シュワルツの不等式の証明について
証明の過程で、途中計算がわからない部分があります。
VをK上のベクトル空間。||a||=√<a,a>、(∀a∈V)と定義。
∀a,b∈Vに対して|<a,b>|≦||a|| ||b||、を示す
[証明]
e=b/||b||と置き、この証明の一部で
0≦||a-<a,e>e||^2
=<a-<a,e>e , a-<a,e>e>・・・(1)
=<a,a> - <e,a><a,e> - <a,e><e,a> + <a,e><e,a><e,e>・・・(2)
この最後の(1)から(2)への式変形が計算できません。
分配法則を使って<a,a>まではわかるのですが、それ以降が全くわかりません。
予想するに、<a,<a,e>e>=<e,a><a,e>なんでしょうか?これも根拠は不明。
よろしくおねがいします。