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「と、ば、たら、なら」の用法についての疑問
- 「と、ば、たら、なら」の用法について疑問に思っています。例文を書き換える際に適切な使い方を知りたいです。
- 例文を考えた際、いくつかの使い方についておかしいと感じました。どうしておかしいのか教えてください。
- 「ある」「なる」と組み合わせた別の例文を考えても、おかしく感じませんでした。これらの用法の違いについて教えてください。
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1.「部長の肩書きでもあると、信頼はもっと確かなものになります。」 : この「と」は、 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%A8&dtype=0&dname=0na&stype=1&index=12961900&pagenum=11 の [2-3] 順接の仮定条件を表す。もし…すると。「見つかる―うるさい」「ドルに直す―三〇〇〇ドルほどになる」 に該当します。 「でも」は、 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%A7%E3%82%82&dtype=0&dname=0na&stype=1&index=12783700&pagenum=1 の、 [3] 物事をはっきりと言わず、一例として挙げる意を表す。「けが―したら大変だ」「兄に―相談するか」 です。 「部長に限定するわけではないが、なにかそういった役職がもしあると信頼はもっと確かなものになる」 という意味。 2.「部長の肩書きでもあるなら、信頼はもっと確かなものになります。」 : この「なら」は断定の助動詞「だ」の仮定形。 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch/0/0na/11073100/ 1と殆んど同じ意味になります。 3.「部長の肩書きでもあったなら、信頼はもっと確かなものになります。」 : これは、2と似ていますが、「あるなら」が断定形であるのに対し、「あったなら」は完了形という違いだろうと思います。 「部長という肩書きをすでに持っているのなら~」というニュアンスの文。 いずれも自然な日本語だと思います。 質問者さんが違和感を覚えるのは、ひょっとすると「でも」という表現ではないでしょうか。 「でも」は曖昧性を持つ言葉ですから、「部長の肩書き」という現実性のある内容にそぐわないとお感じになったのかもしれません。 「でも」を「が」に言い換えれば違和感が薄れるような気もしますが、そうでもないでしょうか。
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- papapa0427
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こんにちは、 >「部長の肩書きでもあれば、信頼はもっと確かなものになります。」 >この文を、と、たら、ならを使って書き換えたいのです。 ・「部長という肩書きなら、信頼はもっと確かなものになります。」 ・「肩書きが部長でしたら、信頼はもっと確かなものになります。」 ・「部長の肩書きなら、信頼はもっと確かなものになります。」 でいかがでしょう? >「部長の肩書きでもあったら、信頼はもっと確かなものになります。」 >はOKですよね。 >でも、下記3つはおかしいような気がします。 >「部長の肩書きでもあると、信頼はもっと確かなものになります。」 >「部長の肩書きでもあるなら、信頼はもっと確かなものになります。」 >「部長の肩書きでもあったなら、信頼はもっと確かなものになります。」 全部最初が2重の仮定ですよね。それなのに後半は断定していますね。そこが微妙に感じる点ではと思います。 ・「部長の肩書きでもあると、信頼はもっと確かなものになるのだが。」 ・「部長の肩書きでもあるなら、信頼はもっと確かなものになるのだが。」 ・「部長の肩書きでもあったなら、信頼はもっと確かなものになるのだが。」 仮定と仮定でやってみました。どうでしょう? >追記:ある-なるで別の例文を考えたところ、おかしい気はしなかったのですが・・・ >「証拠でもあれば、話はもっと簡単なものになる。」 >「証拠でもあったら、話はもっと簡単なものになる。」 >「証拠でもあると、話はもっと簡単なものになる。」 >「証拠でもあるなら、話はもっと簡単なものになる。」 >「証拠でもあったなら、話はもっと簡単なものになる。」 こっちは仮定の結論では、仮定が成立したら~こうなるという関係でしょう。
お礼
お礼がものすごく遅れてしまってすみません(汗) 回答してくださってありがとうございました。参考になりました。
お礼
お礼がものすごく遅れてしまってすみません(汗) 回答ありがとうございました。参考になりました。