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変分法の問題について
変分法の問題が分かりません。どなたか教えてください。 汎関数∫x_1~x_2F(x,y,y')dxの極値を与えるy(x)を求める。 (1)任意の微分可能な関数η(x)に対して、Y(x)=y(x)+kη(x)とおく。実数kが微小であるとき、(|k|<<1)、δI=I(Y)-I(y)をkについて展開し、一次の項まで示せ。 (2)I(y)の積分範囲両端において、y(x_1)=y_1, y(x_2)=y_2が満たされるとする。(1)の結果を用いて、I(y)の極値を与える条件をF, x,y,y 'の式で表せ。 (3)(2)の積分範囲の端点のうち、y(x_1)=y_1のみが与えられているとき、I(y)の極値を与える条件を求めよ。 (4)F(x,y,y')=(y ')^2+y^2, x_1=0, x_2=1, y(x_1)=1のとき、I(y)の極値を与える関数y(x)を求めよ。
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(1)「マクローリン近似せよ」と書いたでしょう? Y(x) = y(x) + kh(x) と置くと、 y, h を固定したとき F(x,Y,Y') は k の関数であって、 その一次近似は、平均値定理と合成関数の微分を使って F(x,y+kh,y'+kh') = F(x,y,y') + {∇F(x,y,y')・(0,h,h')}k + O(k^2). ←[*] ただし、「・」は内積を表す。 [*] を x∈[x1,x2] で積分すると、 I(Y) = I(y) + k ∫[x1,x2]{∇F(x,y,y')・(0,h,h')}dx + O(k^2). これが、I(Y) の k に関する一次近似になっている。 あるいは、 I(Y) - I(y) ≒ k ∫[x1,x2]{∇F(x,y,y')・(0,h,h')}dx. (2) さて、次。 その「極値」というのが、汎関数としての極値 すなわち、Y が y の近傍にあるときの I(Y) の最大or最小 という意味であれば… 極値の必要条件として、まず Y = y が臨界点であるために、 任意の関数 h に対して ∫[x1,x2]{∇F(x,y,y')・(0,h,h')}dx = 0 であることが必要(かつ十分)。 さて、この条件をどうしようか…
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- alice_44
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一問づつ行こうか… (1) まず、I(y) って何? それを書こう。 I(y) が私の想像どおりのものであれば、 この小問は要するに I(Y) を k について マクローリン近似せよってことなんだけど、 できる? できたら、補足に書いてね。
補足
回答ありがとうございます。I(y)=∫x_1~x_2F(x,y,y')dxとして、 δI=I(Y)-I(y) =∫x_1~x_2F(x,y(x)+kη(x),(y(x)+kη(x))')dx -∫x_1~x_2F(x,y,y')dx このあとはどうすればよいのでしょうか。
お礼
ありがとうございました。うまくいきました。