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電子会計実務検定と会計ソフト実務能力試験との違い
- 電子会計実務検定と会計ソフト実務能力試験にはどのような違いがあるのか?簿記を勉強するだけでは不十分なのか?
- 中小企業の求人には会計ソフトの使用経験を求めることが多いが、簿記だけでは実務には不足している可能性がある。電子会計実務検定は実務に即したスキルを身につけるための資格である。
- 一方、会計ソフト実務能力試験はパソコン財務会計主任者という資格であり、パソコン会計全般に関する知識を要求される。具体的な会計ソフトに特化した試験ではない。
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ご質問者様もご理解しているとのことですが まず経理では実務経験を第一に優先されます。 ただ経験がないということでしたら 実務に直結する資格をとることが一番の近道です。 簿記なんて今どき帳簿記入をしている会社は まずありませんが、あくまでも経理の基礎として 必要なものになります。 1級までとる必要はありませんが 2級くらいまでなら取っておいたほうがいいでしょう。 ただ簿記に関しては受験チャンスが年に3回しかないので 資格取得に時間がかかるのが現実でもあります。 ひとつでも多くの資格を取得したいとのことでしたら 簿記の勉強と並行してに他の資格を取ることをオススメします。 資格内容に関しては 先述したように、実務直結の資格が有効です。 求人票などに各経理ソフトの経験者という書き方を しているのはそのためですね。 (ここからは経理での職務経験がゼロということを前提にお話しします。 受験級は、一番簡単な級で話しを進めます。) 「会計ソフト実務能力試験」と「電子会計実務検定」でいうと 「会計ソフト実務能力試験」は経理ソフトの全般の知識で 具体的なソフトの使用方法を問われる問題はありません。 ご存知だとは思いますが、3級に関しては筆記試験のみです。 一方、「電子会計実務検定」に関しては 初級段階から使用する経理ソフトを指定しての PCの操作をしての受験になります。 受験内容を考えると、より具体的にソフトの操作の技術を問われる 「電子会計実務検定」のほうが実務に直結している思います。 また主催も簿記と同じ日本商工会議所ですので 履歴書を見る人事担当者が資格の存在を知らないとしても 「日商電子会計実務検定」と記入することで説得力が出ます。 経理関係のひとは、日本商工会議所という名前に弱いものです(笑) それでは、受験側からのメリットを考えてみましょう。 「会計ソフト実務能力試験」は3級に関しては筆記問題になりますので PCがない環境でも勉強を進めることが可能です。 電車などの通勤時間などにも勉強が可能です。 ここがメリットになります。 ただ、受験日が年に2回しかありません。 これは簿記検定よりも、資格取得に時間がかかるということになります。 「電子会計実務検定」は、全級でPCを利用しますので PCがないと学習しにくいです。 またそれぞれの経理ソフトを使用しますので PCがあっても経理ソフトをインストールしてあることが 学習の大前提となります。 ただ市販のテキストには、簡易インストール版のソフトが 付属されているものもありますので そちらを買えば問題はありません。 また受験に関しては、提携している受験会場と スケジュールを合わせることが出来れば、適時受験は可能です。 なので、自分のペースでスケジュールを組んでの勉強ができます。 ざっとですが、こんな感じですかね。 個人的には「電子会計実務検定」が実務に沿った内容と いつでも受験が出来る点でオススメです。 わかりにくい説明になりましたけど 資格は自分をよりアピールするためのツールです。
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- minosennin
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私は、パソコン会計検定なるものがあるらしいとは知っていましたが、具体的な電子会計実務検定や会計ソフト実務能力試験とかの名称までは知りませんでした。 これらのインストラクターにでもなるつもりなら、どちらか箔のつく方がよいのでしょうが、一般企業で経理業務に携わる場合、パソコン会計は普通に運用できる能力があれば十分です。 両資格のうちどちらが上とか下とかは、受験業界内部での関心事ではないでしょうか。採用面接でその資格のレベルがどうこうという話題にはおそらくならないでしょう。むしろパソコン会計を使いこなす簿記・会計の知識の方がはるかに重要です。 その簿記会計の知識も、資格試験に合格しただけでは十分ではありません。実地で場数を踏まないと使い物にはなりません。 即戦力を求める企業としては、資格がなくても実務がバリバリこなせればそれで十分ですし、資格があっても実務経験のない応募者は必ずしも歓迎されません。 ただ、企業によっては後継者の育成期間を設けられる状況下にある場合もあります。この場合は、資格試験に挑戦して将来の見込がありそうだと認められれば採用上有利になることになるでしょう。 いずれにしても、パソコン会計に深入りする必要性はなく、最小限の操作を覚えておけば後は実務の中でいくらでもレベルアップが可能です。