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扶養を抜けるかどうか?
46歳の主婦です。結婚してから、ずっと主人の扶養に入っていました。ここ数年は130万円以内で抑えていたのですが、収まりきらなくなりそうな場合、無理してでも130万円以内に抑えた方がいいのか、いっそのこと、抜けてしまった方がいいのか、悩んでいます。年齢も年齢なので、迷っています。御指南、宜しくお願いします。
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扶養には税金上の扶養(正確には「控除対象配偶者」)と健康保険の扶養とがあり別物です。 税金上の扶養は1月から12月までの収入が103万円以下であることが必要で、健康保険の扶養は、通常、向こう1年間に換算して130万円未満の収入(月収108333円以下)なら扶養になれます。 また、103万円を超えても141万円未満であれば、ご主人が「配偶者控除(38万円)」を受けられなくなっても、控除額は減りますが「配偶者特別控除(38万円~3万円、貴方の年収が増えると控除額は減ります)」を受けることができます。 103万円を超えると確かに貴方やご主人の税金は増えますが、働いた以上にかかることはありません。 貴方が働いたなりに世帯の手取り収入は増えます。 ただ、通常、130万円以上だと健康保険の扶養をはずれ、その保険料や年金の保険料を払わなくてはいけなくなり、その額が大きいため140万円や150万円の年収では130万円ぎりぎりで働いたより世帯の手取り収入が減ってしまう、もしくは変わらないということになるのです。 なので、おおむね160万円以上で働けば手取り収入は増えるし、厚生年金に加入なら将来もらえる年金の額も増えるので(今後、年金の仕組みがどうなっていくのかわからないということはありますが)、働けるのならそうしたほうがいいでしょう。 それか、130万円ぎりぎりで健康保険の扶養からはずれないように働けばいいでしょう ただ、貴方のご主人の会社で「家族手当、扶養手当」が支給されている場合、103万円もしくは130万円を超えると支給されなくなるということがあります。 これは、会社の規定なのでご主人の会社に聞かないとわかりません。 もし、130万円を越えると支給されないなら、160万円にその額分を足した以上に稼がないと損ですね。
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長いですがよろしければご覧ください。 >…収まりきらなくなりそうな場合、無理してでも130万円以内に抑えた方がいいのか、いっそのこと、抜けてしまった方がいいのか… あまり難しく考える必要はありません。 基本的に、収入が増えれば「税金」も「社会保険料」も増えるのが「当たり前」なので、「無理して抑える」というのは、本来は、「本末転倒」です。 たとえば、「税金を払いたくないから脱税する」という人はいても「税金を払いたくないから無理に収入(売上)を減らす」という人はいません。 保険に関しても、「保険料を減らす」ということは「受け取れる保険金が減る」ということですから、「万一のことはどうでもよいので保険は一切入らない」という人はあまりいません。 前置きが長くなりましたが、ざっくり言えば、以下の点を考慮して決めることになります。 ・勤務先で「厚生年金(&健康保険)」に加入できないのであれば、「払った保険料」はあまり意味がありません。 ・勤務先で「厚生年金(&健康保険)」に加入【できる】のであれば、必ずしも損とは言えません。 ※「税金」については「収入の増加に見合う金額」しか増えませんので、特に気にする必要はありません。 以下、詳細です。 --- 3kidsmamさんは、現在、「健康保険」と「国民年金」の保険料負担がありませんよね?(つまり、「保険料0円」) 3kidsmamさんが、収入オーバーなどにより、「健康保険の被扶養者」の資格を失うと、健康保険は「市町村が運営する国民健康保険(市町村国保)」、「国民年金」は「3号」から「1号」になります。 つまり、「保険料0円」から「保険料が自己負担」になるわけですが、「保険料に見合う補償」があれば「損」とは言えません。 しかし、「被扶養者&国民年金3号」から「国保&国民年金1号」に変わっても、一般的には「補償内容」が同じなので、保険料を払ってもあまり意味がありません。 『~年金が「2階建て」といわれる理由~』 http://nenkin.news-site.net/kiso/kiso03.html 『第1号被保険者』(と関連リンク) http://www.nenkin.go.jp/n/www/yougo/detail.jsp?id=152 --- これが、勤務先で「厚生年金&健康保険」に加入【できる】場合は、「将来の補償」と「万一の補償」が増えるため、「保険料を払う意味がある」ということになります。 『国民年金と厚生年金の比較(違い)』 http://www.kokumin-nenkin.com/knowledge/kouseinenkin-hikaku.html 『なぜ障害年金の請求漏れやもらい損ねが起きるのか?』 http://www.fujisawa-office.com/shogai1.html 『傷病手当金とは』 http://www.onyx.dti.ne.jp/~kinotaka/jouhou/syoute.html 『保険給付の種類―国民健康保険の3種類の給付』 http://kokuho.k-solution.info/2009/02/post_25.html --- それぞれの「保険料」についても、「国保&国民年金1号」よりも「健康保険&厚生年金」の方が負担が軽い場合が多いです。 ・市町村国保の保険料…「前年の所得(など)」によって決まりますが、市町村によって【大きく】違います。(市町村で試算してもらえます。) ・国民年金1号の保険料…定額(約1万5千円/月) 『国民年金保険料』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=3763 ・健康保険の保険料…給与などから算定した「標準報酬月額」に応じて決定 ・厚生年金の保険料…給与などから算定した「標準報酬月額」に応じて決定 『標準報酬月額』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/yougo/detail.jsp?id=176 『保険料額表(平成24年9月分~)(厚生年金保険と協会けんぽ管掌の健康保険)』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=1982 『社会保険料(等)計算ツール』 http://www.soumunomori.com/tool/ ※健康保険は、「協会けんぽ」以外の「健康保険」の方が安い場合が多いです。 『あなたも入るかもしれない?協会けんぽって何』 http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20081001/1019299/ 以上のように、「増える保険料はいくらか?」「補償はどう変わるのか?」を比較してみてください。 ******* (参考情報) 『所得税・住民税簡易計算機』 http://www.zeikin5.com/calc/ ※「収入が【給与のみ】」の場合の目安です。 ※負担した「社会保険料」は「社会保険料控除」の対象になります。 『社会保険』 http://kotobank.jp/word/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E4%BF%9D%E9%99%BA?dic=daijisen 『No.1130 社会保険料控除』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1130.htm 『住民税とは?住民税の基本を知ろう』 http://allabout.co.jp/gm/gc/14737/ ※不明な点はお知らせください。 ※間違いのないよう努めていますが、最終判断は【必ず】各窓口に確認の上お願い致します
お礼
詳しく説明していただき、ありがとうございます。きちんと検討したいと思います。
- seble
- ベストアンサー率27% (4041/14683)
130~約150万ぐらいが一番損な価格帯です。 130未満に抑えるか、150を大きく超えて沢山稼ぐかいずれかです。
- mukaiyama
- ベストアンサー率47% (10402/21783)
>ずっと主人の扶養に入っていました… 何の扶養の話ですか。 1. 税法 2. 社保 3. 給与 (家族手当) それぞれ別物で認定要件は異なり、相互に連動するものではありません。 まあ、税金のカテなので 1.税法の話かとは思いますが、税法上、夫婦間に「扶養」はありません。 扶養控除は、親子や祖父母、孫などに適用されるものです。 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1180.htm 夫婦間は、「配偶者控除」または「配偶者特別控除」です。 しかも、配偶者控除や扶養控除などは、1年間の所得額が確定した後に決まるものであり、年の初めや途中に出たり入ったりするものではありません。 夫が会社員等なら今年の年末調整で、夫が自営業等なら来年の確定申告で、それぞれ今年分の判断をするということです。 「配偶者控除」は、配偶者の「所得」が 38 (給与収入のみなら 103) 万円以下であることが条件です。 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1191.htm 38万円を超え 76 (同 141) 万円未満なら「配偶者特別控除」です。 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1195.htm >無理してでも130万円以内に抑えた方がいいのか… そもそも税金とは、多く稼げば多く稼いだ中から少し徴収されるだけで稼いだ額以上に取られて逆ざやになることはありません。 少々の税金を払い惜しんで収入をセーブするのは、愚の骨頂というものです。 世の中には 300万、500万とバリバリ稼いでいるキャリアウーマンは大勢いますよ。 払うものは払って、それ以上に稼げば良いのです。 税金について詳しくは、国税庁の『タックスアンサー』をどうぞ。 http://www.nta.go.jp/taxanswer/index2.htm
お礼
とてもわかりやすく説明していただき、ありがとうございます。