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バサラ・うつけ・伊達・かぶきとは?
- バサラ・うつけ・伊達・かぶきは、日本の伝統芸能や武将のイメージを表す言葉です。
- それぞれ異なる意味合いやニュアンスがありますが、大まかに言って皆同じく奇抜なイメージや規格外を表す言葉として使われています。
- 具体的な人物としては、バサラは佐々木道誉、うつけは織田信長の元服前の姿、伊達は伊達政宗、かぶきは前田慶次郎をイメージすることが一般的です。
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まず、各々の意味を列記してみます。 ・婆裟羅 = 中世日本の南北朝時代における傾奇者 ・空け者 = ぼんやり者・中身が空っぽの者 ・伊達者 = だてな身なりを好む者。見栄を張る者 ・傾奇者 = 異風を好み、派手な身なりをして、常識を逸脱した行動に走る者(戦国~江戸初期) では、私が考える最も当てはまろうかと思われる人物を列挙してみます。 ・婆娑羅 = 佐々木道誉 ・空け者 = 織田信長 ・伊達者 = 伊達政宗 ・傾奇者 = 前田慶次郎 イメージできる人物は質問者様と同じです。 >時代背景や使われ方で、意味合い・ニュアンス、イメージ&シンボル的な人物が異なる言葉ですが・・・ 強いて不正常とか風変わり度、批判や非難の強い順番等を各表現に付けられるでしょうか? それとも、大きく括ると、皆、同意語or同類語と考えても良いのでしょうか? =よくよく当てはまる人物を見てみると、全員が全員、「身なり」が派手、異風と共通しています。そうゆう意味では同類語と考えても良いでしょう。 さて、これに、敢えて時代背景や風変わり度を考慮し、ランク付けをするとしたら、 ワースト1)婆娑羅 2)傾奇者 3)空け者 4)伊達者 となるでしょう。 「佐々木道誉」はまさしく元祖「傾奇者」です。時代背景を考えても正に「異様」だったと思われます。 「前田慶次郎」の場合は、「佐々木道誉」をモデルに、自分もそんな異風に憧れ、そうゆう格好をしたと思われます。「織田信長」は、終生「空け者」でした。それが顕著だったのが、質問者様の言う「元服前」であり、「本能寺の変」で自害するまでの間、彼はバテレン様式を好み、当時としては、かなり異風だったと思われます。「伊達政宗」は格好こそ、それ程変わったものでは無く、「イケメンお洒落」の原点と考えられます。それが当時は異風に見えたのでしょう。「伊達男」の語源はここにあります。
お礼
詳細且つ懇切丁寧に教えて頂き、誠にありがとうございます。 モヤモヤとしていた疑問が氷解したように思います。 これまでは、分かったようで分からない、悩ましくややこしい用語で、該当の言葉が出てくると、同じように疑問が連想ゲームのように出て来ていましたが、お蔭様でスッキリとしました。 本当にありがとうございました。