ノヴァーリスの言葉の出典を教えてください。

質問

以下のノヴァーリスの言葉がどの著作に書かれているか教えてください。よろしくお願いします。
「病は人間にとってもっとも大切な問題であり、おそらく我々の思考や行動にもっとも興味ある刺激や栄養となるものであるが、その利用方法を我々は知らない」

回答No.2

amaguappa

そうですか。
みすず書房の著作集の第二集に、「創造の病という概念」という章があり、そこでこのノヴァーリスの一節が読めるはずです。
もしも中井久夫さんの訳注がついていれば原典を確認できるでしょうね。どうだったかなあ。。。実家にあるので今すぐはわかりませんが。
http://www.msz.co.jp/book/detail/04122.html

お礼

いろいろとご親切にありがとうございます。とりあえずはノヴァーリスの本を注文して、あの言葉を探してみます。

回答No.1

amaguappa

エランベルジェを読書中なのですか？　
字面通りにノヴァーリスが書いているものかどうか甚だ疑問ですが、このロマン派作家の霊感に触れたエランベルジェは、些細な一節から見事に重要な仕事、創造する病に繋げました。60年代70年代、前世紀の印象批評を脱却した批評は、コードを追求してより社会現象へと主題を引き寄せますが、精神療法理論も同じです。ロマン派の一節を引き合いに出すというのはよくあるやりくちです。糸屑から大風呂敷を広げるがごとくです。
いずれにしても質問者さんはノヴァーリスを読んでみたいなと思われたのでしょうか、引用元がみつかるといいですね。

お礼

amaguappaさん、ご回答をありがとうございました。
「創造する病」というところ、気になります。機会を作ってエランベルジェも手に取ってみたいと思います。
引き続き「病は人間にとって…」も探してみます。