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形容詞の尊敬表現について
形容詞の尊敬表現について ちょっとお聞きしたいんですが 先日小説でこんな文を見ました。「弱々しゅう見えてもしぶとい者どもじゃ。」 形容詞の尊敬表現は おめでたい→おめでとうございます ありがたい→ありがとうございます などみたいに「ございます」の後しか付かないと思っていました。 弱々しゅう見えてもしぶとい者どもじゃ。 ←このふうに使っても大丈夫ですか。 よろしくお願いします。
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弱々しゅう見えてもしぶとい者どもじゃ>弱弱しく見えてもしぶとい者たちだ 弱々しくという形容詞の連用形の古語表現で敬語ではありません。 お美しゅうなられた。なら尊敬の表現です。 おめでとうはおめでたくの音便(云いやすいように発音が変わる)ございますは存じます の略された形で慶事 祝い事 新年などを祝う挨拶言葉。
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- SPS700
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おめでとう、ありがとう、は尊敬表現ではありません。「ございます」があとにつくから尊敬表現になるのだと思います。 ではその前の形は何か?形容詞の連用形のウ音便で、関西の言葉に残っていますが、関東の「おめでたく」「有り難く」「弱々しく」という「形容詞の連用形」に相当します。 明治維新と前後に天皇家を始めとして関西から関東へ民族の大移動があり、その時ウ音便が関東にも「おはようございます」「よろしゅうございます」などと移ってきました。 ですから「弱々しゅう」は形容詞の連用形が、副詞的に使われているだけで尊敬表現ではないと思います。
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ご返事いただきありがとうございます。 なるほど、弱々しゅう見える=弱々しく見える ですよね 初耳ですが勉強になりました。 もう一つお聞きしたいんですが よろしゅうございます=よろしく(お願いします) おはようございます=はやく(起きたんですね) 挨拶としてその後の動詞が省略されたんですか。
補足
ご返事ありがとうございます なるほど、おめでとうございますは「おめでたく存じます」の変化した形ですね。 たいへん勉強になりました