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現在分詞、過去分詞のニュアンス
現在分詞、過去分詞は、ネイティブの人にとってどんなイメージなのでしょうか。 ただたんに、能動なら現在、受動なら過去と考えているだけでしょうか。
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分詞というのは形容詞と同じです。つまり名詞(人や物)がいまどんな状態かを表すときに使います。 Yumi is busy now.(いま忙しい状態) Yumi is studying now.(いま勉強している状態) 「Sがどんな状態でいる」かを表現するときに、動きがあれば V に ing をつければいいんです。 また、形容詞は名詞にくっつけて使いますよね。分詞も同じです。 That pretty girl is Yumi. That stuying girl is Yumi. That girl studying in the room is Yumi. 上の文では現在分詞の例をあげましたが、過去分詞も同じです。ただ、過去分詞は過去形と似ているから過去分詞と呼んでいるだけです。 My glasses are broken by Ken. This broken glasses are mine. 上の文は受動態ですが、どちらも glasses という名詞がどんな状態(~された)かを表しています。 ただし、現在完了で使う場合には(~された)の意味はなく、いろんな訳し方があります。
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分詞というのは 動詞から派生して形容詞的な働きをする言葉です。英語もずうっと遡るとドイツ語と同じゲルマン語になります。ただし 古代ゲルマン語の文献は皆無に近く 現存する言語で古代ゲルマン語の形を比較的よく保っているのは アイスランド語という非常にマイナーな言語なので、フランス語を例に取りますと フランス語にも英語と同じように現在分詞と過去分詞があります。そしてフランス語と近縁の言語であるスペイン語やイタリア語も同じです。ところが それらの言語の祖先であるラテン語まで遡りますと、能動現在形動詞、受動現在形動詞、能動過去形動詞、受動過去形動詞と4種類あり、述語として現在受動を表すには 形動詞を使わず 独立して現在受動形の活用があり、非常に複雑でした。これが単純化されて現在のような形になりました。古代ゲルマン語もラテン語のような文法体系だったと考えられ、ゲルマン系の言語もラテン系の言語も近代言語に分化・発展する進化において 似たような過程を辿ったと考えられます。 質問のお答えですが 概ねそのように解釈してよろしいかと思います。
お礼
なるほど、ありがとうございます
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