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否定命令、肯定命令があった場合どちらを選ぶか
日本では同じ意味で否定命令文と肯定命令文って作れますよね。どちらもおかしくなく。 同じ意味の否定命令・肯定命令があればアメリカでは殆どの場合、肯定命令を選択します。ドイツやフランスではどうなのでしょうか? 例えば 「子供の手の届く所に置かないで下さい」 「子供の手の届かない所に置いて下さい」 しかしアメリカではこの場合否定命令文は使いません。 (1)Keep out of reach of children (2) Do not leave the product where children can reach 実はある取扱説明書を専門家に依頼して独・仏に訳すことになるかも知れないのですが、否定命令文の多い日本語を渡した方が良いのか、肯定命令文の多い英文を渡してよいのか迷っています。(2)のようなネイティブでない人が訳したものを出されても判断できませんので。
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一般化するにはたくさんの資料と研究が必要かと思います。一文だけで一般化することは危険ではないでしょうか。 英語でも、 Do not put the product in a place where children can reach it. Put the product in a place where children cannot reach it. は可能でしょう。 ところが、 Keep away from the place where children can reach out. は意味上からできないのではないでしょうか。 フランス語では、こうした場合は不定詞を使うと思います。 Conserver hors de portee des enfants. Garder hors de portee des enfants. ドイツ語では、 Halten Sie aus Reichweite der Kinder heraus. でしょうか。 ここで日本語での表現を考えてみましょう。 たとえば、「ここにゴミを捨てないでください」と掲示板を張った場合、誰かがここにゴミを捨てるからこのように張っていると思って、逆に捨てる人が現れるかもしれません。「ここにゴミを捨ててください」とした場合、上のような前提はなくて、単に協力を求めている感じではないでしょうか。相手に協力を求める場合はこのように「してください」の方がいいのではないかと思っています。どちらにしてもどこかには置かなければなりませんので、それなら子供の手の届かぬところに置いてくださいって言うことです。 ちょっと脇道それたかもしれませんが、否定命令か肯定命令かは各言語でこなれた訳文であれば、いいのでないでしょうか。 私もここで取り上げていることをそのまま疑問として、その専門家にぶちあけたらいいかと思います。
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- gunta
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「直訳じゃなくて、その辺考慮して訳して下さい。」と一言注意を添えれば原文は一番日本語で自然なものにしておけばいいと思います。そのへんは、プロの翻訳者ならわかっていなければいけない義務です。 フランス語でも、↑のようなケース、どちらでもいいケース、否定文でなければおかしいケース、など慣例や禁じ度の差で使い分けがいりますから、一筋縄では言えません。 アメリカ英語でも、この薬は子供に与えてはいけない、などどいうケースならDo not give to ...と表示するのが普通なのと同じ事です。
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ありがとうございます。 パソコンの調子が悪く、お礼が遅れました。 プロを試すと言うとおこがましいかも知れませんが、 重要な内容の場合、それもありかな。
お礼
ありがとうございます。 通常使っている日本語も、そうやってじっくり考えると奥が深いですね。 参考にさせていただきます。