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縄文土器の競売について質問します。
オークションのサイトで完全無欠に近い様な縄文土器が出品されていますが落札価格はさほど高価ではありません。たくさんの縄文土器の本物?が市場に出回っているのも驚きですが価格の安さにも驚いています。発掘場所等が不明で学問的価値が低いからでしょうか?ご存知の方、ご教示お願い致します。
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●複製品と書いてなくても疑ってみる事にします。 ○それは疑わなくて大丈夫です(笑)。 完品は"数が少ない"というだけで何百個と出土する発掘調査でなら何個かはあります。複数の完品土器を展示することは小さな資料館でも難しくはありません。 また、展示品は専門業者に発注して欠損部分が見分けがつかないほど精巧に修復されているものもあります。(樹脂で作られていることが多いので触ればわかるが、見た目では区別できない) ●例えば中学生が授業で作った縄文土器が30年後に本物 ○中学生が作ったレベルなら"知ってる人"ならすぐに見破れます。専門家なら見ただけでわかります。 第一粘土の質感が違います。 ただ、本物と見分けがつかないほど精巧な複製品も実際にあります。これは贋作というよりは研究目的や趣味で作られているものです。 それでも風化の度合いが違いますから詳細に鑑定すれば見分けられないことはありません。 もっとも最初から贋作としてさまざまなことをして作ったのだとしたら見分けがつかないかと思いますが、そこまですると"価格"がはね上がってしまうでしょうね(笑)。
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- onbase koubou(@onbase)
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遺跡を発掘調査しても「ほとんど完全無欠」なものはそう多くありません。 個人所蔵であれば畑や崖からの採集品の可能性が高いですが、そうなると「割れずに出土する」可能性はきわめて低いです。 誰が"本物保証"しているのかにもよりますし、また「本人は本物と信じた・鑑定した」となれば詐欺でもなくなります。 完品の縄文土器なら大きさにもよりますが30~50万円位が相場かと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 相場を教えて戴き納得しました。もし本物なら落札価格は0がひとつ足りないと思っていました。本物保証?でも10万円以内、作家の名前が彫ってあるレプリカは1万円以内で落札されます。これからは小さな資料館に展示されている複雑な突起のついた完品は複製品と書いてなくても疑ってみる事にします。例えば中学生が授業で作った縄文土器が30年後には本物保証されて売買される事もある訳ですね。 ありがとうございました。
- kyo-mogu
- ベストアンサー率22% (3398/15358)
レプリカか、特に珍しくもない形など。個人的に発掘、畑仕事とかで見つかったものなどかもしれません。専門家の鑑定も内容ですと困ります。国宝や重要文化財などに成っていなければ、結構流通しているようですね。仏像も同じです。
お礼
回答ありがとうございます。 本物保証?と明記されているのでレプリカではない様です。畑から掘り出した縄文土器の欠片や石器はオークションで求めた事がありますが何百円の単位でした。仏像も多いですね。
お礼
回答ありがとうございます。 土器は石膏?でつなぎ合わせて修復するだけかと思っていました。修復にもランクがあるとの事でよくわかりました。中学生の土器云々は仮にオークション等に出されても私の様な素人には判別不能という話です。言葉が足りませんでした。 大変参考になりました。ありがとうございます。