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「巨大な・莫大な」という英語の使い分け
「巨大な・莫大な」という意味の単語はhuge・enormous・vast・tremendous・immenseなどがありますが、実際の会話ではどのように使い分けられているのでしょうか? 使う場面や頻度の違いを教えてもらえるとありがたいです。
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質問者が選んだベストアンサー
帰国子女ですが Ciaopolpo さんと同じです。 形容詞の類義語は多くありますが、ここでは質問の単語のみを書き込んでおきますね。 以下の目安を参考に、会話の場面で使い分けることができると思います。 【 huge, enormous, vast, tremendous, immense 】 ● huge: 極端に大きい、巨大な - 大きな (影響力、成功を収めた) a huge area. he made a huge difference to the team. huge and growing business. earthquakes can be a huge blow for people. ● enormous: サイズ、数量 - 非常に大きな範囲や規模や広がり(空間、地域) her enormous blue eyes. the possibilities are enormous. enormous computer system. ● vast: 比較、最上級 - 非常に大きな範囲や数量、計り知れない a vast plain of buffalo grass. vast amount of money laundering. vast extent of landm [desert or sea]. access to vast amounts of information ● tremendous: 規模、強度 - 非常に大きな量、途方もなく大きい、(恐ろしい) Penny put in a tremendous amount of time. there was a tremendous explosion. tremendous recuperative power. - 非常に良い、印象的な、優れた、(素晴らしい) the crew did a tremendous job. ● immense: 程度、度合い - 極端に大きい、偉大、規模、果てしない、素晴らしい、すてきな the cost of restoration has been immense. an immense apartment building. acquire immense wealth almost overnight. have immense healing power. (例文は英英辞書より)
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形容詞の次に来る名詞によって、どの”莫大”を使うか、慣用例のようなものはあります。 私が普段生活しているかぎり、vastで聞きなれているのは、 vast majority(of people) です。大多数という慣用句です。 immenseは、ただ量が多いだけではなく、その大きさが神の領域に達していること、あるいは、質も高いことを現します。immense universe;immense talent tremendousはそれだけでは使わずに、tremendous amount of....;tremendous number of...のように使われることが多いです。 huge; enormousは”巨大な”形容詞としてなにを修飾するのにも便利に使われます。最近では、giant+enormous=ginormousなどという造語が頻繁に使われています。ジャイノーマス、ですね。 名詞を修飾するわけではなくて、It’s XXXXX.でしたら、どれでも同様に使えると思います。
お礼
具体的に説明いただいてとても分かりやすかったです。有難う御座いました。
- KappNets
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Oxford の類語辞典によると使用頻度の順に huge > massive > vast > enormous > giant > tremendous > gigantic > immense > monumental > colossal となります。物理的な大きさには huge (huge expanse)、感覚的な大きさには enormous (enormous fun) など使い分けはありますが、いずれにせよ感覚的な大きさ表現ですから、むしろ large (big, great,…) などとうまく使い分ける必要があると考えられます。
お礼
使用頻度を載せていただいてとても参考になりました。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
僕が、ざっと見て「平面の広がり」に使う vast 以外は、似たようなものだと思います。 英語には(最近の俳句の批評を見ると日本語にもあるようですが)同じ言葉の繰り返しを避ける、いわば美文の伝統、というか作文でいい点をもらうコツ、みたいなものがあります。 ですから例えば、或るおばさんの体格を描写する時、第1文では huge、第2文ではenormous、vast は飛ばして、第3文では tremendous、題4文では「まあそのでかさったら」 immense! と使います。
お礼
回答ありがとうございました。意味にそこまでの違いがないことが分かってよかったです。
お礼
数多くの例文を載せていただいて有難う御座いました。とても分かりやすかったです。