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中学の公民 価格について

わたしは高校受験を控えた、中3です。 過去問を解いていると、次のような価格についての問題がありました。 問)価格について述べた文章としてもっとも適切なものを 次の(1)~(5)のなかから1つ選びなさい。 (1)需要量が供給量を上回っている場合、価格は下落する。 (2)実際に売られている価格が均衡価格より低いと、価格は上がる。 (3)独占価格という状態で売られている商品は競争相手が少なく、  低価格でも利潤が得られるため価格が下がる。 (4)電気・ガスのサービスを提供する企業は価格を自由に決められるが、  地域住民への影響が大きいため、住民の許可を受ける必要がある。 (5)価格はシグナルのような役割をもっており、この役割によって  生産資源に無駄が生じないようになっている。 答)(2) (2)は正しい ことは、解説・参考書で調べて分かりました。 また、(1)、(3)、(4)が間違っていることも分かりました。 しかし、(5)については、教科書(東京書籍P118の11行目から)に 「価格という信号は・・・(中略)生産資源の流れを調整し・・・(中略)  政府の計画がなくても、生産資源がさまざまな用途に適量だけ振り分けられる。」 とあります。 問題では 答えは(2)となっていますが、(5)はなぜ間違っているといえるのでしょうか? どなたか教えてください。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • gootttt
  • ベストアンサー率61% (191/309)
回答No.1

あなたの疑問は非常に正しいです。 私も5を間違いとするのは如何な物かと思います。 他の選択肢の内容を見てもそもそもこの問題自体を作った人間のセンスのなさ、経済に対する理解のなさが良く伝わってきます。 私は(5)は間違いではないと思います。 ミクロ経済学の一番大切な部分が 「価格という信号は・・・(中略)生産資源の流れを調整し・・・(中略)  政府の計画がなくても、生産資源がさまざまな用途に適量だけ振り分けられる」 というところなのです。 これはアダムスミスが発見して以来延々と自由主義系の経済学者が掲げてきた根本教義です。 恐らく、言葉尻を捉えて『最適=無駄がない』ではないとか、不況や恐慌時には成り立たないとかそういうことを論っているのだと思います。 そんな言葉尻を捉えて経済学の一番大切なところにケチをつけようとするのは如何な物かと思います。 まあこういうアホが作った問題を真剣に考えても仕方がありません。 そういう問題に引っかかったら、言葉尻を論う余地がない方をチェックつけるしかないですね。 あとはアホな問題に時間取られるより、他の問題で挽回を考えた方がいいかと。 余計なお世話でしょうが、質問者さんにはこんなことで経済学を嫌いにならないでほしいです。

Kohtarohimself
質問者

お礼

ご返答ありがとうございました。 確かに『最適=無駄がない』ではない といっていると考えるしかなさそうですね…。 でも、個人的には解決することができました。 ありがとうございました。 経済学 は好きとも嫌いともいえません。現段階では。

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