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過去分詞について
こんにちは。例えば “distributed book”というように過去分詞が名詞を修飾する時、「配られた本」と訳すか 「配られる本」と訳すかは 文脈次第と言われます。そして、明確にしたい場合は関係代名詞を用いると聞きます。学校の英語でも これ以上深入りしません。 しかし、何となく腑に落ちない部分があります。 一つは「配られる本」と「配られた本」の違いというのは 訳す上で重要なだけで、ネーティブの感覚では相違点はほとんどないはずです。 もう一つは 過去分詞は受動態と完了時制で使われますが、この二つには関連性はないのでしょうか?
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すでに配られた本とこれから配られる本は違います: 配られた本:distributed books 配られる本:books to be distributed 受動態と完了時制はむろん関連があります。日本語でも「配られた」という言葉は配られたと過去形に用いるのと配られた本というふうに形容詞的に用いるのとは関連があるというのと同じことです。Books have been distributed. vs. distributed books.
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- wind-sky-wind
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韓国語なんて全く知りませんが、そんなことより、 分詞の前置と後置の違いがあるんですよ。 後置の「~される」は十分あります。 the language spoken in Brazil the boy called Tom 無理やり完了の意味をこめることもできますが、普通は「~される、~されている」という日本語になります。 >過去分詞は受身と同時に完了のニュアンスも含んでいる そういうこともありますが、では >、「配られた本」と訳すか 「配られる本」と訳すかは 文脈次第と言われます この質問はどういうことなのでしょう。 言われているけど、誤解だと言いたいのでしょうか。 前置の場合は申し上げたように「一般に広まっている~」で受身でもあり、完了でもあるような意味になります。 後置なら質問にあるような、 「配られた本」「配られる本」 の可能性が出てくる。 この前置と後置の違いを考慮すべきなのです。
お礼
追回答ありがとうございます。 >分詞の前置と後置の違いがあるんですよ。 前置の場合は形容詞化していると考えていいでしょうね。ただ、これも重要な問題ですが、この質問の趣旨とは少しズレますので、 別の機会に改めて考えようと思います。 蛇足ですので無視して頂いて構いませんが、現在分詞と過去分詞はフランス語やドイツ語にもあり、働きも似ています。ただ、フランス語やドイツ語ではbeに当たる動詞+現在分詞で進行形は表せません。一方、ロシア語では分詞が4種類あります。 現在能動、現在受動、過去能動、過去受動の4種類です。更に、ロシア語には不完了体と完了体の区別もあります。
- yumetanosi
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言葉は文型を先において話されてはいません。 私は同時通訳者の退職者です。 例えば人の意見を翻訳する場合は、部分的に聞き、その2~3秒後に通訳を開始するのが発言者の言葉をすべて訳せる時差なのです。それ以上経過すると次々と流れくる言葉に前の部分は打ち消されてしまい追従できなくなる脳を人は持っています。一つのことを長いこと記憶するのぅ力は別に格納されるようです。したがって話者は思い描いた情報を先に伝えようと考えるのが我々の脳内情報処理なのです。 本の話をする人は、まず本が先に出ます。配布する、されたことを伝えたい人は distributed が先にきます。ところが世界中で配布されたと言う場合 distributed world over books とならないのでしょうか。 これは推さない子供ではこういう言い方もしますが、後に人は学校や社会生活で学ぶ言語の発達により修飾部分は修飾語の側近に置くという 智恵を授かった結果です。したがって books distributed all over the world と後置にする学習部分の表れです。私たちは文法と言う概念で位置を強制的に学びますが、言葉の性格の基本を考える機会になりましたら幸いです。受動態であるか完了であるかは過去であれば現実的に完了していることは間違いありません。も思想でないことを伝える場合は関係代名詞など時制をはっきりさせることができる方法を当然取ります。ごく自然の流れの中で行われます
お礼
回答ありがとうございます。 >私は同時通訳者の退職者です。 お勤めご苦労様でした。しかし、些かご回答が見当外れな気がします。 >私たちは文法と言う概念で位置を強制的に学びますが、言葉の性格の基本を考える機会になりましたら幸いです。 言語として普遍性を見出すのなら、日本語と英語だけでは不十分でしょうね。
- wind-sky-wind
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前提を変えないといけません。 distributed books と前置修飾すると「一般的に広まった本」という意味になります。 widely distributed ~とか、evenly distributed ~のような形で「広く分布している~」「均一に分布している~」という意味にはなります。 books distributed のような後置では、distributed は単に「配布される」という受身の意味がでるだけですので、「配布された本」「配布される本」というどちらの可能性も出てきます。 (後置の場合は二語以上というわけではありません)
補足
回答ありがとうございます。 折角回答を頂いて恐縮ですが、専門家の自身ありでも英語しかご存知でないと これ以上根本的な問題に踏む込むのは難しいようですね。「配られる本」を分解すると、「配られる」は「配る」の未然形に受動を表す助動詞「られる」がついたもので、この「られる」は連体形になっています。連体形は日本語では区別しませんが、韓国語の場合だと 現在連体形と未来連体形があります。そして、韓国語で未来連体形を用いる場合は英語では#1さんが仰っているように、to不定詞で表されるようです。 >books distributed のような後置では、distributed は単に「配布される」という受身の意味がでるだけですので、「配布された本」「配布される本」というどちらの可能性も出てきます。 これは私が既に質問でも書いたように、ここに微妙な誤解があります。#1さんも一部指摘されていますが、過去分詞は受身と同時に完了のニュアンスも含んでいるはずです。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど。