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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ミクロ経済学 所得効果について)

所得効果に関する公務員試験の誤り解説

このQ&Aのポイント
  • 公務員試験における所得効果の誤り解説について解説します。
  • X財の価格上昇とY財の価格不変の場合、Y財の消費増加と所得効果の関係について疑問があります。
  • X財の値上がりによる代替効果と所得効果の関係について詳しく解説します。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.1

所得効果というのは、「実質所得」の変化が財への消費量へ及ぼす効果を示すものです。Y財の価格は一定で、X財の価格が上昇するなら、この消費者の「実質」所得は減少するでしょう。実質所得が減少したとき、Y財は上級財だから、Y財の消費量は減少するように働く。したがって、代替効果はY財の消費を増やすように働くのは事実ですが、所得効果はY財の消費を 減らすように働くので、X財の上昇がY財の消費に与えるネット(純)の効果は不定なのです。 なお、他財(X財)の価格が上昇したとき、当該財(Y財)の消費量が上昇するなら、Y財はX財の粗代替財であるといい、Y財の消費量が減少するなら、Y財はX財の粗補完財といいます。したがって、X財の価格上昇がY財の消費への影響が特定できないということは、(さらなる情報がないかぎり)Y財がX財の粗代替財であるのか、粗補完財であるのかわからない、ということと同じです。 なお、(X財とY財の)2財しかない世界では、Y財の価格が一定でX財の価格が上昇したときの代替効果はかならずY財の消費を増やすように働きます(すなわち、代替効果はプラスです)が、X、Y、Z、・・等の3財以上の世界では、X財の価格が上昇し、それ以外の財の価格は一定であるとき、X財の価格の上昇のY財の消費への代替効果がプラスであるかどうかは特定できません。プラスなら、X財とY財は(粗ではなく純の)代替財であり、マイナスなら(粗ではなく純の)補完財といいます。

その他の回答 (1)

  • aimaina
  • ベストアンサー率48% (70/143)
回答No.2

牛肉大好きなライオンがいて、彼の1日3食の食費が600円だとする。 はじめに、1食分の鶏肉が100円、牛肉が400円とする。 ライオンは朝、昼は鶏肉を食べ、夕食は奮発して牛肉を食べるだろう。牛肉の消費量は1人(1ライオン?)前だ。 ここで鶏肉が200円に値上げされたらライオンはどうするだろうか。 これを機会にダイエットすることにして、朝食を抜き、昼は牛肉を半人前食べ、夕食を牛肉とし、牛肉の消費を1.5人前に増やすかもしれない。これでちょうど600円だ。代替効果が大きく作用した。 しかし、それでは腹が持たないとすれば、朝昼夕の3食とも鶏肉で我慢するしかないだろう。それで600円使い切ってしまう。牛肉の消費量は0に減った。所得効果が大きく作用したようだ。

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