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「~させて」と「~さして」に関して。
「~させて」に対する「~さして」という表現は 「せる」「させる」の文語形「す」「さす」の連用形である「せ」が「させ」が、「す」「さす」が五段活用に転じたため「し」「さし」になった結果生まれた関西由来の表現ということでよろしいでしょうか??
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- kine-ore
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「一方、「読まして」「食べさして」など、「……(さ)していただく/くださる」と言う人がいるのは昔からのことだが、やはり改まった場合は「(さ)せて」が好ましい。」(菊池康人「敬語」P225講談社学術文庫) 「~て…」という助詞が、敬語では「~ていただく」となるのだが、一般に「~していただく」の構文が多いため、その前段の動詞の活用自体が引っ張られ、揺らいでしまいやすいということでしょうか。
いえ,逆です。元来,使役は「す」「さす」「しむ」の形が用いられていました。それが東日本では「す」「さす」が「せる」「させる」の形に変わったのです。一方,西日本では現在も「す」「さす」の形が用いられています。
- cxe28284
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助動詞させる(文語助動詞さすが下一段化した語させ、させ、させる、させれ、させよ、) 意味は使役を表す。 させては連用形させ+助詞て=動詞のて型 させてください。させていただくの形で相手のの指示を仰いだり、自分の謙遜を表す。 さしてはその転化関東では聞かなかった。関西以西なのかどのへんに境界があるのかはわからない。 と言うところですが・・・・。
お礼
回答ありがとうございます。 「未然+して・さして」の形について、いかにも全く根拠の無い誤用、あるいは使っている人がいる以上は正しいみたいな解説がされているのを見たので、いや、もうちょっと由緒のある形だろ、と思って質問しました。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1122531386 例えばここをみると「『さして』は『させて』がなまった形」(「させて」からの音変化)とか挙句の果てには「『雰囲気』を『ふいんき』と読むようなもの」とか書かれていて、これでは「さして」が可愛そうではないですか。
- ゆのじ(@u-jk49)
- ベストアンサー率30% (1233/4073)
ANo.1さんに賛成です。 私の場合、「~さして」は、文章では、決して、用いません。 しかし、くだけた現場で、冗談めかして言いたい時に、「~さして」を用いることがあります。
お礼
回答ありがとうございます。 よろしければどちらの方言をお話になるのか教えていただければ幸いです。
- waru-oyaji
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「~さして」は単に関西以西の方言だと思いますが、その由来を突き詰めていくと おっしゃるとおりの流れかも知れません。 ちなみに私は広島出身で福岡・東京・名古屋・さいたまと住んできましたが、 「~さして」と言うのは広島と福岡だけでした。
お礼
回答ありがとうございます。 「して・さして」と「せて・させて」の違いは単に「す・さす」と「せる・させる」のそれぞれの連用形に「て」が付いただけの違いだと思っていたのですが、辞書を見たら「す・さす」の連用形も「せ・させ」だったので、あれ、と思って質問した次第です。 良く考えたら関東などではそもそも「(未然)~す」「(未然)~さす」を用いないのでしょうか。そういう人から見たら確かに「そんな難しいものでは無い」かもしれません。 関西(以西は分かりませんが)では「足る」「染む」「借る」(3つ目は死語かな?)のように文語的な表現を好む傾向にあるので、その一環で生き残ったのでしょうね。
そんな難しいものでは無いと思いますよ。私の考えでは 「~させて」はやや丁寧な言葉遣い 「~さして」は軽いノリで使う言葉遣い その違いなんじゃないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 ただ、使い分けの質問ではありません。
補足
回答ありがとうございます。 私の認識と変わりありません。 ただ、「す・さす」の連用形は「せ・させ」ですよね。 生き残った西日本においてこれが五段活用になって連用形が「し・さし」になったのだろうか、と思ったわけです。 平行してアンケートもとってみました。 http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6455724.html 説明が曖昧で求めている回答形式自体少ないですが、 こちらの5番の方のような方が圧倒的になるかなと思ったのですがそうでもないみたいですね…。