、目的格とあって、I, my, me, などと変化していきますが、何で補格というものはないのですか?「それは私です」と言うとき、It's I.と It's me.のどちらなんですか?
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SVC の場合、S = C なので主格補語 SVOC の場合、O = C なので目的格補語 といいます。 これは呼び名だけでなく、実際、その格を使うということです。 とにかく、補語の格というのでなく、主格か目的格か。 これはラテン語とか、今でもドイツ語では厳格です。 I made the woman happy. の woman は目的格 The woman was made happy. の woman は主格 ドイツ語では名詞に主格と目的格の別があり、形が変わります。 私は大学のときにこのドイツ語を習って、格というものがようやく理解できた気がしました。 英語ではこういう格変化がとぼしくなり、 人称代名詞 I/me, he/him, she/her, we/us, they/them と 一部 who/whom に残るくらいです。 とにかく、名詞の主格・目的格の区別がなくなり、 補語というのは大半が名詞であることから、英語の中で補語の格という考えが 希薄になりました。 文法的には It is I. が正しいのですが、 動詞の後は目的格という感覚や、発音上、他にもさまざまな要因から ある程度かたい英語でも It's me. が一般的になっています。 もともと、名詞にも格がある。 日本語では「が」「を」という格助詞で区別するように、 本来、単語の形で主語か目的語か決まる。 それが主格・目的格であり、人称代名詞だけでなく、本来、名詞にもそういう格があった。 日本語では「が(は)」が主語、という感覚がどうしてもあるのでやっかいです。 だから、I は「私は」、me は「私を」、じゃあ「私」はなんていうの? という疑問が出てきて、永遠に解けないわけです。 とはいえ、日本語だって 自民、民主圧倒 なんて使います。 英語で、単なる名詞は単語を表すだけでなく、 主格にも目的格にもなる、ということ。
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- wind-sky-wind
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もちろん,形が変わるというのはドイツ語の場合の話です。 ドイツ語では名詞の主格・目的格の形が違う。 英語も以前はそうでした。 現代英語では呼び名が変わるだけです。
- wind-sky-wind
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>I made the woman happy. の woman は目的格 The woman was made happy. の woman は主格 すみません、言いたいことは違いました。 これは当たり前。 They made him (the) captain. の captain は目的格。 He was made (the) captain. の captain は主格。 同じ補語で、captain という名詞なのに 形が変わるのです。 能動態のは SVOC で目的格補語。 受動態は SVC 的に主格補語。 で補語の名詞の形が変わるのです。
お礼
回答ありがとうございました。captainという名詞の形が変わるのではなく、主格補語、目的格補語という風に呼び名が変わるのでは?
お礼
回答ありがとうございました。ご意見は参考になりました。