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山月記
何度か読み返しているうちに疑問を持ったのでまた質問させていただきます。 虎になった李徴が袁慘に語っている場面で後半の方に そういうとき、おれは、向こうの山の頂の巌に上り、空谷に向かって吼える。この胸を灼く悲しみをだれかに訴えたいのだ。 とありますが、李徴の言う悲しみと言うのは 虎になってしまった現在のことなのか、詩家として成功できなかった過去のことなのか、または全く別のことなのか… 何に対しての悲しみなのかはっきりとはわからなかったので もしよろしければ回答お願いします
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山月記は僕も好きなお話です。何度も読みました。 若いころは李徴に大いに共感したりしましたが、僕が彼らぐらいの年になってみると 「何を子供みたいなことを...」と思うようになりましたね。 この期に及んで自分のことしか考えてない。そりゃ虎にもなるわい、と。 当時中島敦20代くらいですか。理解できなくもありません。 >李徴の言う悲しみと言うのは >虎になってしまった現在のことなのか、詩家として成功できなかった過去のことなのか、 >または全く別のことなのか… と言うとゆうことは、nora04さんはこれらすべてが悲しいことだと思うわけですよね。 それでいいのだと思います。 解釈なんて正解があるわけじゃありませんし、読む人それぞれにその人にしか得られない感動を与えるようでなければ時代や国・文化を超えた名作にはなりえませんよね。 李徴という男がいた。 彼は詩家として成功せずに虎になった。 nora04さんはそのことを悲しく思う。 それでおしまいです。
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- ennalyt
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どっかの大学の過去問にあった話ですね。 漢文でした。センターだったかな? 解説なんて書いてあったかな。。。 探してみてはどうでしょう?