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再帰代名詞
「myself や your self」のmy,yourは、所有格なのに、「herself や himself」のher,himは目的格なのは、どうしてでしょうか。 と言う質問をしたかったのですが、以前同じような質問をされている方が居たので、その回答を読んでみたところ、 『myself, ourselves, yoursef は、「所有格+self」ではないのです。音韻変化で、現在の英語の所有格と同じ形になってしまったので、本来、my-self は、me self で、所有格 my は、mi だったのです。これらの一見「所有格」に見える my, our, your は、古い英語で、「与格」という格だったのです。』 ということでした。 ということは、もうこの活用(というか、himselfはmyself, yourselfにつられてhisselfとしないということ)は覚えるしかないと言うことでよいのでしょうか。
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>『myself, ourselves, yoursef は、「所有格+self」ではないのです。音韻変化で、現在の英語の所有格と同じ形になってしまったので、本来、my-self は、me self で、所有格 my は、mi だったのです。これらの一見「所有格」に見える my, our, your は、古い英語で、「与格」という格だったのです。』 は、歴史的な変遷の経過を述べただけです。どういう意識が、そういう変化を作り出したのかと言う点については、述べていないのです。 言葉は、単に約束事であり、暗記の大規模な集積であるのだ、と言う見方もありますが、それだけではないと感じます。 日常的に、人々が繰り返し使う表現や一定の形式は、やはり、それなりにそれを支える感覚と言うか、意味合いが、人々によって意識されているのだと思います。 さて、myself, yourselfとなるのに、hisself とならずに、himself となるのは、と言う疑問ですが、自分は、人称間の心理的距離感のようなものが働いたからだと感じています。 再帰代名詞は、文章の中の、前方で、「私」、「貴方」、「彼、彼女」のように、一度、対象が示されていて、再度、その対象であることを示す働きがあります。つまり、「再度」と言うことが、再帰代名詞のもっとも特徴的な部分です。 そのため、***self のとき、***の部分は、selfよりも強調されないのが普通です。 meself とかyouself では、あまりにmeやyouが強すぎてしまい、self の意味との競合が起こるとの感覚だと感じます。 つまり、所有格は独立した名詞(句)を作りませんが、目的格はそれだけで独立した名詞として働くので、me,you の部分が強調されてしまい、selfの部分が、強調されなくなると言うことです。 逆から言えば、一人称と二人称については、自分自身と相手ですから、話者と非常に近い感覚があるわけです。ですから、「私が持っている私自身」とか「貴方が持っているあなた自身」のような意味合いで、「だれだれの」と言う所有格が好まれた。 しかし、三人称は、一応、その場に居ない人について言うわけですから、「彼の」とか「彼らの」と言っても、「私の」とか「あなたの」ほどは、はっきりしないわけです。 つまり、hisself とか、theirself では、この単語全体として、あまりにインパクトがないと感じられ、もう少し強調した言い方として目的格+self と言う形が好まれた。 上で述べたことは、あくまで、学会とかで認めらている通説とかではなく、自分がそう感じるということですから、ご質問者の方が、自分で、よくご判断ください。
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- easylife
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sasasann33さん、こんにちは。 >ということは、もう……は覚えるしかないと言うことでよいのでしょうか。 おっしゃるとおり、覚えるしかないです。 もしも、sasasann33さんの英語学習における目的が、読み、書き、会話の能力を向上させることであるならば…。 基本的に、英語に限らず外国語の学習では、(文法的な)理由などを考えてもあまり意味のないことがとても多いです。 将来、言語学者にでもなられない限り、理論はほとんど無用といえるでしょう。 知らないと困る知識といえばせいぜい、主語+動詞(+目的語など)といった単語の並びくらいかもしれませんが、これですら、絶対的な規則とはいえません。 お断りしておくと、私は決して、文法の知識が無駄とは思いません。 学校では文法をかなり丁寧に学び、その知識はきっと、今後とも非常に役に立つものばかりだと思います(何百年も前の英語についてはあまり学習しないと思いますが。)。 でも、あまりそれにとらわれていると、能力の向上という点において、なかなかよい結果が出ないようです。 いろいろな国の人と会話してみればお分かりになると思いますが、日本人のように文法のことを大変に気にする外国人は、母国語が英語でなくてもあまりいません。 また、英語の表現の中には、学校的な英語の枠には当てはめられないものが多数存在しています。 だから、学習の仕方としては、とにかくそのまま覚えることです。 この覚える内容には、単語だけではなく、句や文のような長い表現も含まれます。 こうして覚えているうちに、文法的なこともだんだん分かってくるともいえます。 もっとも、英語のできる人であっても、質問文にある「与格」云々の歴史については、知っている人はあまりいないと思いますが…。 もちろん私も知らなかったです。 覚えるときは、口に出して読みながら覚えるのが効率的です。 これは会話の訓練になるだけでなく、記憶しやすさを考えても良いです。 発音し、その音を聞きながらのほうが覚えやすいように人間の体はできているようです。 なぜか、スペリングなどもミスしづらくなる気がします。 ご参考になりましたでしょうか? dont hesitate, believe 'yourself'!
お礼
Thanks a lot!!
お礼
ありがとうございました。 「人称間の心理的距離感のようなもの」。なるほど、と思いました。