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なぜ人間には死を望む回路があるのか?

進化論的に考えて、どう考えても淘汰されそうな回路なわけですが、 淘汰されずに残っている理由を、進化論を踏まえてお考えいただければ幸いです。

みんなの回答

  • Tefu_Tefu
  • ベストアンサー率27% (87/322)
回答No.9

おはようございます。 私は、考えました。 進化論も因果律に支配されているのかもしれないと。 人間は、120歳位が最も進化するのに効率的なのかもしれない ということです。 地震は、100年に1度位でエネルギーを開放します。 また戦争も100年に一度は起きています。 小さな争いは、常に起きている。 経済も100年に一度弾けます。 10年周期の波もあります。 発明も100年に一度位出てきます。 小さなものは、ありますが。 よく考えると、人間の意識(心)も因果律に基づいているのでは ないかと。 只、これは私の推測ですが、いかがでしょうか? さらに、推測すると、無から宇宙を創ったのは、意識(心)=愛 のような気がしているんですが。 何とも言えませんね。 只、こういうふうに考えるのも楽しいものです。

noname#176957
質問者

お礼

ありがとうございます。 楽しいと言っていただけると投稿したかいがあります。 因果律についてはチンプンカンプンなのですが、 「寿命」が生物学的に大きな謎であることを、質問した際には失念していました。

  • sheep67
  • ベストアンサー率28% (36/128)
回答No.8

もうちょっと考えました。 進化論的、かどうか分からないですが。 アポトーシスに見るように、生命の秩序が維持されるということは、ある者は死に、ある者は生きるということです。 それががん細胞のように破壊されると、全体死につながり、種の存続どころではなくなるし。 人はランダムに生きて死んでるようだけど、実はアポトーシスのように、この世の秩序が維持されるために、死ぬべき人が死んでるのでは?とも妄想します。 がん細胞のように増えては困る理由は、宿主の大きさが有限だからです。宿主が無限に巨大なら問題ないのだけど。 がんにとっての宿主が人の体という限られた大きさであるように 人間にとっての宿主は、人間をこの宇宙に生み出した限定された特定の環境だと思います。 そして人をこの世界に存続させる環境というのも、がんにとっての人間の体と同じく、無限に大きいというわけではないはずです。 なので、種の維持には死ぬことが必要、ともう遺伝子レベルでセットされてると思いました。 自分の宿主が有限の大きさであることが、人には刻み込まれているのでは? その人を維持させる宿主たる環境が、地球環境なのか太陽系なのか銀河なのか?そのへんはわかりません。

noname#176957
質問者

お礼

ありがとうございます。 かなり広がりをもった議論になってきましたね。 ええと きちんと理解できていないかもしれませんが、 生体維持の機能であるアポトーシスを 「この世の秩序の維持」を想定して類推(アナロジー)した、ということでしょうか? う~ん… そうするとデザイン理論というか、 ニューエイジ系というか、 生態系を維持する力で今のところ有力視されているのは「赤の女王仮説」ですよね? それから、「この世の秩序」自体を、進化論を含めて人間原理の科学は否定しているのではないかと思います。 「この世の秩序」の想定は、たいてい「神の存在証明」に行き着くかと思われます。 まとまりませんが

  • sheep67
  • ベストアンサー率28% (36/128)
回答No.7

種の存続ですか・・ 非人間的かもしれませんが、 アポトーシス以外にも、人の寿命が、せいぜい120年なのも、脳と体にその寿命で死ぬプログラムがあるからですし。 そういうプログラムが、人の主観にも影響をおよぼすはず、相関があると思います。 遺伝子改造でもして、人が500年から生きることになったら、種の存続に大きく影響すると思います。 いえ500年ならいいですが、人一人が1万年でも生きることにでもなったら・・おっかないと感じます。 死ななくなったがん細胞は宿主を殺すまで増え続けますし。

noname#176957
質問者

お礼

ありがとうございます。 いえいえ 「人間」ではなく「人道」です。 ともあれ、 なるほど、質問に穴がありすぎたなぁと反省しました。 私の想定としては 「死にたい」と本気で思う回路は、各個人の形質で、例えば同じ環境であってもそう思う人と思わない人に分かれると言うものでした。すると、なぜ思う回路が残るのか不思議なわけです。 sheep67さんの想定では、全ての人にある機能なわけですね。 すると一定の発動条件が満たされると誰でも発動する、と。 すると 「死にたい」と本気で思っている人に対して、なんらかの説得を行うことは、無意味であり無理解であることになりますね。

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7193/21843)
回答No.6

進化てのは進歩とは異なる。 環境に合わせて変化することを進化という。 でその変化だが。 色々な遺伝子を持っている人が存在する。 ある時は、この遺伝子を持っている人間が 環境に適合するから、そいつらが多数を占める。 ある時は、この遺伝子を持っている人間が 環境に適合しないから、そいつらは少数派に 墜ちる。 子孫を残せない遺伝病の人だって、淘汰仕切れないで 結構存在していますよね? 淘汰され切れない回路、てのはあるのではないでしょうか。 そういう回路も何か必要があって残るんでは ないでしょうか。 環境が変わって、必要とされる場面が出てくるかも しれないから進化論的には残しておく必要がある。 多様性を維持するために、少数でも 残して置くことに意味があるのでは ないでしょうか。

noname#176957
質問者

お礼

ありがとうございます。 なるほど、 突然変異に頼ることなく表現型のバリエーションを生み出せ、今ただちに有利ではない遺伝子も長く存続して多様性を維持できるのが有性生殖の強みですね。 後は「多面発現説」と 「偶発説」を考えています。

  • sheep67
  • ベストアンサー率28% (36/128)
回答No.5

アポトーシスではだめですか? 生には死が必要不可欠ですし。

noname#176957
質問者

お礼

ありがとうございます。 「種」のですか? 不適応遺伝子の排除回路? 非人道的で愉しげな説ですが、 進化論的に言って「種の存続」を目的とする形質は無さそうです。進化とは、あくまで無目的でランダムな個体の適応度合いに依拠する変化の積み重ねですから。

  • k_mutou
  • ベストアンサー率12% (101/783)
回答No.4

“タナトス”というやつでしょうか… “エロス=生きる本能”を活性化させるのに、正反対の“タナトス=死の本能”がないとダメなのでは? “負”があれば反発するように“正”があるみたいに。 “死を望む回路”があれば、それを上回るぐらいの“生を望む回路”があるからでは?

noname#176957
質問者

お礼

ありがとうございます。 けど、 古典的哲学はチンプンカンプンです。無学で申し訳ありません。

回答No.3

私も「苦痛からの逃避」だと思う。 年間3万人いるんでしたっけ? 自殺者。 なんか、無理矢理働くのは、生物学的におかしい。 p兄貴がね、昔いってた。 「自殺するくらいならブータンへいらっしゃい」て。 私も薬の調達さえ問題なければ、ブータンで暮らしたいものだ。

noname#176957
質問者

お礼

ありがとうございます。 「苦痛からの逃避」は良い線だと思います。後はそれが淘汰されずに残っている理由、つまりは繁殖に不利にならなかった理由を考えていただければ幸いです。

回答No.2

「死を望む欲求」ではなく、正確には「苦痛を避ける欲求」でしょう。 本来、死の“精神的充足±0”から、通算の充足量の最大化を目指しているはずが、いつの間にか(社会性の発達における法規やお金といった社会的二次的価値に縛られ)苦痛から逃げるだけの、他律的生に堕してしまった結果、苦痛による充足量マイナスからの逃避として、死を望み得るようになっただけで。

noname#176957
質問者

お礼

ありがとうございます。 それで、それが淘汰されずに残っている理由は? いずれは淘汰されるのでしょうか?

回答No.1

個体の死よりも種の生存(サーバイブ)を優先するケースがあるために、それ用の非常回路として個体の死を望む回路が残してあります。

noname#176957
質問者

お礼

ありがとうございます。 うーん… 「利他的行動」の「種の存続」による説明は一時期流行ったけれど、進化論では否定されていると思います。 あくまで個体の繁殖に有利な形質が残っていくものだからです。

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