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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:MOSトランジスタ(電界効果トランジスタ)のバックゲート電圧について教)

MOSトランジスタ(電界効果トランジスタ)のバックゲート電圧について

このQ&Aのポイント
  • MOSトランジスタ(電界効果トランジスタ)のバックゲート電圧についてまとめました。バックゲート電圧を2段目のソース電位ではなく1段目のソース電位に接続する目的は何なのかを解説しています。
  • MOSトランジスタのバックゲート電圧について知りたいです。2段縦積み回路で2段目のバックゲート電圧を1段目のバックゲートに接続する理由についても教えてください。
  • MOSトランジスタの2段縦積み回路で2段目のバックゲート電圧を1段目のバックゲートに接続する目的についてまとめました。Vth電圧を低くし、Vdsを確保するために行われる処理だと考えられます。

質問者が選んだベストアンサー

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  • rabbit_cat
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回答No.1

>Vth電圧を低くしてVdsを確保できるようにかな 逆ですね。1段目と2段目のバックゲートを共通にすると、2段目のバックゲートを2段目のソース(=1段目のドレイン)につなぐ場合に比べて、2段目のVthは高くなってしまいます。 そういう意味では、1段目と2段目のバックゲートを共通にすると、高周波特性は悪くなってしまいますし、例えば、差動回路の場合だと、バックゲート効果で入出力応答に非線形性が入ったりと、バックゲートを分ける場合に比べて、どちらかといえば性能は劣化する方向になります。 じゃあ、なんで、そんなことをするかというと、 ・バックゲートを分けるのは大変だから(面積を取るから) につきます。 バックゲートが出てくるということは、ディスクリート部品ではなくて、LSI内の回路を想定しているんでしょうけど、 バックゲートを分けるということは、ウェルを分けなければいけないということです。ここらへんは、実際に、LSIのトランジスタのレイアウトをやってみれば自明な話なんですけど。 例えば、NMOSであれば、Pウェル上にN+領域(ソース・ドレイン)と、その間にゲートを作るわけですが、バックゲートはつまり基板のPウェルの電位です。 バックゲートが共通のトランジスタは、共通のPウェル上に、いくつも置けますが、バックゲートの電位を分けようと思ったら基板となるPウェル自体をトランジスタごとにわけないといけません。 あるPウェルの電位を他と分離するには、Nウェルのガードリングで周りを囲まないといけませんから、非常に場所をとります。 というわけで、LSIの設計では、通常は、Pウェルは全てのグランド、Nウェルは電源にすることが多いです。つまり、NMOSのバックゲートは全てグランド、PMOSのバックゲートは全て電源、ということです。 LSIでも、アナログ回路などでは、バックゲートを分ける場合もあります。 ただし、実際には、バックゲートを分けるために大きな場所をとることで、トランジタや配線の寄生容量・寄生抵抗等が大きくなってしまうので、わざわざ苦労して2つのトランジスタのバックゲートを分けたことによる効果(高周波特性向上など)が、打ち消されてしまうなんてこともありえます。

cyanari
質問者

お礼

ご教授ありがとうございました。 大変勉強になり助かりました。 ありがとうございます。

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