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弦の振動の問題です

一様な太さのゴムひもの両端をひっぱり、中間をはじくと音がする。同じところを持ったまま引っ張り具合をいろいろ変えて、異なる長さで音を出しても、ある範囲ではその高さは同じであった。この範囲で張力と長さは比例関係に、ゴムは伸ばしても体積は変わらないとしたら、単位面積当たりの張力は長さの2乗に比例することを説明せよ >異なる長さで音を出しても、ある範囲ではその高さは同じであった これから振動数f一定 >中間をはじくと これから波長λは弦の長さLの1/2 以上のことと張力Tをどのように結び付けていったらよいかわかりません どなたか詳しい解説よろしくお願いします

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  • BookerL
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回答No.1

 波長 λ と振動数 f と 弦を伝わる波の速さ v の間には v=fλ の関係があります。  振動数 f が一定ですから、v は λ に比例します。そして、「中間をはじく」ということで、ここでの振動は基本振動ですから、弦の長さを L とすると、λ=2L で、λは L に比例します。よって、v は L に比例します。そこで、 v=aL  ……(1) と置いてみます。(aは比例定数)  弦を伝わる波の速さは、 弦の張力を T、弦の線密度(単位長さあたりの質量)を ρ とすると、 v=√(T/ρ) (http://www15.wind.ne.jp/~Glauben_leben/Buturi/Hadou/Hadoubase5.htm などを参照) なので、Tについて解くと T=ρv^2  ……(2) 「ゴムは伸ばしても体積は変わらない」とすると、ρ は L に反比例しますから、 ρ=b/L  ……(3) と置けます。(bは比例定数) (1) と (3) を (2) に入れると T=a^2bL  ……(4) となり、「張力と長さは比例関係」が示されます。  断面積を S とすると、S は L に反比例するので、 S=c/L  ……(5) と置け、これで (4) の両辺を割ると T/S=(a^2b/c)L^2 となって、「単位面積当たりの張力は長さの2乗に比例する」が示されます。

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