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19cと20cの憲法の違いは?

 19cと20cの憲法の違いは何でしょうか? 19cは私有財産が核となり、人権が生まれたと習いました。 20cは社会権、生存権が出てきました。 ご存知の方いらっしゃいましたら、よろしくお願い致します。 全く、手も足も出ません><

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回答No.3

18世紀のヨーロッパで市民革命が起こったのはご存知だと思います。しかし、革命を起こした”市民(ブルジョワジー)”という言葉の意味は現代の我々が指す市民とは異なります。市民革命の”市民”とは「資産を持ち、ある程度の教養や知識のある、いわゆる資本家」のことであり、一般人という意味の市民ではありません。彼らは多くの私有財産がありますから、それらを不当に国家に没収されたりしない権利を求めました。それが自由権です。18世紀的基本権とも言います。国家”からの”自由です。 資本主義経済が発展していく中で、資本家と労働者という区分がより鮮明となります。その中には給料が少なくて生活の苦しい労働者たちがたくさん生まれます。すると19世紀後半に、どんな人間でも人間らしく生きる権利があるはずだ、というように考えられるようになりました。いわゆる社会権です。これが初めて憲法に盛り込まれたのはドイツのワイマール憲法(1919年)です。なので、20世紀的基本権とも言います。国家”による”自由です。 なぜ社会権という考え方が18世紀には生まれなかったのか、答えは簡単。市民革命を起こした市民たちは、多くの私有財産があったので社会権など必要なく、自分たちで人間らしい生活を営むことができたからです。

benkyouchu
質問者

お礼

なるほど、詳細ありがとうございました☆

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回答No.2

大雑把に言うと明治憲法は天皇中心主義の憲法でした。起草されて制定されるまでが黒すぎましたよね。 伊藤博文がやりたい放題やって枢密院設けてわざわざドイツ人の法律顧問まで使って… 明治憲法下における人権なんてお飾りです。 今の日本憲法はよく聞くマッカーサー草案などにより文面だけでなく実際に人権擁護が行われるような 人民中心の憲法に変遷されました。 そもそもイギリスなどでもそうでしたが法律の変遷というものは流れがほとんど万国共通です。 (先進国・君主国限定ですが・・・) まず、中央集権的な指導者本位の考え方に対し自由を求め国家からの自由を求める 次に、自分たちで国家を運営しようとする国家への自由を求める 最後に、国からよりよい保障を手に入れるために国家による自由を求める 本線はこの三つの考えにより変遷してると思います。

benkyouchu
質問者

お礼

そうだったのですね、ありがとうございます^^

noname#138477
noname#138477
回答No.1

質問文に答えが書かれているように思いますが・・。 19世紀にできた大日本帝国憲法と、20世紀にできた日本国憲法の人権規定の大きな違いを書かれていますね。

benkyouchu
質問者

お礼

 そうでしたね 笑 すみません

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