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流体力学・質量保存則について

とある教科書の章末問題です。 control volumeの質量をMとして以下の式を導出せよ。 ∂M/∂t + ∬[c.s.]dm・=0 ([c.s.]は下付き文字です。control surfaceだと思われます。dm・はmの上に・が付いています。) 第一項が蓄積なので、第二項は流出、流入だと思うのですが…。 第二項の意味がいまいちつかめません。 まず、dm・というのは質量の時間微分という解釈でよいのでしょうか? そして、それをc.s.、つまり表面で積分するというのはどういうことなのでしょうか? 回答をお待ちしております。

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noname#221368
noname#221368
回答No.1

 体積積分と面積分(表面積分)を、∫dv,∫dsと書きます。さらに流体(質量)密度をρとして、   M=∫ρdv  (1) ですよね?。ここで体積積分の積分領域はV(control volume)とします(省略してますが)。さらに、Vの表面をS,流体の流速ベクトルをuとすると、Vの表面Sからの質量の流出速度は、   ∫ρu・ds  (2) になります。ここで、・は内積を表し、dsはSの面素ベクトルです。面素ベクトルは、Sの外法線単位ベクトルに、Sの面素da(aは面積Areaの頭文字で、面素はスカラー)をかけたものです。  (2)は、Sを横切って流れ出す、Vからの単位時間当たりの質量流出量なので、Mとの関係は、   ∂/∂t(∫ρdv)+∫ρu・ds=0  (3) になるはずです。これが、ご質問の式と思います。そうすると、dm・は、   dm・=ρu・ds という省略記法でないか?、という気がします。単位は質量の時間微分ですが、質量流出量の時間微分(質量流出速度)という意味です。

kazu-zu-
質問者

お礼

質量流出量の時間微分ですか…。 回答ありがとうございました!

その他の回答 (1)

  • yokkun831
  • ベストアンサー率74% (674/908)
回答No.2

連続の方程式を体積積分するだけではないでしょうか? ∂ρ/∂t + ∇・(ρv~) = 0 すなわち, ∫[c.v.]∂ρ/∂t dV + ∫[c.v.] ∇・(ρv~)dV = 0 第1項の体積積分と時間微分は順序交換が可能で,また,第2項にガウスの定理を適用して, ∂/∂t∫[c.v.]ρdV + ∫[c.s]ρv~・dS~ = 0 ∴∂M/∂t + ∫[c.s] dm・ = 0 dm・=ρv~・dS~ は,境界面からの流出速度を表していると思います。

kazu-zu-
質問者

お礼

流出速度で良いのですね。 回答ありがとうございました!

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