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フランス語文法に詳しい方教えて下さい。
今フランス語を勉強しているのですが、内包指示用法と総称用法という耳慣れない用法が出てきて困っています。冠詞や定冠詞の部分を勉強しているのですが…。この二つの用法について違いと、説明、をして頂けませんか? または、説明してあるサイトを教えて下さい。
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言葉はいかめしいのですが、それほど難しいものではありません。たぶん定冠詞の用法でしょうから、それぞれ「限定されたもの」「一般的なもの」と考えておけばいいでしょう。 「内包・外延」とは何か、なんて話はこの際おいといて、ごく簡単に言えば、「限定されたもの」とはすでに話題に出ているものや、話題には出てなくても、すぐにアレ、と分かるもの(たとえば、「総理大臣」「太陽」とか一人・一つしかないもの)ですね。 総称というのは、一般的・すべてのものについて言うものです。「トラは危険だ」「夢ははかない」とかの「トラ」「夢」がそうです。 注意すべきは、英語の場合、総称には無冠詞名詞(可算名詞なら複数形)を使うことが多いのですが、フランス語では定冠詞を使うのが普通です。 Tigers are dangerous.(トラは危険だ) I love apples.(私はリンゴが好きだ) Les tigres sont dangereux. J'aime les pommes. もし定冠詞以外での用法でしたら、補足要求をお願いします。 どこからそんな専門用語が出てきたのか、私としては、むしろそちらの方に興味を引かれます。
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- noelle
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総称のほうは良く説明に使いますが、内包指示のほうはきいたことがないので、なんとも言えません。(でもまあ、文脈に出てきた具体物を指すときかと思いますが) 補足的になりますが、単数と複数の違いについて(朝倉文法より) 総称単数と総称複数の違いについて。 L'homme est mortel. Les hommes sont mortels. 単数は他の種族に対立する、抽象的表現、複数は具象的な固体の総和を表す、ということです。 以下、さらにわたくしが付け加えますと、日本人は・・・である。というときは、多少の例外があってもほとんどがそうであるという風に論ずるわけですから、 総称の Les Japonais ... という文にします。 Les Japonais aiment le poisson. と言えるでしょう。西洋人にくらべて消費量はすごいですからね。
お礼
お答え頂きありがとうございました。 勉強になりました。
>しかし実際の文章で考えると難しいのです。 では、こう言いましょうか。 「総称」とは、古今東西あらゆるすべてのものの全体集合で、「内包」とはその中で限定された「部分集合」である。 かえって難しいでしょうか? Les lions sont carnivores Le lion est carnivore. いずれも、すべてのライオンの話ですね。言い換えれば、「ライオンという種」の話です。肉食ではないライオンはいません。ですから「総称」です。 Les lions me craignent. Le lion me craint. これはちょっと文脈がないと何とも言えませんが、ライオンを見たからと言って怖いとは限らない(檻に入っているのもいれば、遠くに見えるだけのものもいる)けど、今話題にしているこのライオンは怖い、という意味でしたら、これはライオンの中のどれと限定された部分集合ですから、「内包」ということになります。
補足
回答ありがとうございました。大変分りやすい説明でしたので、理屈的には納得できました。しかし実際の文章で考えると難しいのです。 Les lions sont carnivores Le lion est carnivore. Les lions me craignent. Le lion me craint. この4つの文はテキストの例文なのですが、どれが 総称用法で、どれが内包指示なのでしょうか? お答えして頂けたらと思います。 因みにわたしはある大学の聴講生としてフランス語を学んでいます。