- 締切済み
限界効用の比-限界代替率の式
基本的なことですいませんが、どうか教えてください。 無差別曲線上の2点C点→D点(線上を左上から右下)への変化を考ます。ビールをY軸、チーズをX軸にとり、ビールの減少分をΔxb、ビールの限界効用をMUb, チーズの増加分をΔxc、チーズの限界効用をMUcとします。 質問1.2つの点CとDにおいて、ビールからの効用はΔxbにMUbを掛けた分だけ減少し、チーズからの効用はΔxcにMUcを掛けた分だけ増加するの意味がわかりません。何故、ΔxbにMUbを、ΔxcにMUcを掛けるのでしょうか? 質問2.上記から求められる式: -Δxb・MUb=Δxc・MUc から -Δxb/Δxc=MUc/MUbを導くやりかたがわかりません。 こんなこともわからないのかと思われる方もいるかもしれませんが、どうか、助けていただければ大変ありがたく思います。お願いします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
大雑把に書きます。 厳密に考えるには、数学(解析の分野)の本で、微分係数を用いた関数の近似を学んでください。 質問1について。 限界効用は偏微分で定義されることを思い出しましょう。 つまり(効用の変化)/(財の量の変化)の、(財の量の変化)→0での極限です。 よって財の量の変化がほぼゼロなら、近似的に、効用の変化=(限界効用)×(財の量の変化)。 質問2について。 「-Δxb・MUb=Δxc・MUc から -Δxb/Δxc=MUc/MUb」 という式変形は分かると思います。 元の式 -Δxb・MUb=Δxc・MUc (*) は、CもDも同じ無差別曲線の上にあるからです。 CとDの間で無差別だから、効用の差があってはいけません。 ビールの減少に対応する効用の減少とチーズの増加に対応する効用の増加が相殺されるのです。 CとDが非常に近いと、質問1についてさっき書いたことから、近似的に(*)が成立します。
お礼
お礼が遅くなりました。ご回答誠にありがとうございました。