- ベストアンサー
「支点」という意味の英語、使い分けは?
- 「支点」という意味の英語には、「pivot」と「fulcrum」の2つがあります。
- pivotは「回転の中心」を意味し、頻度も高いです。
- fulcrumはてこの支点として使われ、自転車用ホイールにも使われます。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
僕は単純な区別をしています。 pivot は使う、 fulcrum は使わない。無理に区別すれば pivot 1. 日常使う語彙 2. だから名詞以外の動詞にも使える 3。日本語の「かなめ」 4. 中心、軸、旋回軸 fulcrum 1。 物理の教科書的語彙 2。 名詞以外はない 3。 漢語の「支点」 4。 てこの支「点」 = pivot point 自転車部品程度なら「高級感」を出したければ fulcrum(気取った広告語彙)、実質的には pivot、英語圏出身でない人が辞書を引いて書けば fulcrum、 英語圏の人が英語圏の人に理解してもらいたければ pivot おっしゃる通り上記の4が定義の差ですが、1、2のような「使い方」の差が断然大きいと思います。
その他の回答 (2)
- KappNets
- ベストアンサー率27% (1557/5688)
工学の技術用語としてはpivot は旋回軸、fulcrum は支点と訳す習慣です。 fulcrum はテコとの連想が語源的にあって、力学で支点からの長さに力をかけてモーメントを定義しますが、その連想です。鋤や鍬の支点は fulcrum です。 pivot は回転機器の中心にあるものという意味合いですね。例えば自転車の回転軸のイメージでしょうか。pivot は動詞としても使われ、回転との強い関連があります。 なお fulcrum shaft (支点軸) というピンのような形の部材がありますが私はその使われ方を知りません。 http://www.thepartsbin.com/repsite/jaguar~fulcrum_shaft~reparts.html pivot shaft (旋回軸) という部材もありますね。 自転車の Fulcrum は単なるブランド名のようですから、何かの意味、例えば力強さのようなものを fulcrum に籠めたのではないでしょうか。テコは力仕事との関係が強そうですから。
お礼
ありがとうございます! 実は私、自動車整備士なんです。 ご提示のURLをもとに、フルクラム・シャフトを探ってみました。 http://jaguarxj6.fc2web.com/mainte/asimawari/front-bush-L/f-bush-l.html ジャガーのサスペンションアームの根元のシャフトが そう呼ばれているようですね。 本職なのに知りませんでした。 (まあ、ガイシャは専門外ですし・・・。 日本車では単に、『ロワ・アームシャフト』かな?) そのシャフト、まさにアームのスイング運動の中心点ですね! ・・・と言えますが、「てこ」の支点かというと、ちょっと違うような・・・ どちらかといえば、「旋回中心的」です。 う~~~ん、ますます悩んでしまいます! コむずかしい部位(シロートが普段目にしないような事物)に対して、 フルクラムという、ちょっと気取ったコトバを使うのでしょうかね? 自転車ホイールのフルクラム、回答者さまの おっしゃる通りだと思います。
- princelilac
- ベストアンサー率24% (1618/6634)
最後の文が正しいです。てこの支点は fulcrum です。 pivot は「回転軸」の意味です。時計の針の軸などをいいます。野球でダブルプレーの時、二塁手がボールを一塁に転送すること、バスケットボールで片足を床から離さないように回転することを「ピボット」と言います。
お礼
ありがとうございます! ピボットは、見聞きするコトバですが、私にとって フルクラムとは 自転車のホイールメーカーでしかありませんでした。 フルクラムが「支点」のことであると、つい最近知ったばかりで・・・。 でも、「支点」といえばピボットでは? の疑問が湧き・・・。 ホイールメーカーの「フルクラム」、 自転車パーツ界の「支点」「かなめ」となることを願って名づけた・・・そんなところでしょうね。 私が仕事上で使う「ピボット」という言葉、本当は「フルクラム」というべきだと認識しました。 でも、慣用になってしまってますしねえ・・・・「ピボット」。
お礼
ありがとうございます! すごく判りやすい解説で 感激しました! 私は、スポーツとして自転車(ドロップハンドルのロードバイク)をやってます。 そのホイールメーカーに、「フルクラム」があります。 その会社は本当に有名で、しかも高額なモノもあり、 履かせてるこたがステイタスにさえもなってます。 自転車ごときのホイールが、42万円ですぜ~!! http://81496parts.com/SHOP/whel_fulc_012.html でも、、、、フルクラム・・・「支点」。 回転中心ならば、それこそ 「ピボット」 なのでは? な 思いがありました。 (今までピボットが、「回転中心」 だとは知りませんでした! 単なる、「てこの支点」 だと・・・。) でもそれは、辞書の上でのこと。 ピボットこそが 「かなめ」 として君臨してるのだと。 フルクラムは、工学用語。 ハクを付けるために、ホールメーカーが あえて使用したコトバ・・・ 納得しました!