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「どこへ行くにも」の「にも」の文法的説明は?
「どこに行くにも、便利です。」や「何をするにも、時間がかかる。」の文の中に使われている「にも」の文法的な説明がわかりません。日本語学習者は「旅行に持っていくのに、便利です。」や「食べるのに、時間がかかる。」などと「動詞(辞書形)+のに」を学習しますが、「疑問詞+動詞(辞書形)+にも」の文法的説明がどこにも見当たりません。どうぞお教えください!
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- Nakay702
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回答No.1
以下のとおりお答えします。 まず、「にも」を「に」と「も」に分けて、個々の意味を考え、そのあとで「動詞(辞書形)+にも」とつなげて考えます。 「に」:格助詞。《時間的・空間的・心理的なある点を指定するのが原義で、多くは動作・作用・存在を表す語に続いて使われる。》(広辞苑) 「も」:係助詞。《「は」と対比される語で、「は」が幾つかの中から一つを採り上げる(それ以外を退ける)語であるのに対し、「も」はそれを付け加える意を表す。》(同上) ということで、例えば、「どこへ行くにも」は、「空間的動作に関わるある点を、数ある点の中から採り上げ、それを付け加えて」といった意味を表す、と言えるだろうと思います。
お礼
ご回答どうもありがとうございました!