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人称代名詞の所有格とは何か?
- 英文において、人称代名詞の所有格が必要な理由について解説します。
- また、手紙を送った相手に感謝の気持ちを表す表現についても説明します。
- 要約文3
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"I have to do the homework."でもいいですよ。所有格はそのままtheにも置き換えられますので。 その名詞をどう意識するかだけの違いです。 その名詞をより具体的に特定する為に、所有格を使ったりします。"the"は話し手・聞き手の間で既に特定されているものを指すことが多いので、いまいちそのものが特定されていない話(初めてする話とか)なんかだと"my homework"とした方が説明になります。例えば、貰った手紙について手紙の初めて話をする時に、それはある意味では「もらった手紙」と特定されていますから"Thanks for the letter."でも間違いではないのですが、少しどの手紙のことなのか聞き手はわかりにくいです。そこで"your letter"とすると、「あの時の私の手紙のことだ」とよりわかり易い(特定した説明になる)、それだけ。 例えば、"I've got your letter."「手紙受け取ったよ」というような会話があり、そのしばらく後で「あの手紙ありがとう」と言うなら、それはお互いの認識として充分特定されているので"Thanks for the letter."でもいいです。 日本語的な感覚で考えると日本語には冠詞がありませんから、所有格の存在意義がわかりにくいのかもしれませんが、英語では冠詞・無冠詞を常に考えて使い分けるので、所有格もその流れの1つだと考えていいと思います。つまり、定冠詞・不定冠詞・無冠詞・・・よりも所有格を置く方がよりふさわしい時に、所有格を使う感じではないでしょうか。 英語問題の例文などでは前後の流れがありませんから、初めてする話のように"your letter"とするのが自然ということもあるかもしれません。
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- cherry77_
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代名詞の所有格の問題というより、文化・慣習の問題ですね。 英語では、というより英語の文化圏では、主語の省略はほぼあり得ないとか、単数複数については常に意識するというような点で、日本語または日本語の文化圏と異なります。 例: 日本語:切符をお持ちですか?(普通あなたはなどと言わない。) 英語:Do you have the ticket? (この you は普通は省略不可。ticket が一枚なのか複数なのか常に意識される。また一般的な ticket なのか特定のticket なのかで定冠詞か不定冠詞かも常に意識される。) 逆もあって、日本の文化圏では年の上下をほぼ常に意識するが英語ではあまり気にかけない。 例: 日本語:兄と弟はあるが、年が上か下かわからないまま表す単語はない。 英語: brother は兄か弟のどちらか。このごだけでは上か下かわからない。 上に縣、文化的な違いのうち、最初の部分、つまり、「わかるからいいでしょう」というような省略をあまりしないというのが、「誰の」にあたる代名詞を普通は使うということの背景です。 「mother や father,sister,brotherなどを使うときにはそれらの単語の前に myなどの人称代名詞の所有格を入れますよね?」・・・・従ってこれは、「普通は」を入れると正しい文章になります。 所有格の代名詞をつけないのが普通のケースもたくさんあります。子供が母親に呼びかけるときには、My motherとはいわず、Mother と呼びかけます。Do you have a sister? が普通であって、Do you have your sister? とは普通は言いません。この後の例が使われるのは、旦那には妹がいてというような話の後で、奥さんには義理のではなく、自分自身の姉か妹がいますかというようなときで、 your がもっとはっきりした意味を持ってしまいます。 「I have to do my homework.ではなくI have to do the homework.などではダメなのですか?」・・・これについても絶対的にダメなんていうことはなく、「普通はそうは言わないよ。」というレベルです。同じ部分を使っても、I have to do the homework I got from Mrs. White. というような文章で、homework を修飾する他の部分があるような場合は、my はつけず、the になるのが普通です。 いろいろと書きましたが、結論は、「文化的、慣習的につけるのが普通だから」ということです。違う文化・慣習を前提として、なぜつけなければならないかを検討しても理解はできません。 尤も、「文法的に間違いになるからつけなければいけません。」という形でこれを「教育」したら、それも大きな間違いだと思います。
お礼
文化、慣習的につけるのが普通。なのですね。 よくわかりました。 回答ありがとうございました!
- love_pet2
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フランス語だと定冠詞で済ますことも、英語だと人称代名詞の所有格を用いることが多いですね。慣用としか言いようがないと思いますが。
お礼
リンクを貼っていただいてありがとうございます。 参考にさせていただきます! 回答ありがとうございました!
- wind-sky-wind
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ひとつにはもちろん,誰のかを明確にするためです。 日本語ではただ,「父は~」だけど英語では my father とする。 (呼びかけ,固有名詞的な大文字 Dad, Daddy もありますが) 日本語では「お手紙ありがとう」だけど,英語では「あなたがくれた」と明確にする。 あと,英語の my ~のような所有格は単に誰のかを表すだけでなく,the 的な限定の意味も含まれます。 a your letter the your letter どちらも誤りで your letter というのは当然ご存じでしょうが, この your letter は the の限定が含まれています。 my father だと,ただ「私の」だけでなく,唯一の父と普通になりますが, my friend というと,(もともと友達が一人しかいないか) 特定の友人を意識しています。 my homework というのもただ「自分の」というだけでなく, その日の宿題と限定されます。 英語では宿題は homework 以外に assignment という単語がありますが, 「割り当て」という意味で,各自にそれぞれの日に割り当てられるもの。 学校では常に do my homework とするのが無難ですが, do the homework が誤りではありません。 さっき言ってた「その」と特定することが優先される場合など。
お礼
限定の意味も…なるほど、わかりました。 回答ありがとございました!
お礼
日本語にはない感覚で難しいですね…。 でも解説していただいて、以前より理解することができたと思います。 回答ありがとうございました!