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英語
定冠詞the の使い方で用法に、この世に一つしかないものにつくと書いてあったのですが、例えば何がありますか? Jupiterなどは入りますか?
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- cincinnati
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日本人の英語学習者にとっては難しい判断がご質問の定冠詞 the にはあると思います。 ところでJupiterは固有の名詞ですので、それ自体でこの世でひとつですので、木星という意味では Jupiterとなります。しかしThe Jupiter hotelとかThe Jupiter systemsとかJupiterに他の単語がついて固有名詞でなくなりますと、the Jupiter .......という状況が発生します。 また最近太陽系以外の惑星群が見つかってから、我々が日常目にする太陽がしばしば the sunでは無く a sunと記載される場合も天体を語る場合には多く発生しております。つまり絶対的にthe xxxxxという単語はなくて、全てが状況と背景により勘案されるべきと思います。 また現在この記載を読んでいるご質問者さんのスクリーンは、他のどなたも現下の状況下では使用していないはずで、しかもこの世でひとつしかございませんので、the screen, あるいはthe computerとなります。 従いまして、例えば「私が見ているスクリーン」と述べる場合は以下のようになります。 the screen that I am watching 文法書ではthatで限定されている名詞にはtheが付きますとよく述べられていますが、、実は「私が見ている」と述べる前にすでに話し手はスクリーンが限定された「その」スクリーンであることを知っておりますので、the screenと述べただけで、that I am watchingがあるからというのは順番が逆となります。つまりthe screenと述ただけでは聞いた方は「どのスクリーン」なのかという心理的な欲求不満に陥ってしまいますので、その説明のために追加していると受け取るべきです。 ご質問者さんの最初の質問に戻りますが、すべての一般名詞に付いている場合は、one and onlyという形容詞とし理解すべきではないかと思います。そのほかはaあるいはanが付いています。もしついていなければそれは数えられない名詞です。 定冠詞については論文がいくつも書かれているようですので、日本人としてはほどほどのところで切り上げるという選択もありかなと思います。
- iapetus
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どちらかというと、この世にひとつしかないものは、固有名詞で呼ばれるので、the は付かないのではないでしょうか。 では、ご質問の件ですが、一般的には、 the Sun 同様に the moon the earth Jupiter 同様に Mars Saturn です。 前者が一般名詞であるため意味が広く、固有名詞化するにはtheを付けて意味を限定しているのです。 後者は固有名詞(神話の神の名が語源)なので、theが付かないのです。 sunは、太陽系のような、他の惑星系の中心恒星のことも、sunという言い方ができるため、我が太陽系の太陽のことを言うときは、the Sun とします。 sunには、母星という意味もあるからです。 moonも同様で、別の惑星系において、惑星の衛星も、moonという言い方もできるため、「地球の衛星の月」の場合は、the moonとしなければならないのです。 earthも、地面や陸地、土、大地の穴、地上の住人といった非常に広い意味を持つ一般名詞で、地球そのものの意味の場合は、theが必要です。 同様のことは日本語にもあります。例えば、月の場合、 「観測技術の進歩により、発見された『木星の月』は65個に達した。」 という言い方ができるのと、同じことです。 一方、火星も木星も水星も、太陽系だけにある惑星であり、「他の星系の太陽」はあっても、「他の星系の火星」は在り得ないので、固有名詞なので、theが要らないのです。 これは、単語の成り立ちや語源が、英語ができる以前からの一般的な存在としての名詞なのか、英語などの文化的言語が出来てから名付いたのかの違いだと思われます。 太陽や月は、人類が誕生する以前から身近な存在として空に在り、様々な比喩にも用いられ、名詞としての意味が多様化していったのでしょう。 一方、惑星は、文明が発展してから発見されたもので、神話から準えられた単なる固有名詞なのだと思います。