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寝かしません 寝かせません

正しい標準語としてはどっちですか? また、標準語で無い方は方言なのですか、それとも たんに間違った言葉なんでしょうか? お暇のある方、宜しくお願い致します。

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noname#157574
noname#157574
回答No.3

>正しい標準語としてはどっちですか? 「正しい」は蛇足だな。標準語である方は「寝かす」だけが常用漢字表に載っているので「寝かしません」だ。 >標準語で無い方は方言なのですか、それともたんに間違った言葉なんでしょうか? 単に標準語でないだけで共通語だ。方言ではない。 歴史等についてはgaramondさんの回答を読んでくれ。

jjmaru
質問者

お礼

常用漢字表は「現代の国語を書き表す場合の漢字使用の目安を示すものである」 とあるので、共通語であって理想とされる言葉(標準語)では無いですが、 「寝かす」が共通語として定義されてる事を知れて嬉しいです。有難うございます。 ならばなぜ「寝かす」動詞サ行下二段活用→「寝かせる」反語→「寝かせない」~>寝かせません ではなく「寝かしません」なんでしょうか?  なんか混乱してきました。 それと「共通語であり、方言ではない」ときっぱり言い切れるものではないと思うのです。 現にgaramondさんがおっしゃっているように「寝かす」が関西で使われていた古い言葉であると。 それが定着したのならば立派に方言と言えると思うのですが?

その他の回答 (4)

  • bacaisao
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回答No.5

どっちも正しいです。 Yahoo国語辞書に下のように同じ意味として出ています。 ただ、この辞書では「寝かせる」の方はカラ見出しに近いので、「寝かす」の方が優勢のように見えます。 「せる、させる」は使役の助動詞で、「す」はその文語(古語)です。 「働かせる」「働かす」など、いろんな言葉につきます。 ま、どちらでもお好みの方をお使いになればよろしいかと存じます。 私は関西人ですが「寝かせません」です。 なお、どなたかのお礼に書かれていた横光利一は、戦後まで生きていた作家だと思いますが。 ね‐か・す【寝かす】 [動サ五(四)] 1 眠りにつかせる。寝つくようにする。「赤ん坊を―・す」 2 からだを横たえさせる。「患者をベッドに―・す」 3 縦のものを横にする。横に倒す。「ロッカーを―・して運び込む」 4 品物や金銭などを活用せずに手元にとどめておく。「商品を倉庫に―・しておく」 5 発酵・熟成させるために、一定の温度でしばらくそのままにしておく。「みそを―・す」「ワインを―・す」 [動サ下二]「ねかせる」の文語形。 ねか・せる【寝かせる】 [動サ下一][文]ねか・す[サ下二]「寝かす」に同じ。「起きるまで―・せておこう」「パンの生地を―・せる」

jjmaru
質問者

お礼

横光利一の事は某アナウンサーの方がいつも熱心に研究なされてブログに書かれてるのでつい鵜呑みにしてしまいました。 きちんと調べてみるとその頃には出版どころか生まれてらっしゃいませんね^^; garamondさんにお詫び申し上げます。 yahoo国語辞書、見てみました。 大辞泉だと『寝かせる』にて「寝かすに同じ」 大辞林では『寝かす』にて「寝かせるに同じ」 と書かれてるところを見ると、どちらが有力か言えないように私には見えますが。 TheWK1981さんの教えて下さった常用漢字表。 確かに「寝かす」しか載っていなかったので、 文化庁が出している物ですし「寝かす」の方が有力なのでしょう。 一応纏めると ・「寝かす」→「寝かしません」の方が関西から全国的に広がり定着。、 ・現在標準語を定める機関が無いので標準語としてどちらが正しいのかは不明 ・共通語としては「寝かす」が一般的とされているが有力。 ・ほぼ同レベルで扱われている理由に微妙にニュアンスが違って取れるため(???) といった所でしょうか? ちなみに「し」と「さ」の違いを疑問に思ったそもそもの成り行きが 関西育ちの親友が「寝かせません」と書いたのに対し、 関東の影響が多分一番多いと思われる私が 「"寝かしません"とも言うよね?」と聞いた所からです。 それだけどちらも浸透しているんでしょうね。 ご回答有難うございました。

  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.4

感覚にすぎないのですが、どちらも正しい表現のように思います。 微妙な違いはあります。 「寝かしません」→寝かす対象に焦点が当たっている。 「寝かせません」→寝かす主体に焦点が当たっている。 たとえば、A さんが、もう少しでギネスの不眠記録を更新します。 私は、そのサポーターというシチュエーション。 「あと10分で記録達成なので、絶対に(A を)寝かしません」 「あと10分で記録達成なので、絶対に(私が)寝かせません」 という感じ。 文法には詳しくないので、あまり自信はありませんが、  「寝かしません」は五段活用と考えてもいいような気がします。 寝かさない・寝かして・寝かす・寝かす人・寝かせば・寝かせ 「寝かせません」は下一段で、 寝かせない・寝かせて・寝かせる・寝かせる人・寝かせれば・寝かせろ      

jjmaru
質問者

お礼

文法を分り安く書いて下さったのでスッキリしました。 疑問に思った時『寝かせない』『寝かさない』の違いについて 他サイトの質問で色々な方がお答えなさってるのも見ていたのですが、 「寝かしません」も「寝かさない」と一緒なのですね。 日本語の文法って難しくてなかなか理解するのに時間がかかってしまって すみません。 [動サ五]寝かす→寝かしません  寝かさない [動サ下一]寝かせる→寝かせません 寝かせない ですね。 確かに微妙に焦点が違う気がします。 「しません」が単体の動詞として働いているように 聞こえるからでしょうか? なかなか面白いです。 お時間有難うございました。

  • garamond
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回答No.2

本来は「寝かせる」ではなく「寝かす」でした。 東京の人は「ア列+して」、「ア列+した」の形を嫌います。 関西方言などで、使役の「責任を取らせた」「教科書を読ませた」を「責任を取らした」「教科書を読ました」と言うのと似ているために、規範意識から、本来「湯を沸かした」「鐘を鳴らした」と同類のサ行五段活用の他動詞なのに、 「食事を済ました」→「食事を済ませた」 「上体を反らして」→「上体を反らせて」 と“訂正”する傾向があるのです。 「耳を澄まして」も次第に「耳を澄ませて」に取って代わられようとしています。 「降ろした」と「降りさせた」は形が明らかに違います。 「尽くした」と「尽きさせた」は形が明らかに違います。 「浮かした」と「浮かせた」の違いは「し」と「せ」だけです。 そこで“「浮かした」は「浮かせた」の崩れた形だ”という規範意識がはたらいて、「腰を浮かせた」と言うようになるのです。 現に「愛想を尽かした」は「尽くした」の「ウ列+した」と違って「ア列+した」です。 そこで「愛想を尽かせた」と言う人が出てきます。 「子どもを甘やかす」を「子どもを甘やかせる」と言う人が出てきます。 「寝かす」が「寝かせる」になってきたのもこれと同じだと考えられます。

jjmaru
質問者

お礼

歴史視点からの回答有難うございます。 しかしながら「し」と「せ」の違いを探してる時に行き当たったサイト様で、 「寝せる」の最も古い用例が1663年(福島県出身の横光利一)であり、 「寝かす」と「寝かせる」と最も古く記載されてるのが両方とも1750年だと 「日本国語大辞典」にある事が書かれてました。 もし変化したものならば、「寝かす」と記述された文献が「寝かせる」が記述されるまで 作られなかった、または見つからなかったという事でしょうか。 明治時代には標準語を規定する機関があったけども廃止されたというような事を聞いたので、 歴史的に考えればその頃定められたものが標準語としての候補の様な気がするのですが… どこに行けば見れるんでしょうね…

回答No.1

「寝かせる」とは言うけれど、「寝かしる」とは言わないので 「寝かせません」が正しいと思います 方言ではなくて、言いやすいとかで使われたとかではないのでしょうか 似たような言葉で「見せて」を「見して」と言う人もいますね これも「見せる」とは言いますけれど「見しる」とは言わないので 同じ様な理由で使われていると思います 私なりの考えなので間違っているかもしれません

jjmaru
質問者

お礼

早速の回答有難うございました! ん~…確かに英語やフランス語等の動詞活用法を見ると (他の言葉はあんまり詳しくりしませんが) 使う場面がいちいち変わる他動詞よりは「寝かせません」が一番理想的な感じがしますね。 「見る」の例を考えると「見して」とは言えど丁寧語にすると「見して下さい」 …どうも丁寧に聞こえませんし^^; そうすると使われたり使われなかったりするこの「し」。 どっから来たんでしょうね。