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この文、ありえますか。
I know a boy called Tom. これは分詞の使い方でよくある例文ですが、 I know a boy calling Tom. この文は正しいですか。 ありえるような気もするし、callという動詞の使い方が微妙に違っているのかなという気もするのですが…
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Gです。 こんにちは!! こちらではすごしやすいすばらしい天気が「真夏と言うのに」続いています。 >I know a boy calling Tom.この文は正しいですか。 はい、学校文法では正しいと判断するでしょう。 しかし社会文法や英語を使っている人がこれを聞いたら???となり、どういう意味を言っているのか聞きなおすか、面倒くさいと言うフィーリングが起こり聞き流してしまうでしょう。 ここは文型とは品詞が問題になっているのではないのです。 問題になっているのは意味が通るか通らないかで「正しいか正しくないか」が決まるという事なのです。 問題はa boyとその後につながる「説明的表現」のつながりなのです。 つまり、同じ文型で同じ分詞から出来た形容詞を使っても意味が通る文章は毎日使われているのです。 つまりI know a boy~ingと言う表現方法ですね。 これはいろいろなところで見ていると思います。 #1さんがおっしゃるようにI know a boy calling himself Tom、と言うような言い方ですね。 I know a boy living in China.なんかもそうですね。 つまり、「昔々あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました」と言うフィーリングのあるところに住んでいたおじいさんとおばあさんがいたわけですね。 昔々あるところに自分をトムと呼ぶ少年がいました。 と言う意味で寝付こうとする子供に、I used to know a boy calling himself Tom. と言う風におとぎ話をはじめることも出来ますね。 しかし、今回はI know a boy calling Tomとなっているわけです。 少年とTomとのつながりはcallingと言う「少年がTomに対してしている表現」つまり、I know a boy who is calling Tomと言う表現になってしまっているわけです。 I know a boy who is calling himself Tomなら良いわけです。 who is calling Tomとなると、トムに電話している、トム「を」呼んでいると言う意味合いになってしまうのです。 そうすると、電話をしている、呼んでいる、と言う動作を示した文章では、電話をしている「その」少年、呼んでいる「その」少年、と言うフィーリングがあると英語を使う人たちは感じるわけです。 だからこそ、THEが使われるのですね。 aでは???となってしまうわけです。 または、そのaが弱く発音され、それを聞いたアメリカ人はthe boyと言ったと「いい方に」理解してくれることもあるでしょう。 しかし、これがメールなので「書いてしまったら」もういい方に誤解してくれることはないですね。 もっとも、母国語として使っていない日本人で英語を習っている人からのメールであれば読み流したり、老婆心を引き出して、You should say "the boy who”に書いた方がいいよ、と教えてくれるかもしれませんね。 上にも書いたように、学校文法的には正しいと言うかもしれませんが、学校で教えてくれている文法の中の「社会文法」ではa boy calling Tomは使えないとしているわけです。 つまり、学校で教えてくれている文法の中の学校文法と社会文法との違いがここに出てきてしまうわけです。 a boy calling Tomは使えないからアメリカ人は言わないし、学校で教えてくれている社会文法ではバツとするわけですね。 学校文法に当てはめた文章はどんなものでも作れます。 しかし、当てはめただけの文章は使えないのです。 今まで多くの辞書や文法書が英語を毎日使っている人たちが批判してきたことなのですね。 このカテでもうひとつの質問がありますがここではアメリカに来てはじめは使えると思っていた辞書や参考書に書いてある文章が数年たってまた見たらとんでもない文章が書かれていることがわかるようになった、と言う経験談も回答の中に入っているのです。 それだけ、学校で教えている文法の中の「使えない部分(これを学校文法と呼んでいるわけですが)」に頼りすぎると使える英語をかけないということになってしまうわけです。 さて、お礼を読ませてもらいましたが、試験の問題なんですね。 そうすると、やはり、試験のパターンと言うか、教えなくてはならない部分を試す問題と言う理解のものでは、この文章は、トムの言う名前の少年を知っている、と言う文章はどういえばいいでしょうか、と言うのを試験していると思われます。 calledとcallingの違いを生徒にわかってもらいたいのですね。 ですから、このcallを電話をする、呼ぶという意味ではないと考えてわざわざa boy calling Tomとは言わない、と言う引っかけをもって着て選択の一部としているわけです。 つまり、トム「と呼ばれて」いる少年、つまり、受身のフィーリングを出した表現であるcalledを使うのだ、と言うことを教えたいわけです。 と呼ばれている、と言うフィーリングはcalledという表現をしなくてはならないわけです。 女の子名前であるSueと呼ばれる男の子と言いたくてカントリーの大御所のJohnny CashがA boy named Sueと言う歌を歌って一躍スターになった歌があります。 暇が出来たときにぜひ歌詞が簡単に見つかりますので見つけてください。 自称している、と言うフィーリングのself-callingと言う表現を使えば、I know a boy self-calling Tomと言う表現は使えます。(私は他の表現を使いますが) しかし、これは学校で教える英語の範囲からは外れていますね。 これでいかがでしょうか? 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
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- Parismadam
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こんにちは。3/10のご質問ではご丁寧なお返事を有難うございました。 ご質問: <I know a boy calling Tom. この文は正しいですか。> 正しいです。 1.他動詞の現在分詞が、形容詞的に使われている表現です。 2.calling Tom「トムを呼んでいる」は形容詞的に、名詞a boyを修飾しています。 3.従ってこの文は I:主語S「私は」 Know:動詞V「知っている」 a boy calling Tom:目的語O「トムを呼んでいる少年を」 で、SVOの第3文型になります。 4.他動詞の現在分詞は、「能動的な」働きをします。 5.この場合、目的語であるa boyとcallingの間に、「主語が~する」という能動の関係が成り立ちます。つまり、「少年は(トムを)呼んでいる」ということです。 6.他動詞callには以下のような意味があります。 (1)「~に呼びかける」 (2)「~を声を上げて呼ぶ」 (3)「~に電話する」 などがあります。 *なお、「AをBと呼ぶ」で使われるcallには、補語Cが必要ですので、この例文には補語はありませんので、この意味にはなりません。 7.従って、callを上記の意味で訳せば、 「トムに呼びかけている少年を知っている」 「トムに電話している少年を知っている」 などの訳が可能です。 以上ご参考までに。
お礼
ありがとうございます。 文法的にはありえるようですね。 参考になりました。
- jayoosan
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#3ですが、ぱっと見言葉たらずなので補足しておきます。 下記の説明は、質問文に添って a boyであることをknow(知っている)というケースです。その場合、ある少年は一般人で直接の知り合いではない (a boy)ですので、callingという動作はがルーチンや仕事のように英語として浮かぶということです。 callingを「呼びかけている」という意味で使う場合の「Tomに呼びかけているいる少年を知っている」というのであれば、少年が a boyではおかしいです。なぜならどの人をさしているかわかりません。 もしthe boyと特定されれば、それは通常知り合いですので I know the boy calling Tom. そのまま「Tomを呼ぶ彼を知っている」→Tomを呼ぶ(声をかけている)少年は知り合いという意味になります。 です。
- jayoosan
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文の構造の質問じゃないですよね。 文があらわす状況が現実にはどんな状況なのでしょうか。 Tomを callingしているとは、少年は日常的に(ルーチンワークのような)トムを始終呼び続ける、あるいは、毎日毎日電話をかけつづける映像がうかびます。 つまり「トムを呼びつづける少年を、私は知っています」 それを知っているということは、あなたはある意味少しおかしい行動をしている少年を知っていることになります。ご質問のポイントは、これを言いたいわけではないですよね? もし日常的にTomにcallすることがおかしなことではなく、例えば仕事やある必要性から行っている少年を知っているのであれば、~ing系ではなく I know a guy who call Tom everyday. と現在形で表します。 また、ある場面でトム(の名前)を呼んでいる少年を見たのであれば、knowではなくseeなど他の動詞のほうが、自然な英文ができます。 日本語は人や物事のアスペクト(様子)を表す言い方がたくさんあるので、知っていることもその場で見ていることも、同じような人間の目線で捉えてしまいますが、英語では時間軸と何をやっているかが明確に単語(動詞)ごとにわかれているので、その場でみているのを「know 知っている」というのはおかしな感じがします。
お礼
ありがとうございます! なんとなくI know a boy...と言った時のニュアンスがちょっとわかりました。
- Milancom
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こんにちわ! おもしろいご質問ですね。この文はご自分で考えられたのですか。 文が、「ありえるかどうか」というのは、たいへん興味深く、また難しい問題です。 I know a boy calling Tom. は、ありえると思います。理由は、現在分詞にあるでしょう。現在分詞とは、動詞の-ing形で主に形容詞として働くものです。 The girl talking with Nancy is Emi. ナンシーと話している少女は恵美です。 この文で、talking with Nancy (ナンシーと話している)は、少女(The girl)を修飾しています。 I know a boy calling Tom. で、同じように考えると、calling Tom(トムを呼んでいる)が、a boy (少年)を修飾することになりますから、この文は、 「トムを呼んでいる少年を、私は知っています」 イメージとしては、夕暮れの河原で何人かの子供が遊んでいる。中の一人が、「トム、トーム!」と呼んでいます。ああ、あれは隣の男の子だ。こんな感じでしょうか。もしそうだったら、ああ「あの」子知ってるとなるので、 I know the boy calling Tom. と、theになるかもしれませんね。 状況によっては、aのままでもよいかもしれません。この文、どこかの文章や会話の一部であればもう少してがかりがあるのですが…。ことばは、流れの中で命を吹き込まれるものなので、語句や文を、全体から切り離して考えるのは、動物園の動物どころか、剥製にした動物を見て生きている様子を想像しようとするくらい困難な話です。 この文については、これくらいしかわかりません。どうも、すみません。さらに、ご質問があれば、ご遠慮なさらずお書きください。楽しみにしております!
お礼
ありがとうございます。 文章や会話の中の文ではありません。 高校の文法の問題集で(call)を正しい形に直す問題でした。 文法的にはありえるような気がしたのですが、callという動詞が私のイメージした(Milancomさんの説明にあったような)使い方ができるかどうかを知りたくて質問しました。
- ANASTASIAK
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>この文、ありえますか。 ありえません。 第5文型にして、 I know a boy calling himself Tom. とすればありえます。
お礼
ありがとうございます。 参考にします。
お礼
うっかり見落としていまして、お返事を書くのに4ヶ月も経ってしまっていました。いつもながら詳しく説明くださってありがとうございます。 Y TubeでJohnny Cashの「A boy named Sue」を聞いてみました。観客が笑っていたのでおもしろい歌かなと思って歌詞を確かめたら、なんとも言えない物語でした!この歌が歌われた時代やアメリカという国の文化的背景がよくわかっていないので、この歌の味が今一わかっていないかもしれません。