- ベストアンサー
お醤油などの「濃口」
お醤油などの「薄口」(うすくち)の対義語の「濃口」を「こくち」と言ったら間違いですか? 外国人から「なぜ『こくち』と言わずに『こいくち』というのか」と聞かれたら、どう答えますか?
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
語幹一音節の形容詞は特別です。 「つよい」→「つよそうだ」に対して 「よい」→「よさそうだ」 (「よそうだ」とは言わない) 「ない」→「なさそうだ」 (「なそうだ」とは言わない) 近年「よさげ」という言葉を耳にしますが、 「心地よげに」は通用するのに単独の「よげな○○」は方言以外では使われませんね。 「あか」→「あかい」に対して 「き」→「きいろい」 (「きい」とは言わない) それで「こい」に対して「こいい」「こゆい」の言い方が生まれたのでしょう。
その他の回答 (4)
- kamobedanjoh
- ベストアンサー率27% (1021/3686)
醤油の色の濃淡を表し,口当たりにも関係します。 薄口醤油は色が薄く,塩分は多いが口当たりは淡泊。 濃い口醤油は,キャルメラ(砂糖を黒くなるまで焼き固めた物,甘味は失われる)を加えて,口当たりをまろやかにした物。塩分は少なめなので刺身に良く合います。 近頃のメーカー製は,濃い口とは言っても色ばかりで,口当たりも塩分量も薄口並みのものが大手を振って罷り通っています。 濃い口醤油は,地元醸造に限ります。
お礼
ありがとうございます。
- TANUHACHI
- ベストアンサー率31% (791/2549)
こんにちは。「薄口」の「薄」は形容詞の「薄い」であり、見た目の色が薄いとの意味です。実際に関西の「白醤油」は見た目が白くとも塩分は高めです。 逆に「濃口」(正しくは「濃い口」と表記します)は「見た目の色が濃い」との意味ですから、こちらも形容詞となります。 色の濃淡を表していますから、薄いに対して濃いとなります。
お礼
ありがとうございます。
- lions-123
- ベストアンサー率41% (4360/10497)
>お醤油などの「濃口」 お醤油などの「薄口」(うすくち)の対義語の「濃口」を「こくち」と言ったら間違いですか? 外国人から「なぜ『こくち』と言わずに『こいくち』というのか」と聞かれたら、どう答えますか? ↓ ◇濃口という広く流通、認知、定着した固有名詞や形容詞を変える必要はありませんし、あえて他の読みを使用すると誤認や誤解の原因にも繋がりますから。 ◇「こくち」と聞くと→前後の文脈や現物が有ればわかるが、通常の会話では「小口」「告知」を連想する方が多い。 ◇濃いと薄いの対義語であるのと、口(うち)は種類を表す言葉であり、熟語や固有名詞としての分類で濃口/ 薄口や濃い味/うす味と区分使用されている。
お礼
ありがとうございます。 >◇「こくち」と聞くと→前後の文脈や現物が有ればわかるが、通常の会話では「小口」「告知」を連想する方が多い。 「小口」は「こぐち」ですよ。「こくち」→「小口」と結びつけるのは、いかにもこじつけでは…。 >◇濃いと薄いの対義語であるのと、口(うち)は種類を表す言葉であり、熟語や固有名詞としての分類で濃口/ >薄口や濃い味/うす味と区分使用されている。 論理がよくわからないのですが。「濃いと薄いが対義語である」ならば、「『うすくち』←→『こくち』 」と導かれるのではないか、と思って質問した次第です。
- windwald
- ベストアンサー率29% (610/2083)
もともと、「濃い」ではなく、「濃いい」「濃ゆい」。 ATOK中四国・九州では後者できちんと変換できます。 方言蝸牛論からすれば、四国~九州で主に使われる「濃ゆい」、 近畿~中国・四国地方の「濃いい」、そして関東ローカルの「濃い」の順に変化してきたのではないでしょうか。 しかも関東中心と言うことで「濃い」という言葉は非常に新しい言葉だと言えますね。 (ふつうは京阪神を中心に広がる。なぜって京都が首都ですから。) 本題、うすいくちが「うすくち」なら、こいいくちは「こいくち」となりますね。
お礼
ありがとうございます。 >ATOK中四国・九州では後者できちんと変換できます。 … >(ふつうは京阪神を中心に広がる。なぜって京都が首都ですから。) 標準語の話をしているのですが…。MS-IME2010では、「こゆい」では変換できません。 >本題、うすいくちが「うすくち」なら、こいいくちは「こいくち」となりますね。 だいたい、「うすいくち」なんて言いますか? 「…くち」は、形容詞の語幹につけるのではないでしょうか。
お礼
ありがとうございます。納得しました。 本筋からは離れますが、「あかい」は形容詞ですが、「きいろ」は名詞であり、「きいろい」は文法上は間違いだと思います。「幸福(しあわせ)の黄色いハンカチ」という大ヒットした映画があるのは損じていますが。