- ベストアンサー
(294)英文の訳し方
- 英文「Keep all this well in mind, and fail not to mark grey spring as it comes and the season of rain.」は「これら全てを心に留め、灰色の春と雨の季節が訪れる時に見逃さないようにしなさい。」と訳せます。
- 英文「(ll 493-01) Pass by the smithy and its crowded lounge in winter time when the cold keeps men from field work,ーfor then an industrious man can greatly prosper his house-lest bitter winter catch you helpless and poor and you chafe a swollen foot with a shrunk hand.」は「冬の間は寒さによって人々が野仕事から遠ざかりますので、(その時)鍛冶屋と混雑した待合所を通り過ぎなさい。なぜなら、勤勉な人は自分の家を大いに繁栄させることができます。そして厳しい冬にお前が無力で貧しくなり、膨れた足を小さくなった手で擦る羽目になるからです。」と訳せます。
- 英文「The idle man who waits on empty hope, lacking a livelihood, lays to heart mischief-making; it is not an wholesome hope that accompanies a need man who lolls at ease while he has no sure livelihood.」は「生計がなくて希望を抱き続ける怠け者は、悪事を心に抱くものです。生計がないのに安穏として遊んでいる貧乏人に付き添うような希望は健全ではありません。」と訳せます。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
▼(a) fail not to mark grey spring as it comes and the season of rain. について、この文は when grey spring comes and the season of rain comesと読みましたが、正しいでしょうか。 ▽理解する手順としてはそれでいいと思います。 fail not to mark, (a)when grey spring comes,(and) (b)when the season of rain comesとか。 ▼(b)ーlest bitter winter catch you helpless and poor and you chafe a swollen foot with a shrunk hand. について‘ー’は「つまり」という意味であろう。 ▽―for then an industrious man can greatly prosper his house―とした挿入文のための‘―’でしょう。つまり、―勤勉な者は確かに彼の家を栄えさせるものだが―といった。 ▼次に、catch O1,O2という例文は辞書にありません。catch you (as) helpless and poor と理解しました。正しいでしょうか ▽そう理解していいと思います。つまり、厳しい冬が、お前を、しもやけで腫れた足先と皺だらけになった手を擦りながら、寄る辺もなく、そして貧しく(as=といったように)、お前を捕まえないように・・・という意味でしょうから。 ▼(c) lay heart mischief-making; 「人の仲を裂くような気持ちを抱く」とした。意味が良く分かりません。 ▽直訳すれば、悪く受け止める心を生む・・・といった意味でしょうから、ここは、(とかく)良からぬ気持ちを抱くものである・・・としました。日本で言う「小人閑居して不善を成す」と似ていますね。 ▼(d) it is not an wholesome hope that accompanies a need man 「にaccompanyすることは健全なhopeではない」 →「accompanyするようなhopeは健全なhopeではない」 と読みました。これは、正しいでしょうか。 ▽it is not an wholesome hope that accompanies a need man who lolls at ease while he has no sure livelihood. このフレーズでのhopeはのぞみではなくて考え方といった意味でしょうから、確かな生計の目途も立っていないのに、安易に過ごすような雇い人を抱えるなどは健全な考え方だとは言えない・・・とか。 ▼この文は哲学的な意味があると思えば、重要な問題提起をしているように思える。こうした古代ギリシャ人の考え方について考察した資料があれば教えていただきたいと思います。(英語か日本語のもの) ▽残念ながら、そこまでの知識はありません。 これら全てをしっかり心に留めておいて、訪れるであろう春霜と、そして雨の季節を見逃してはならない。寒さが人々を野良仕事から遠ざける冬期には、鍛冶屋や人が群がる居酒屋などは通り過ぎよ。―そうすれば、勤勉な者は自分の家を大いに繁栄させることが出来るものだが―、少なくとも厳しい冬によって、寄る辺もなく、貧しく、冬傷で腫れた足と皺だらけになった手をさするだけのお前にはしたくないからだ。 食うにこと欠きながら、当てもない望みに期待を寄せるような怠け者は、とかく良からぬ心を抱くものである。確かな生計の目途すら立っていないのに、ただ安易に過ごすような雇い人を抱えるなどは健全な考え方だとは言えない。
お礼
回答を読んで この部分は、回答の中の「小人閑居して不善を成す」話のようです。 こういわれると、耳がかゆい。 質問については、一つ一つ、明確になりました。 ありがとうございました。 *そろそろ、ふきのとうの季節ですね。