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形容詞(述語)に尊敬語は?(い止めは許容されないんですよね?)
文の形容詞止めは「です」止めより正しいと聞きました。 「きれいです」、より「きれい」。 「美しいです」、より「美しい」。 では、目上の人に「あなたのお部屋のお花はきれい。」のように何も尊敬語を形容詞につけないでもいいのですか?尊敬をあえて付加するとすればどうしますか?
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1.「きれい」は形容動詞 形容動詞の語尾「だ」の丁寧形は「です」で問題ありません。 2.「美しいです。」という表現の是非について 広辞苑の「です」の項には、 >「面白いです」のような形容詞に付いた言い方は、 >昭和10年代までは由緒のないものとされたが、 >現代は正しいものと認められている。 とあります。 ですから、「現代では正しい」とも言えますし、「本来は許容されない」とも言えます。 以前、気になって周囲に訊いてまわったことがあるのですが、 違和感を覚える人、覚えない人、それぞれいるようです。 私自身について言えば、書き言葉で使われている場合は軽い違和感を覚えますが、 話し言葉としてはつい使ってしまいます。 3.「美しい。」の敬語表現について 「美しいです。」を不可とすると、確かに困ってしまいますね。 だからこそ「美しいです。」という表現が一般化したとも考えられます。 思うに、敬語表現には「話者の判断を押し付けない」あるいは、 「相手側に判断を委ねる」という側面がありますから、 「形容詞を述語に持ってくる」つまり「形容(=価値判断)を断定する」形の文そのものが 敬語になじまないのかもしれません。 書き言葉の場合は、 「思います」,「思われます」,「感じます」,「感じられます」 といった婉曲表現を付け加えると、丁寧かつある程度自然な表現になります。 話し言葉の場合は、 「お美しい。」と語頭に「お」をつける表現がありますが、大仰な感じは否めません。 現代ではやはり「美しいです。」とするのが最も自然かと思われます。 なお、私の周囲では(私も含め) 「美しいです。」には違和感を覚えるが「美しいですね。」になると違和感が薄れる、 という奇妙な傾向があるようです。 以上ご参考までに。 長乱文陳謝
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- DMIM
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まず、「きれい」は形容詞ではなくて形容動詞ですから「きれい」を丁寧に言うと「きれいです」です。 形容詞を丁寧に言う場合は、まず形容詞を連用形にして「ある」を付属させます。その付属させた「ある」を丁寧に言うことで全体を丁寧に言うことになります。 例えば「美しい」なら「美しくあります」です。 「あります」を「ございます」に変えた「(美しくございます)→美しうございます」という言い方もあります。 因みに、「美しくあります」も「美しうございます」も普通に使われていません。 また、質問文の例では丁寧語のことが書かれていて、題名には尊敬語のことが書かれていますけど、私は丁寧語や尊敬語などに詳しくないので、たぶん丁寧語についてだけの回答です。尊敬語については分かりません。
- kanora
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外国の方ですか? 「あなたのお部屋のお花はきれい。」 これは変です。 「あなたはお部屋を綺麗なお花で飾っていらっしゃいますね。」 これで丁寧な表現です。 >文の形容詞止めは「です」止めより正しいと聞きました。 これは違うと思います。 私は国語の専門家ではありません。