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(301)When Zeus ……この英文はどのように訳せばよいでしょうか
(1)(ll. 564-570) When Zeus has finished sixty wintry days after the solstice, then the star Arcturus 1325 leaves the holy stream of Ocean and first rises brilliant at dusk. (2)After him the shrilly wailing daughter of Pandion, the swallow, appears to men when spring is just beginning. Before she comes, prune the vines, for it is best so. 次の文章は“Works and Days” by Evelyn Whiteの一節です。 (1)(2)は連続した文章です。 試し訳と語彙について質問します。 (1)(ll. 564-570) When Zeus has finished sixty wintry days after the solstice極点(至), then the star Arcturus 1325 leaves the holy stream of Ocean and first rises brilliant at dusk. <試し訳> (ll. 564-570)本書行番号 冬至に達したあと、ゼウス(時季)が六十日の冬の日を終えた時、その時、星座アルクトゥルスが(脚注1325)オケアヌスの聖なる流れを後にして、まず、くすんだ空に燦然と輝き始める。 <質問> (a) and first rises brilliant at dusk 時刻は夕暮れであろうか、dustは「灰色の空」の意味であろう。 (b)When Zeus has finished sixty wintry dayについて 主語ゼウスは馴染まない表現である。 「ゼウスが」を「時季が」と読み替えれば、素直に理解できる。 この解釈は、正しいでしょうか。 *脚注1325; 1325; February to March. *冬至は一年の始まりのようだ(よく分からない) *the star Arcturus;北斗七星の一つ 《牛飼い座の α 星で一等星》. (2)After him the shrilly wailing daughter of Pandion, the swallow, appears to men when spring is just beginning. Before she comes, prune the vines, for it is best so. 彼Arcturusに続いて、鋭い鳴き声のパンディオンの娘、燕が人間の前に現れる時がちょうど春の訪れである。彼女swallowが来る前に、ブドウの剪定をしろ。それが最適(の時期)だからだ。
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▼(a) and first rises brilliant at dusk 時刻は夕暮れであろうか、dustは「灰色の空」の意味であろう。 ▽これはそのまま夕暮れでいいと思います。 ▼(b)When Zeus has finished sixty wintry dayについて 主語ゼウスは馴染まない表現である。 「ゼウスが」を「時季が」と読み替えれば、素直に理解できる。 この解釈は、正しいでしょうか。 ▽ゼウスはその後に書かれたアルクトュルス、あるいはパンディオンの娘などと呼応していて、なかなか古詩文的な文章でもありますし、それほど馴染まない表現とも感じませんが、しいて言うなら・・・ When Zeus has finished sixty wintry days after the solstice, を読み替えれば When sixty wintry days have goon after the solstice, とでも言えますから、つまりご質問の通りに、自然のサイクルをゼウスの名前のもとに擬人化したものと考えて良いと思います。 ▼脚注1325; 1325; February to March. *冬至は一年の始まりのようだ(よく分からない) *the star Arcturus;北斗七星の一つ 《牛飼い座の α 星で一等星》. ▽農耕民族や農業を生業とする人たちにとっては、冬至、夏至、春分、秋分、の四つの節季は農耕の手順の目安として古来、そして世界的に大切にされて来たようですが、中でも冬至は、農耕にかかわる日数計算の基準点として、ことに重要視されていたのでしょう。 ▽アルクトゥルスは太陽を除けば3番目に明るい一等星。春の夜空を代表する星として昔から親しまれていて、日本では、麦星、五月雨星、麦刈り星、麦熟れ星など多数の和名があります。麦が熟れる頃になるとアルクトゥルスが昇ってくることからこうした名前がつけられているのでしょう。 ▽(2)After him the shrilly wailing daughter of Pandion,以降は素晴らしい訳だと思います。 ゼウスが冬至の後の寒々とした60日を過ごした頃、そしてまた、(二月の末から三月の初めにかけて)牛飼い座のアルクトゥルスが オケアヌスの聖なる流れ(銀河と重なる位置)から離れて夕暮れ時に煌きながら最初に昇り現れ出す頃ともなると、そのあたりからけたたましく鳴き叫ぶパンディオンの娘燕が人の前に現れるようになる。そのちょうど前の頃が春が始まる時であって、ブドウの樹を剪定するなら、それには一番良い時期となる。
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then the star Arcturus 1325 leaves the holy stream of Ocean and first rises brilliant at dusk. holy steram of Ocean 神聖な海の光 leaves 光を(湖面に)残す → 光を描く → 光を放つ (までは間違った訳にはならぬはず) 麦星は神聖な海の光を放し、たそがれに燦然と輝き始める
お礼
回答を読んで。 No1さんとの重複を避けて、お気づきの点だけお答えいただいたものと思います。 特に、「麦星は神聖な海の光を放し、たそがれに燦然と輝き始める」は leaveの解釈によって、こういう訳を導きうることに驚きました。 ありがとうございました。
お礼
回答を読んで。 一言だけ書きます。 質問者は常識ともいえる予備知識が欠けていたので、驚きながら、読みました。 この回答は、質問者の質問に鋭く切り込むように答えている。 的を得て、ムダがない。まず、このことに、深く感謝します。 いろいろ調べていても、何を調べるのか、目標を見失うことさえあります。solistice,ArcturusとZeusとの関係がやっと見えてきました。 ありがとうございました。