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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:経済学の正常、劣等財に関してです。)

経済学の正常財と劣等財について課税の影響を考える

このQ&Aのポイント
  • 経済学において、正常財と劣等財に課税をする場合の影響を考えます。
  • 正常財に課税すると、所得と代替効果が共にマイナスの効果となります。
  • 劣等財に課税すると、所得効果はプラスになりますが、代替効果はマイナスとなります。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.2

>1、代替効果がマイナスというのは課税による価格の上昇により正常財に対して代替の魅力が薄れるからマイナス。 あなたは何か誤解をしているように見えます。ここでは劣等財への課税の効果の話をしているのだと思いますが、劣等財の代替効果がマイナスということは、別に正常財と比較して代替効果がマイナスといっているわけではない。正常財にしろ、劣等財にしろ、価格上昇(価格上昇の原因は課税であろうと、ほかの要因であろうとかまいません)の代替効果はマイナスです。この点はもう一度ミクロの消費者選択理論を復習してください。私のNO1の回答で 「いまある財の価格が上昇したとすると、その財への需要量は減少するだろうか?価格が上昇すると、他財にくらべて当該財の価格が相対的に上昇するので、消費者は効用を最大化するためには当該財の消費を減らし、他財の消費を増やそうとする行動をとる。この当該財への効果を代替効果といい、正常財であれ、劣等財であれ、マイナス(価格が上昇すれば、その消費は減少するという意味でマイナス)です」 と書きましたが、この文章の意味は理解できるのでしょうか?ある劣等財の課税によってその劣等財の価格が上昇したとき、他財(ほかの正常財、劣等財)にくらべて価格が相対的に上昇するでしょう。この劣等財の相対価格の上昇が(この劣等財への)需要へ与える純効果を「代替効果」というのです。 あなたの「正常財に対して代替の魅力が薄れるからマイナス(?)」とは何でしょうか?「他の財(正常財、劣等財)にくらべて価格が高くなるので、予算制約のもとで効用最大化するという立場からすると魅力が薄れるので当該劣等財に対する需要は減少する」というなら分かりますが。。。。。 >2、所得効果がプラスというのは、これは正常財への課税と比較した場合にそれでも課税した正常財より価格が安いから所得効果がプラスという意味なのでしょうか。それとも正常・劣等両財への課税で正常財の価格が高くなり、課税されても劣等財の価格の方が正常財に比べて相対的に安いので需要が増えるので所得効果が生じるという意味なのでしょうか。 ここでもあなたは「正常財への課税と比較した場合」と正常財と比較している!ここで述べられている[劣等財の価格上昇の]所得効果がプラスということは、正常財と比較して言っているわけではありません。回答NO1で所得効果について 「当該財の価格上昇によってこの消費者の名目所得は同じでも、実質所得が減少し、それがその財への需要に影響を与えているからです。 ・実質所得が減ると、その財への需要はどうなるか?正常財と劣等財では所得の及ぼす影響は上で書いたように異なります。正常財への需要は減少する(マイナスの所得効果)のに対し、劣等財への需要は増加する(プラスの所得効果)のです。」 と書きましたが、どうも所得効果という概念が正確に理解されていないようです。どのような財でも(正常財でも、劣等財でも)、その財の価格が上昇すると、その価格上昇の当該財の需要に与える効果は「代替効果」と「所得効果」に分解できるというのが消費者選択理論の「スルツキーの分解」が教えるところです。もう一度、ミクロ経済学のこの部分を復習してください!そこで議論されているように、価格上昇の、正常財の所得効果はプラス、劣等財の所得効果はマイナスといことがどんな教科書でも説明されているはずです。正常財でも、劣等財でも課税されると消費者がその財に対して支払う価格は上昇しますが、その上昇が需要に与える効果のうち所得効果の部分を取り出して、問題になっている財が正常財なら、それ(所得効果)はマイナスであり、劣等財ならプラスだといっているにすぎません。 ではなぜ価格上昇の、劣等財の所得効果はプラスなのでしょうか?それは劣等財の定義から、劣等財とは「所得が増えるとその財への需要が減る財」、逆に言うと、「所得が減ると、その財への需要が増える」財だからです。いま、劣等財に課税されて、その財の価格が上昇すると、一定の名目所得を持つ消費者の実質所得は減るでしょう、実質所得が減ると、実質所得減少の効果―劣等財の需要を高めるように働く―を所得効果といい、ここからわかるように価格上昇の、劣等財の所得効果はプラスです。 結論をいうと、1と2で述べられているあなたの理解は正しくないと言わざるを得ません。何度もいうようですが、ミクロ経済学の消費選択理論の、とくにスルツキーの分解のところをよく理解していないと、この問題は理解できません!!!

crtlcdpdpel
質問者

お礼

あなたの「正常財に対して代替の魅力が薄れるからマイナス(?)」、この部分ですが、まさにおっしゃる通りです、私が言いたかった事を書いていただきありがとうございました。確かにこの問題は、1価格の上昇後に正常財と劣等財を比較と勘違いしたことに全ての間違いがありました。これは考えが飛躍し過ぎたようです。

その他の回答 (2)

回答No.3

もう一つ質問がありましたね! >とここまで書いて思ったのですが、結局正常・劣等両財への課税後も同じように課税されるなら、結局課税前と課税後も両者の代替・所得効果のプラスマイナス効果は変わらないと言う、ミクロ経済の教科書に書いてある、課税前の正常・劣等財のそれぞれの代替・所得効果と変わらないと言う事なのでしょうか、もしかしたら。いかがでしょうか。お願いします。 ・代替効果、所得効果というのは、ある財についてその財の価格が上昇したとき、その価格上昇が消費者の当該財の需要に与える効果を2つの効果―代替効果と所得効果―に分解することをいう。あなたの問題の場合は課税の問題が取り上げられていますが、ある財について課税すると、消費者が支払う価格は上昇するが、そのときの価格上昇を代替効果と所得効果に分解すると、正常財の場合は前者はマイナス、所得効果もマイナスであるのに対し、劣等財の場合は前者はマイナスだが、後者はプラスだといっているにすぎません。価格上昇の原因が課税によるのか、ほかの要因によるかは問題にならない。ここでは、財政学の問題ですから、たまたま課税の分析が取り上げているにすぎません!課税前の代替・所得効果と課税後の代替・所得効果という分け方にはあまり意味がありません!あくまでも価格の上昇(あるいは下落)を2つの効果に分解することに意味があるのです!

crtlcdpdpel
質問者

お礼

この問題は、最後に書いていただいた様に、あくまでも価格の上昇(あるいは下落)を2つの効果に分解することに意味があるのです!、この点に絞られますよね。なのに私は、同じ価格の上昇なのに、価格の上昇という点では同じなのに、課税と単なる価格の上昇を別物に考えてみたり、上昇後の代替、所得効果分析を無視して正常・劣等財を比較したところが考えの飛躍と間違いでした。ご指摘ありがとうございます。

回答No.1

・ある財の価格上昇の需要への効果を代替効果と所得効果に分割して説明する(これを「スルツキーの分解」と呼ぶ)のはミクロ経済学の基礎だからもう一度ミクロ経済額の消費選択理論のところを復習してください。ある財の価格が上昇すると、なぜその財への需要が一般に(一般にというのは正常財であるか、劣等財でもある特殊の例外を除いてという意味です)減少するかのかを教えてくれるのがこのスルツキーの分解です。 ・また、正常財(上級財ともいう)、劣等財(下級財ともいう)とは何かということを復習してください。正常財というのは所得が増えるとその財への需要が増えるような財、劣等財というのは所得が増えるとその財への需要が減るような財をいう。 ・いまある財の価格が上昇したとすると、その財への需要量は減少するだろうか?価格が上昇すると、他財にくらべて当該財の価格が相対的に上昇するので、消費者は効用を最大化するためには当該財の消費を減らし、他財の消費を増やそうとする行動をとる。この当該財への効果を代替効果といい、正常財であれ、劣等財であれ、マイナス(価格が上昇すれば、その消費は減少するという意味でマイナス)です。しかし、この効果を純粋に取り出す(つまり「分離」する)ためには、この消費者の「実質所得」がどうなるかを考える必要がある。当該財の価格上昇によってこの消費者の名目所得は同じでも、実質所得が減少し、それがその財への需要に影響を与えているからです。 ・実質所得が減ると、その財への需要はどうなるか?正常財と劣等財では所得の及ぼす影響は上で書いたように異なります。正常財への需要は減少する(マイナスの所得効果)のに対し、劣等財への需要は増加する(プラスの所得効果)のです。 ・したがって、ある財の価格上昇の結果その財の需要量が減少するかは、正常財か、劣等財かによって違う反応する可能性があります。正常財なら、代替効果も所得効果もマイナスですから、かならずマイナス(減少する)。しかし、劣等財の場合は代替効果はマイナスだが、所得効果はプラス、したがって代替効果のほうが所得効果を(絶対値で)上回れば、マイナスだが、所得効果が代替効果を上回れば、プラスです。価格が上昇すると、劣等財への需要量は増えるという逆説的結果すらあるのです。こうした劣等財をギッフェン財と呼ぶことは聞いたことがあるでしょう!興味ある逆説的事例なので、かならずミクロの教科書には書かれています。

crtlcdpdpel
質問者

お礼

確かにこの問題は、価格上昇後の所得・代替効果の分析で、しかも基本的な内容で説明できます、何も複雑の考える必要ななかったのですね、そもそも価格の上昇したことと、課税による価格の上昇を全く別物と考えたところに間違いがありました。

crtlcdpdpel
質問者

補足

補足の質問はここに書いていいのでしょうか、ちょっと分らないのですが、補足・訂正して書きます。 劣等財ですが、課税した場合、所得効果はプラス、代替効果はマイナスと言っていました。(ここは前回書いた部分ですが) ここで疑問ですが、(質問を整理しました聞きたかったのは以下なのです) 1、代替効果がマイナスというのは課税による価格の上昇により正常財に対して代替の魅力が薄れるからマイナス。 2、所得効果がプラスというのは、これは正常財への課税と比較した場合にそれでも課税した正常財より価格が安いから所得効果がプラスという意味なのでしょうか。それとも正常・劣等両財への課税で正常財の価格が高くなり、課税されても劣等財の価格の方が正常財に比べて相対的に安いので需要が増えるので所得効果が生じるという意味なのでしょうか。 1,2の解釈で合っているのか、間違っている部分を教えてください、お願いいたします。 とここまで書いて思ったのですが、結局正常・劣等両財への課税後も同じように課税されるなら、結局課税前と課税後も両者の代替・所得効果のプラスマイナス効果は変わらないと言う、ミクロ経済の教科書に書いてある、課税前の正常・劣等財のそれぞれの代替・所得効果と変わらないと言う事なのでしょうか、もしかしたら。いかがでしょうか。お願いします。 教えてください、お願いします。

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