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「~について」という表現方法について

「~について」を英語で表現する場合、aboutがよく使用されますが、onやoverにも同じ意味があります。手元の辞書でどのように使い分けるのかを見てみますと aboutは一般的な内容を暗示する。 onは専門的な内容。 overはaboutと比べて長時間の紛争・いさかいを暗示する。 とあります。英文を読む際には、意味が分かれば良いので迷うことはないのですが、英文を書く際に使い分けが分かりません。例えば、ロイター通信のサイトで以下のような文章がありました。 LONDON (Reuters) - A six-week national debate over genetically modified (GMO) crops and food has found that British people are still highly skeptical of the controversial technology and mistrust the government and the industry that has to power to introduce it. ここではdebate overでも読むぶんには簡単に理解できますが、もし自分が書く側だとすれば、GMO(遺遺伝子組み換えの)というのは専門的だと思うのでonが適切な気もします。 また、debateを辞書で引きますと、「~について討論する」と表現する場合、overが使用可能であるということは書かれていません。基本的に、個々の単語の説明で、「~について」の例で示されていない前置詞を用いても問題ないのでしょうか?例えば、今まで見たことありませんが、information over~で「~についての情報」と表現しても、ネイティブの方から見れば全く不自然ではないのでしょうか? 以上のことについて、分かる方がいらっしゃいましたら教えててください。よろしくお願いいたします。

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回答No.4

アメリカに35年ほど住んでいる者です。 私なりに書かせてくださいね。 aboutは一般的に使われ、殆んどの場合全く問題なく使われます. このdebate about genetically modified (GMO) crops and foodと言っても問題はないですね. しかし、overとonには違ったフィーリングが入っているから、この文章ではoverと使ったと思われます.  overとは、かなり広いトピック/問題点について、と言うフィ-リングがあります. debateだけでなく、travel over the world, clouds over the mountain, dust over the entire table (dust on the tableでは出せないフィーリングですね)などのように使われる単語なんですね. 辞書でoverを見ていただけば、このフィーリングが日本語として使われるときの役に出ていると思います. よって、極端に違う意見も出てくる可能性の高い討論だから、debeteと言うわけで、その両サイドに分かれた幅の広い討論、と言う事で、overが使われう事が多い、ということにもなります. また、onはかなり狭い状況/トピックについて、と言うフィーリングがあるんですね. だからこそ、専門的なこと、と言うフィーリングもその中に入ってくるわけです. つまり、debateとは、ある特定の非常に狭い意味でのトピックを討論するduscussion/talk/speechとは違い、一つのトピックに関しても、いろいろな角度から討論するんですね.  ですから、debate onとして使った場合、debate overより、かなり狭い意味での問題点を討論する、と言うフィーリングになるわけです. ですから、時間的にも、debate overと言う状況をdebate onと言う状況と較べると、長く深く討論するんだな、と言うフィーリングが浮かんできます.  また、同時に、overを使うことによって、「奥の深い」討論をしていると言うようなフィーリングがあるので、よく使われるのだと私は感じます. だからこそ、この記事でも、overを使いたくなるところだと思います. もう少し私の主観的なフィーリングを書かせてくださいね. onやaboutはそのまま、~について、という意味でいいと思いますが、over~は、~の話題を覆っていることを、と言う意味だと感じます. よって、「-について」と言う限られた意味としての訳ではないから、載っていないのではないかな、と思いますが、私としては、使われる状況と一緒に説明したoverについての記述を追加すべきだと思います. ですから、informationの件ですが、information on, information aboutはそのことについて、はっきりした情報、と言うフィーリングを私は受けます. しかし、information overとすると、私には違和感を感じますが、と言う事なんですね. 私の日本語のレベルでは説明できる物ではないのかもしれませんね. これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。

cosmopolitan
質問者

お礼

回答をいただきありがとうございました。dust over the entire table と dust on the table を比較なさってるのを見て、非常に分かりやすかったです。同じ訳になってしまったとしても、単語が含んでいるフィーリングが違うというのが良く分かりました。それと、over の使われ方にばかり気が入ってしまいましたが、debate にもフィーリングがあるんですね。私は今までduscussion との違いについて気にしたことはありませんでした。これを気に、ちょっとしたフィーリングにも気を配ってみようと思います。

その他の回答 (3)

noname#140046
noname#140046
回答No.3

たしかにおっしゃる通り、about / on / over には若干の意味の違いがありますが、あくまで「若干」で、集合で言えば「交わり」の部分の方が大きいと思います。 また、on が適切か over かと疑問に思っておられるようですが、むしろ適切度の問題というよりも collocation の問題、つまり「この単語はどの単語と仲良しか」ということではないでしょうか。information と over はあまり仲が良くないですね。ですから「不自然」です。 ご指摘の debate に関していえば、この単語は over とも大の仲良しです。on でも over でも about でも一向に差しさわりがありませんが、over なら「ちょっと議論が長引いている」感じが出てくるだけです。しかし、 on でも about でも一向に差しさわりがありません。on は必ずしも「専門的な問題に関して」使われるとは限りませんからご留意ください。あなたが調べられた「使い分け」は、あくまで「強いて違いをあげれば」という前提で記述されていたのではないでしょうか。繰り返しますが、「交わりの部分」、つまり「どれでもいい」部分も多いということも覚えておきましょう。(debate を引いて over が出ていない辞書は、あまり良い辞書とはいえませんね。ただし、どの辞書にも欠点はありますが。これからは日本で出版される辞書も「使用頻度」を意識したものに変わっていくようですから、今後は記載されるようになるでしょう。最近私が一番応援しているのは三省堂の WISDOM です。日本初の「コーパス」を使用した頻度重視の英和です。) さて、これからは実際の英語に大量に触れていって、個々の表現がどの単語と「仲良し」か、次第につかんでいけるようにしましょう。例として挙げられた英文なら、わたしの感じでは over が真っ先に出てきます。が、on だって問題なし。about は、もちろん使っても問題ないですが、私がジャーナリストならちょっと避けるかな?ってところです。

cosmopolitan
質問者

お礼

回答ありがとうございました。意味においては、どれでも適用できるのですね。これで英文を書く際に少し安心できますが、相性にもこだわってより良い英文を書けるようになりたいです。考えてみますと、「cats and dogs」という表現がありますが、「dogs and cats」とは言いませんね。このように、複数使用可能なものからどれを選ぶかですとか、どのような表現がしっくりくるのかなど、直感的な部分を養っていきたいです。できるだけ英語に触れる機会を増やしていきたいと思います。

  • UKY
  • ベストアンサー率50% (604/1207)
回答No.2

英語に関してそれほど詳しい知識はありませんが、ちょっと私が思ったことを書かせてくださいね。 aboutとonについては、厳密に使い分けなければならない程の違いというのはないと思っています。日本語の、「~についての」と「~に関する」との違いのようなもので、口語的か文章語的かというような程度の違いだと思っています。 over については、「~を巡っての…」というようなニュアンスが含まれているというような感じで私は捉えています。これはある辞書の例文ですが、「a dispute over the inheritance」で「遺産を巡る争い」というような意味になります。 そうすると、「巡る」という言葉からして、討論とか話し合いとか揉め事とか、二つの者が互いに向かい合って何かやり取りしているというような感じがしませんか? information over... というのは私も見たことがありません。情報というのは、発信者から受信者への一方通行のものなので、私には、上に書いた「互いに向かい合ってやり取りしている」という感じがしないです。だから、私にはなんとなく不自然な感じがするのですが……。

cosmopolitan
質問者

お礼

回答していただきありがとうございます。「討論とか話し合いとか揉め事とか、二つの者が互いに向かい合って何かやり取りしているというような感じがしませんか?」とおっしゃっているのを見て、確かにそうだなぁと思いました。私の辞書の「overはaboutと比べて長時間の紛争・いさかいを暗示する。」というのと組み合わせて考えますと、さらにUKYさんがおっしゃる「情報というのは、発信者から受信者への一方通行のものなので、私には、上に書いた『互いに向かい合ってやり取りしている』という感じがしないです。」というのも納得できます。

  • motao
  • ベストアンサー率33% (5/15)
回答No.1

Collins COBUILDのCDで"debate"を全文検索すると、以下の例文がでてきます。 The burning question in this year's debate over the federal budget is: whose taxes should be raised? またGoogleなどの検索エンジンで"debate over"を調べると、多数ヒットします。したがって正しい表現であると考えられます(ヒットした中には、"over"が別の意味で使われているものや、英語のネイティブスピーカーではない人が書いたものが含まれていますので、その点は見極める必要があります)。 解決策は、良質な辞書とインタ―ネットを活用することだと思います。 なお、ある英英辞典では"over"について次のように説明しています。 "used for stating what people disagree about or what they feel worried, sad, happy, etc. about" つまりニュアンスとしては、強い感情が絡んでくる場合に用いるということです。遺伝子組み替え食品により子孫に異常が発生することは考えただけでも恐ろしいことです。

cosmopolitan
質問者

お礼

回答ありがとうございます。私は今回のことに関して調べるときに、英和辞書とインターネットを活用しました。しかし、インターネットでは「debate」でしか検索しませんでした。「debate over」のように、一連の英語を入力してヒットした件数や内容から、正しい表現であるか判断することができますね。気が付きませんでした。今後の英語学習に役立てさせていただきます。