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会計の「認識」の意味
簿記1級の勉強をしている者です。 会計上の「認識」という言葉がありますが、これは 経理実務において、具体的には何をすることを 意味するのでしょうか? 「認識」したからといって仕訳をきるわけではないと 思いますし、ということは、仕訳帳とは別の補助簿に 記録することを言うのでしょうか? どうぞよろしくお願いします。
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- elegant-orgel
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●広く会計と言えば「情報を提供された者が適切な判断と意思決定ができるように、経済主体の経済活動を記録・測定して伝達する手続き」を言います。 そこで、出現してきたものが「会計公準」です。 ●会計公準には、簿記手続きないし記録・計算するための前提と ●会計上の概念や処理の原則および手続きに影響を与える前提とに大別されます。 前者は形式的前提であり、後者は実質的前提です。 実現主義およびその『適用』という会計原則のなかに、発生主義会計のもとでは、認識という観点からは・・云々と言葉が並んでると思います。 例文:(1)財貨または、提供が1回限りの役務に関するものと、(2)一定の契約によって継続的に提供する役務に関するものとに分けることが、できます。 そこで、(1)認識基準としては、原則として実現主義が適用され、又は(2)のそれには、狭義の発生主義である時間基準が適用される。 といったように、一連の取引仕分けの流れの中に、組み込んで仕分けを起こすのか、単体と判断して簿記上の取引仕分けを行うのかを峻別できる能力を含めて、●認識と呼称します。 (経理事務) ●労務費を含む間接配布基準の原価計算などで認識を頻繁に使用するケースがあります。 それは、単位時間に対応する期間損益を原価要因に構成として位置づける場合などです。 ここでいう●認識とはそういった○○基準の是非を峻別して、仕分けを起こすという意味です。 収益・費用配分の原則や・資本取引といった概念も含めて性質が、時系列の流れの中で、始点と終点の範疇を覚知(かくち)したと解すれば良いとおもいます。 ●仕訳帳とは別の補助簿に記録することを言うのでしょうか? 配布基準によっていったん製造原価を補助簿(間接費勘定)へ振り替えておく作業仕分けなどを言います。 このとき、振り分けられた仕訳が大本の帳簿との受け渡しとなる=仕訳帳です。 仕訳帳はいわゆる、認識の根拠を綴った時間の経過勘定とも呼べます。