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生命一元とは?生命の進化について
- 地球上の生物は動物、植物、鉱物の3つのカテゴリーに分類される
- 動物と植物は細胞から成り、生命活動を行うが、原始的な最小の細胞では生死の区別が難しい
- 生命一元とは、進化し繁殖し、分類された生物たちが一体となり、生命の進化を促進することを指す
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(1)私には 提示された主張は『生命は一元と捉え 多様な生命体は 全体一元の分を構成し 生命一元の進化を保証し 人間の知能もまた 全体の部分である』と捉えました。ここから 本当の主張が始まるとおもうのですが、たぶん 個の命を大切にしないと全体の一元の命を進化させるという 命題は 保証されない ということでしょう。進歩の果てには 全ての命に最高の幸福が約束されているということだと思います。これは重要な一つの主張と思います。 (2)一方、現在の科学的進化論については、無生物から いかにして生物が誕生したかが第一のテーマであります。生命体を構成しうる元素、分子があって 温度、 圧力 などの物理的条件がそろえば 生命体は誕生するはずである という仮説のもとに 実証実験が生物学界などで 研究されているところと思います。まだ実証されていませんが その条件は やがて分かると思われます。もう一つの発展中の進化ですが次のように説明されます。 生体が分化するなかで多様な化学反応が起こり遺伝子が発生します。これにより親の形質が子に遺伝していきます。この遺伝子が部分が時間経緯の中で突然変異します。そのうち生体顕在化した多様な種が誕生しますが、そのなかで環境に適合し生き残ったものが多様な生き長らえた種と思われます。進化という言葉は 知的進化をイメージさせますが 実際は種の多様化の環境適合化生き残り結果というものと思います。遺伝子の突然変異は 意図されたものではなく 宇宙から地球に降り注ぐ放射線エネルギーが遺伝子分子に作用し 確率的に変異を起こす ことが主原因と言われています。放射線が生体の多様化を促す主原因と説明されるわけです。となると科学的生命の説明としては 放射線の起源にまで遡り 宇宙の起源までの説明が求めらることになります。以上は 生命の誕生から今日までの自然科学的進化の説明ということです。もちろん 全体の十分な説明はまだですがやがて 明らかにされる という仮説に基づいています。 (3)大きな問題は 生命の進化の論理的説明では 人は満足できないことです。論理的説明の限界です。そこで(1)のような生物を進化をさせる もの(神かもしれない)がある という意味の主張が生まれるとおもうのです。その展開のなかで他の種の命も大切にしなさい は殺生を禁じた仏教とかジャイナ教に繋がる主張になると思います。このように意味の主張は 宗教であり、哲学であります。重要なことは 人によって意味の主張は異なるのです。キリスト教では 動物に順位をつけ 殺生は 人が生きるために必要と説いているのです。もっと別の例では、今の生きている私は 宇宙開闢・・・・生命誕生・・・・人の誕生・・・・両親から生まれる・・・・現在 と神の意図のもとに生まれて来ており、人の未来を幸福にしなければいけない というミッションが与えられている という命の意味を考えている 例もあります。 重要なことは 人によって意味の主張は異なるのですが、論理説明だけでなく 主張は重要と思います。
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- 莽翁寒岩 一笠一蓑一杖(@krya1998)
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yy8yy8azさん、貴兄が何方さまかの質問への回答中に、“神と人間ですか、を分離, 区別する思考や観念は云々”とご批判されているフレーズを拝読し、このご質問を訪問しました。 以下、順不同のまま整理をしないで、出てきた事柄の順で所感を語らせていただきます。 1.【地球の萬物その類、多しと雖も動物、植物、鉱物の三類に過ぎず。】 近年は動物には鳥類や植物以外の生物、生命体を含めないことが多いですね。 2.【他鉱物は金石空気の総称、即ち無機物なり。動植物は共に有機物に属す、】 において、有機物と無機物が出てまいります。しかし死というプロセスは生命体の(ここでいう)無機物への回帰となり、(ここでいう)有機物と(同じく、以下略)無機物の区分相違と相互関係に関するご説明が不十分かと存じます。有機物と無機物はそれほど劃・確然と区切れるのか。その根拠は。ではその所謂る“生命”とは、その機能(【生存生活、生殖生活を為す。】のことではありましょうが)とは何か。それはどこに、何に基礎を置き出現しているのか。このあたりのご認識とご説明に不足を感じました。【各機関】というのは【各器官】と理解して差し支えないか。 3. 哲学カテですので更に敷衍。──意識や感性つまり、自己や自己における対象の構成紡ぎの能力とその働き。それらがどう出てきているか。ご紹介の文章の目的とする内容の外かも知れないが、そこらに目配りできていないという感想です。そういう能力や機能が果たして無機物、有機物、そしてここでいう生物進化のなかでどうなっているのか。そこらに何か、食い足りない感想があります。 ●回答内容外のことですが。 1.yy8yy8azさんのアイコンっていうのですか?マークですね。三つの図柄が並んでいますが、これは何の絵でしょうか(75老人の単なる知識欲)? 2.もひとつ。老人は近年の流行のことばに同調できないのです。“元気もらった”とか、“刺激的”とか、“自己チュウ”とか。yy8yy8azさんは平気でそういうのを使いこなせますか? http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1486584729 余計な事まですみません。 これからhttp://yosiro-desu.cocolog-nifty.com/blog/を少しずつ訪問させていただきます。 一日に三項目くらい。投稿をするかも知れません。偏屈じじいですのでどうかお許し下さい。
お礼
1.この質問に取り上げた文章は、科学的正否を問題にしているのではないと思うのですが。 2.については、少々びっくりしています。死、は有機物であったものが無機物に変化すると云う事のようなので、その過程上に在る物質は有機物とみなすのか、あるいは無機物と捉えるのか、今の科学はどう云っているんでしょう。このお坊さんの書籍のすべてに目を通しているわけでは有りませんが、死、に関しての記述にはまだ接していないことに気づきました。 機関、は器官でもよいかと思います。私の解釈では活動の装置、と云う意味で使っているようなので。 また、「生命とは」については、これも書籍のほんの一部分を取り出した物のなので、解かりにくくなってしまっているのだと思います。 書籍のタイトルは「無邊光」。一章「大圓鏡智」二章「平等性智」三章「妙観察智」四章「成所作智」の中の「平等性智」の一部分を写しました。 3.物足りなさを感じてしまったとありますが、そのことこそを表わす為の文なのだと思います。でもこの「無邊光」(講談社版)は約4百ページにもなる書籍なので、その一部分であるということで、ご了承願います。 ありがとうございました。 独り言・・・(自己チュウは違和感ないけど、“近年の流行語”にはついていけないのもあるなぁ)
補足
回答ありがとうございます。 今は仕事中なので、のちほど回答を吟味し、お礼文を投稿します。 独り言の呟き(新しくグッズが発売されてないか、久しぶりにまやちゃんのオフィシャルサイトを覗いて見たけど、以前のままでガッカリしちゃったよ)
- Mokuzo100nenn
- ベストアンサー率18% (2123/11344)
一見もっともらしいですけど、菌類は呼吸をしないから動物ではないし、光合成もしないから植物でもないし、まして鉱物では断じてないですよね。 自然科学に無知な坊さんの主観的な世界観だと思います。 主観的な世界観としては悪くないとは思いますが、、、。
お礼
私の力量不足が原因で、木造さんからこの程度の回答しか引き出せないのが・・・残念。 でも、今回も回答ありがとうございました。
補足
回答ありがとうございます。 木造さんも見てくれていたんですね。 木造さんが「主観的な世界観としては悪くない」と云う事は、木造さんも似たような世界観をお持ちなのだと受け止められました。 いただく回答は、批判的なものが多いので少し心強くなりました。 ありがとうございました。
- 雪中庵(@psytex)
- ベストアンサー率21% (1064/5003)
ニュートン力学を見る思いがする。 日常的観察と思索だけからなる、論理的構築物。 それは、日常的な空間や速度、エネルギーレベルでは 今でも十分正しそうに感じる。 宗教はまさしく、そうした人心を治めるための方便であり、 その意味で、宗教としての完成度は高い(科学ではない)。 動物と植物に対比させるのが、なぜ鉱物なのか? 普通は物質だが、「物質」としてしまうと、生物も物質には 違いないので、三分する事ができなくなる。 そこで、生物的イメージのない「鉱物」という語彙を用いた のであろうが、その結果、「大気は鉱物」になったり、生物 ではない有機物の所属先がなくなったり、ボロが出る。 植物や動物は、物質とは並列でなく、「量子(エネルギー) >クォーク>素粒子>原子>分子>細胞>個体(脳)> 生態系(地球)>宇宙」といった階層現象性における、 レベルの違う語彙なのだ。 「多様化は競争し進化するため」とかも、皮相的である。 多様化の第一は、多彩な環境への適応のためであって、 その「適応」の1つに、“他の生物のいる環境への適応” =食物連鎖があり、その結果として「互いに競争」する のであって、競争のための多様化ではない。 植物だけを動物に対比させているが、それも結果的な 現状からのインスピレーションであり、文中にあるアメー バは元々、海底の熱水中の嫌気性だったものが、 異なる環境に適応するために、酸素を利用して活発に 行動するためにミトコンドリア(の先祖のバクテリア)を 細胞内に共生させたり、光合成バクテリアを共生させ たりした結果の1つが植物に過ぎない(“結果”的に すごく繁栄しているので主役に据えたくなるが)。 「生命一元」などと力説せずとも、全ての生物が同じ 遺伝暗号(DNA配列をアミノ酸配列に変換する規則) が全生物でほぼ共通(一部多少変異あり)である事 から自明だ。 多少修飾過多ではありますが、すごく平易に書けてい るのは確かですが、それは日常的感覚を肯定して、 難しい事に触れていないからに過ぎない。 「見過ごしている」も何も、ほとんど肉眼で見えている ものから一歩も出ていない観想である。
お礼
仕事がひまなので。。 私の未熟な感想より興味を持って貰えそうなので又、お坊さんの文を写して見ます。 妙観察智(大項目) 自然界(小項目) 他の刺激にはよりて自性を開発する性 宇宙は一大霊智に開示せられたる自然的方面とすれば、自然界は相対規定なるも本同体より開展せられたる両面なれば、相互の感応作用行はれざる処なし。太陽より分娩せられたる地球なるも本同一の物質が今日にしては太陽と地球とは陰陽其の性質を異にす。(陰陽とはしばらく俗に従う)此の陰陽両動の交感ふ応(ふーーはぐくむという字が、変換出来ず)によりて地球に於いてすべての有機物すなわち動植物を養生す。陽動が発する能力を陰動なる地はvこれを受けて、炭酸水窒等を化合して植物を養う。 陽春陽気に感応して爛漫として百花麗しきを呈するがごときの、またすべての動物に於いても植物によりて栄養を求め無数億兆の生育する、皆此の感応作用によらざるなし。もし天体陰陽両動の自然的感応なからんか地球に一の生物なきに至らん。 偉なるかな(変換出来ず)蔵性妙観察の性。わずかいち方面の自然に於いてすら是の如し。 ニュートンが物理の法則を発明したるも同じく精神察智にあらずや。 ありがとうございました。
補足
回答ありがとうございます。 psytexさんからこうした熱意ある回答を頂けて、嬉しく思います。 とても刺激的な意見です。熟思してみますのでその感想をお礼欄に記します。 明日から仕事なので、一週間後(土曜日)になりそうですが、自分にとっては考える時間が取れて助かります。 ありがとうございました。
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7193/21843)
”生命進化の階級は人類に至るまで甚(はなは)だ多し。 原始単細胞生物より複細胞、水母形、脊椎、陸棲哺乳より 人に至るまで同一生活の形式が漸漸(ざんざん、ぜんぜん) 【次第に・徐々に】に進化して人類となる” ↑ 進化、という言葉の意味を間違えています。 進化というのは、環境に合わせて変化することであって 進歩とは異なります。 生き残るのは最強でも最優秀でもなく、環境に適合 したものだ、ということです。 又 進化論的には、人間よりも犬の方が進化しています。 ”“生命”の元は両親にあり” ↑ 無性生殖はどう考えます? ”生命の進化の不思議” ↑ 現代の複雑系の科学によれば、それほど不思議では ないことが判明しています。 ”この説明に意義を挟む余地などない” ↑ 異議だらけです。 そもそも進化ということを全く解っていません。
お礼
即席知識を得ようと、ウィキ、で“進化”を見ていたら「進化に対する誤解」という項目があり、hekiyuさんの指摘する処は此の事かと思いました。 また、自然選択という言葉にも注意が行きました。 “宗教者”の思いはこうした進化が起きるエネルギーを「宇宙の意志」と捉えて、地球上に現れる生命活動の“進化”を説明の材料に使ったのだと思います。 科学は現れた現象しか研究の材料にできませんが、宗教者は物的現象でない“精神”を専門とするので、質問として取り上げた「論」は“精神の意志”を科学が得た知識に基づいて意見したと言えると思うのですが。 また生命の生きようというエネルギー(意志)は現象しえなかった処にも働いているようにも思いました。 都会の地面の大半はアスファルトで覆われてしまっています。だからそのアスファルトの割れ目から植物の芽が伸びようとしているところを、ときどき見かけたりしますが、そのアスファルトの下では大半の植物の種が芽を出したまま太陽の光を受けることなく「命」を終わらせているはずです。 そんなことを考えていると、進化と云うエネルギーも結果を出せなかった部分が大半ではないでしょうか。 たとえて、破裂しない風船に進化と云う力を注入してみます。その風船に幾つか小さな針の穴を開けて見ます。 進化のエネルギーは風船の外に出ようとその風船を膨らませますが、結果を出せるのはその幾つかの小さな針の穴から。 地球上の生命の活動、そして進化は針の穴を通った結果の現れなのかもしれない・・・ なんてことを思ってみました。 回答ありがとうございました。
補足
回答ありがとうございます。 “進化”と云う言葉、意味について勉強してみます。 ありがとうございました。
- h_bopper2002
- ベストアンサー率46% (253/546)
進化は減数分裂とそれに続くDNAが交差するタイミングで偶然発生しますので、進化の要因・タイミングについての記述は誤っているような気がします。既に生まれた個体の努力を要因として生物学的に進化するわけではないですから。生物の自己複製・細胞の構造などは、現在の生物学的知見から正しいものが含まれていると思います。 また、生命に一つの「元」があって連綿と相続しているという事も正しいと思うのですが、そこから派生して、「向上に努力して義務を盡(つく)す」ことが、生命(おそらくここでは人間)にとって"良い"というのは飛躍に思えます。これを"良い"とする価値観が先にあって、あとから生命一元のロジックを考えたような印象を受けます。「科学的知見→特定の価値観肯定」はなんとなく胡散臭く感じてしまうのですがどうでしょうか。
お礼
思いのほか多く回答を頂きました。 目立ったのは科学としての間違い?を指摘したものが多いように思えましたが、h_bopperさんはまず、或る価値観を裏付けるために科学の知識を利用している、ようなところを胡散臭いと感じたとおっしゃってい下さいました。 やはり何の予備知識もなくこの文に接すると、生命一元とか言われても何のことか分からない、と云う方も多いのだろうと思います。 質問するにあたって危惧していたことですが、一から説明しているわけにもいかず見切り質問となりました。 このお坊さんの思いは、自身の宗教体験(実体験=実践)を、学んだ知識(学説とか)を通して体験のない者に著わしておこうと云う事だと思います。 目に見えない精神、その精神が持つ意志と云う力、あるいはエネルギーを考える時、いつも思うのはミツバチや蟻の生態です。ほんとに不思議です。 回答ありがとうございました。(2012/5/8)
補足
回答ありがとうございます。 h_bopperさんは科学の人かと思いました。 その科学の視点から見ると、「生命」に“向上する努力”のようなものがあると云う事が不自然だ、と云う事かと思います。 確かに人間はともかく、他の動物は“向上する努力”なんてしていないはず。 回答を頂いて受けた印象は、生物学としての“進化”の捉え方に間違いはないらしい、と云う事です。 でも、そこに「精神」なるものを加えて“宗教的世界”に導いているから、胡散臭さを感じると。 もし、ここに生物に備わっている精神の「意志」的働きが、生命活動の原動力となっているとするならば、その「意志」は進化に影響を与えているのではないかとも思いました。 さらに考えてみたいと思います。 ありがとうございました。
お礼
このお坊さんが、にっこり微笑んでいるように、私には思えます。 ありがとうございました。(2012/5/8/)
補足
回答ありがとうございます。 先日NHKスペシャル「宇宙の渚・第一集、謎の閃光・スプライト」を見ましたが、これまで全く思ってもいなかった“電氣”なるものが地球に大きな影響を与えているとか。 本当にびっくりしました。 okさんは放射線エネルギーを取り上げていますが、電気についても進化との関係を聞いてみたいです。 ありがとうございました。