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質問者が選んだベストアンサー
商の定理により,ご紹介の量がテンソルであるかどうかは ∂g_{μν}/∂x^η がテンソルであるかどうかに帰着します。 しかるに,一般座標において座標による微分はテンソルを構成しません。そのために用意されたのが共変微分であるわけですね? したがって,ご紹介の量はテンソルではないと思います。
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- kendosanko
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回答No.1
どの添え字の量で縮約をとっているか考えてみればいいのでは。 相対論の規約だと、 二重に重なっている量は、縮約をとってますから。
質問者
お礼
早速の回答、ありがとうございます。 縮約は、テンソルで上付き添字と下付き添え字について、0から3まで和を取ることですが、 この場合のηは、テンソル同士でなく、テンソルと微分記号ですよね。 縮約って取れるものなのでしょうか?
お礼
なるほど!商の定理を使えば、簡単にわかりますね! ∂g_{μν}/∂x^η は2階の共変テンソルを座標によって微分したものなので、テンソルにはならないですね。 実はこの量は、クリストッフェル記号の第3項なのですが、 僕は、微分幾何学の教科書に書いてあった、g_{μν}の定義式を微分してみて計算してみた結果 テンソルではないだろう。という結論にはなったのですが、イマイチ確信が持てませんでした。 しかし、回答者様の説明で、凄く納得しました。ありがとうございます。