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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:フィリップス曲線と総供給曲線の論点)
フィリップス曲線と総供給曲線の論点
このQ&Aのポイント
- 失業が存在していても、貨幣賃金率の下落速度が緩慢ならば、フィリップス曲線の傾きはそれだけ緩やかになる
- 合理的期待形成仮説が成り立つとき、インフレ供給曲線と同様に、総供給曲線は垂直になる
- フィリップス曲線と総供給曲線は密接な関係がある
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質問者が選んだベストアンサー
経済学部の者です。 まず、「失業が存在→現在の賃金は均衡水準より高い水準にある→次第に調整される」と考えます。 次に、縦軸にインフレ率・横軸に失業率をとり右下がりの線を描きます。 このとき、以下の関係があります。 ・インフレ率上昇→実質賃金の低下→失業率低下 ・インフレ率低下→実質賃金の上昇→失業率上昇 解説で、「貨幣賃金率が緩やかに低下」しているので、「インフレ率も緩やかに上昇」している訳です。 このため、傾きが緩やかな直線を描くことになります。 傾きが急な線と緩やかな線を実際に描いて確認してみると分かりやすいですよ。 次に、フィリップス曲線と総供給曲線との関係ですが。 フィリップス曲線から総供給曲線を導出できます。 詳しくて分かりやすいサイトを以下に貼ります。 http://www.findai.com/yogow/w00264.htm 「総供給曲線が垂直」であれば、物価がどれだけ変動しても国民所得が一定という状態です。 これは、完全雇用(労働者の数が一定)の状態を想定しているため、産出量も一定ということです。 ここで、合理的期待が形成されていれば、物価水準と期待物価水準が等しくなります。 つまり、経済主体が物価の変動を予想した行動をしているため、物価変動によって所得に影響を与えない(垂直の状態)といえば良いでしょうか。 実際に上のサイトで式を確認してみると分かりやすいと思います。
お礼
なるほど! よく分かりました。 ありがとうございます。