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比の意味。
比の意味。 比の総復習といきますか。 比の意味は、同種の量間の場合、 (1)ある基準を1あたりの量としてそれを前項と後項にわけること 例:ロールケーキ20個を2:2で分ける際は、5個を1あたりの量(基準)とした場合である。 (2)前項は後項の比率を表す 例a:bは、a/b倍 異種の量の場合、 (1)前項と後項の比率を表す 例:200mの土地に牛50頭いる場合、牛1頭あたりの面積 200:50 上記の他に意味はありますか?あったら教えてください
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こんばんは。 比の意味を整理するために、同種の数量、異種の数量に 分けて考えている点はとてもいいことだと思います。 ※後で若干批判しますが… >同種の量間の場合、 >(1)ある基準を1あたりの量としてそれを前項と後項にわけること >例:ロールケーキ20個を2:2で分ける際は、5個を1あたりの量(基準)とした場合である。 わからないことはないですが、個人的には 『ロールケーキ20個を全体として、 前者には、その2/4を,後者にはその2/4が割り当てられている』 と解釈します。 つまり、『ある量を全体として、前者にどれぐらい、 後者にどれぐらいが割り当てられるのかを表現したもの』であり、 比の数字の中に“1あたり”を見出すのは不自然な感じがします。 >(2)前項は後項の比率を表す >例a:bは、a/b倍 比は比単独では使えません。 ”何かと何かの比がa:b” のように、必ず比で表現される対象が伴って意味を成します。 >異種の量の場合、 >(1)前項と後項の比率を表す >例:200mの土地に牛50頭いる場合、牛1頭あたりの面積 > 200:50 ここでも“比率”ということばを使っていますが、 比率そのものが比の本質ですので、説明になっていません。 総じて、比は抽象的な定義にとどめるのがいいのではないでしょうか。 例えば(完全ではないでしょうが…) -------------------------------------------------------------- ある2つの量A,B(同種でも異種でも構わない)について、 AがBのa/b倍(BがAのb/a倍)の関係にあるとき、 その関係をa:bと表現し、AとBの比とよぶ。 定義から、AとBの比がa:bと表されたとき、 AはBのa/b倍であることがわかる。 このa/bをAのBに対する比の値(比率)と呼ぶ。 全体に対する部分の、またはある数量に対する他の数量の比率を割合とよぶ。 -------------------------------------------------------------- さらに、AとBの比a:bからは、比の値(比率)、 割合のいずれも読み取ることができるので、 比、割合、比の値、比率は、しばしば同じ意味として扱われる。 (※ことばを混同しているのではない。) つまり、上記では、a:bはAとBの比と定義したが、 これはAに対するAの比の値、比率、割合も表していることになる。 私も、比をことばで厳密に記述することは困難だと思いますが、 AとBの比a:bは「AはBのa/b倍」というような、 抽象的・計量的な定義(数学的な定義)を用いることが、最善であり、 それ以上の意味を付加しないのがスマートだと思います。 (“基準の量”とか、“分ける”とかは持ち込まない) 参考までにお願いします。
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- alice_44
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貴方の言う「同種の量間の場合」も、「異種の量の場合」も、 比は、前項と後項の比率を表しているだけです。 同種とか、異種とか、拘って区別する意味は、あまりありません。 異種なら、比の値が固有の単位を持ち、 同種だと、比の値が無単位の数値になる…くらいが違いでしょうか。 「倍」は、無単位の数に、単位代わりにつける賑やかしの言葉 ですから、「同種の量間の」比の値につけておくことになります。
- OKXavier
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>(2)前項は後項の比率を表す >例a:bは、a/b倍 ??? aはbのa/b倍 >例:200mの土地に牛50頭いる場合、牛1頭あたりの面積 > 200:50 「200m^2の土地」ですね。 「牛1頭あたりの面積」は、200÷50=4 であり、「200:50」 ではなく、この「比の値」です。 200:50=1:0.25 とすれば、後項0.25は、土地1m^2当たりの牛の頭数。