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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:【回路における「電位」(電圧)って結局何なんですか?】)

回路における「電位」(電圧)って結局何なんですか?

このQ&Aのポイント
  • 回路における「電位」(電圧)とは何なのか気になる方へ。電位とは電場の保存力としての位置エネルギーを指し、回路においては電源の端子間に生じる電圧のことを言います。電場や電荷の詳細に触れながら、回路における電位の本質的な説明をお伝えします。
  • 回路における「電位」(電圧)の謎を解き明かします。電位とは電場の保存力としての位置エネルギーを指し、回路においては電源の端子間に生じる電圧のことを言います。回路がどのような状況でも、電位は存在し、電流が流れる要因となっています。さまざまな状況を考えながら、電位の本質を理解しましょう。
  • 回路における「電位」(電圧)の意味を解説します。回路において電源の端子間に生じる電圧を電位と呼びます。電位は電場の保存力としての位置エネルギーを持ち、回路内の電荷に働く作用力として現れます。また、回路の構造や特性によって電位の分布が変化し、電流が流れる仕組みを作り出します。詳細な解説を通じて、電位の本質をご理解ください。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.3

これだ、という回答が思いつかないのでいくつか書いていきたいと思います。 ・保存力 確認です。 力学で言うところの仕事は物体にエネルギーを与え(奪い)ます。途中で物体がどのような仕事をしたかで物体のエネルギーは異なります。もしここで、ある点からある点へどのような経路で物体が移動しても途中でした仕事が等しくなる力場を考えるなら、初期状態の位置と最終状態の位置だけで得た(失った)エネルギーがわかるので非常に便利です。 この時の物体が得るべきエネルギーは位置の関数で表せるようになり、これをポテンシャルと呼ぶことになっています。またポテンシャルを与える力を保存力と呼びます。 電界は電磁誘導を考えなければ保存力であり、電位はポテンシャルです。高校の範囲を超えた説明になりそうなので電磁誘導のことはとりあえず忘れてください。以降電界は保存力として話を進めます。 ・電界と電位 力とエネルギーが微積の関係にある(というのはわかるでしょうか?)のと同様に電界と電位も微積の関係にあります。電位は位置の関数なので電界は電位分布の傾きで与えられます。 電界の分布がわかれば電位の分布がわかりますし、電位の分布がわかれば電界の分布がわかります。 どちらか一方がわかればそれで事足ります。 ・測定可能な物理量 電圧・電流を測定するなら電圧計・電流計を使えば簡単に測定できます。 電荷・電場はそうはいきません。 もともと電荷・電場は、様々な実験を通して電圧・電流、その他諸々の測定できる物理量を計測して得られた経験則から「根本的な何かが存在する」との推測から見出されたものです。(電圧・電流もそうですが) 実験的な立場から言えば、測定できる物理量があって、それを測定して初めてそこに存在する電荷・電場の値が計算出来るわけです。 ・キルヒホッフの法則と素子特性 電源(の中身でどのような電界が働いているかはブラックボックスとして)の両極にある電位ポテンシャルの差(電圧)Vが生じたとします。電界は保存力ですから、電源の一方の極を出発点、もう一方を終着点とすれば、どのような経路選んだとしても(回路があろうとなかろうと)、電界を経路に沿って積分する(つまりその経路での電圧を足し合わせていく)と必ずVになります。 (実用上は当然回路上の経路を選ぶことになります) これがキルヒホッフの電圧則です。 また、正味の電荷は何もない所からは生まれません。ですからある場所に流れ込む電荷量(電流)をあらゆる場所で合計してやれば必ず0になります。(正味の電流が流れこむ場所は実質、電気素子以外に考えられないので各素子について合計することになります) これがキルヒホッフの電流則です。 各素子についての電圧・電流の関係式を素子特性といいます。 例えばオームの法則V=IRなどです。 電圧と電流を関連付けることができます。 これらキルヒホッフの法則と素子特性から方程式をたて、知りたい素子の電圧・電流を求めるのが「回路理論」の概念です。 物理的な作用を一つ一つ適用して回路を解くことも出来ますが、複雑な回路では余りに大変ですので、立てる方程式はキルヒホッフと素子特性だけ、求める物理量は電圧・電流だけでその他はブラックボックスにしておいて後で電圧・電流から逆算する方が簡単です。 参考になればよいですが・・・

kirikaxfan
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 雰囲気が掴めた気がします。 つまり、 ・電池があると、負極が正極よりも~Vだけ電位が低い状態になる  (全宇宙の電荷の電界による電位を足し合わせても大して変わらない、と仮定する) ・導線の中で電位が直線的に低下しているとは限らないが、  オームの法則を前提とすることで全体としての抵抗率などを考えることができる。  (抵抗器を入れれば全体としての抵抗が増えて電流が減るため、   抵抗以外の部分は電位がほとんど下がらず、   あくまで全体として抵抗器がどれだけあるかを考える。   あるいは、導線の抵抗率も含めて抵抗器を想定する) という2つの基本的事実から、 回路における現象を計算できるという感じでいいでしょうか。 結局この「回路理論」というのは、 オームの法則などがあるからこそ成り立つ理論だということですね? これによって、静電気とは別個の理論が成り立っている、と。 それでも、V=RIで現れてくるVと、V=∫Edr(点電荷について)で現れてくるVは、 確かに物理的に同じ量なんですよね? 歴史的経緯を知ることで理解が深まりそうです。 とりあえずは学習が進められそうですが、 機会があれば調べてみたいと思います。 この度はありがとうございました。

その他の回答 (2)

回答No.2

正しく答えられるか分りませんが 電場があって電位があるって言うのは空間電位のことです 回路の電位とは別物と思った方がいいです。 だから分野が電磁気と電気回路に分かれているんだと思います(高校で分かれているか知りませんが)。 私は来れまで空間電位と導線上の電位は同じようにあつかったことはありません。 (平板コンデンサが入ると空間電位が入ることがあるので考えるかもしれません。) 電圧というのはある地点Aの電位を0として他の地点Bの電位の差(AB間の電位差)をいいいます。(これは私の捉え方ですので必ずしも正しいとはいえません) 電圧をかけるというのはその電位差を人為的に作ることを言います。 例えば電池は1.5Vの電位差を作り出す装置です。 元々電位差が2Vなどあったところにつないでも強制的に電位差は1.5Vになります。 電場(電界)は回路の分野に出てくることはないです。 あと回路で扱うのは(動)電気で静電気ではありません。

  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.1

こんにちは。 たとえば、 電池のプラス - スイッチ - 導線 - 抵抗 - 導線 - 電池のマイナス という回路を考えます。 スイッチをONにすると、導線や抵抗の中を極めて速い速さで電場が伝わります。 ところが、 スイッチをONしなくても、電場はすでにあるんです。 電池というものが存在しているからです。 電池のプラスからマイナスに向かって(その逆と考えてもよいですが)、いつでも電場はあるし、いつでも電流は流れています。 その電流というのは、空気の中を流れる電流です。 空気の電気抵抗が著しく高いので、流れる量が少ないだけの話です。 乾電池、特に、パックを破った乾電池をしばらく保管していると、自然放電で電池のエネルギーが放出されてしまいますが、まさにそれのことです。 導線や抵抗は、空気よりも電気抵抗が小さいです。 ですから、スイッチより左側の導線は一様にプラス、スイッチより右側は一様にマイナスになって待機しています。 スイッチをONにすることで待機状態が終わり、電池のプラスからマイナスまでの経路が完成し、回路としての電場が伝わります。

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