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太平洋戦争について質問です

開戦から終戦までの間 日本の方が優れていた兵器は何がありましたか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • makocyan
  • ベストアンサー率39% (1039/2623)
回答No.12

 思いつくのは飛行艇くらいでしょうか。  特に二式大型飛行艇は航続距離、耐波性、武装、耐弾性(日本機としては破格)、搭載量など、どれをとっても他国の同種機種を上回っています。他の方も指摘されているように、その技術は現用のUS-2に継承されています。  よく「日本のは優れていた」とされる潜水艦や零戦に代表される航空機、魚雷なんかについては、こんな話もあります。 潜水艦:  潜水艦の肝は静粛性ですが、この点では日本のものは極めて低性能だったようです。ドイツに渡ったイ号が港に入るとき、ドイツ海軍があまりの騒がしさに驚いたとか。また潜水空母なんて呼ばれることもあるイ-400シリーズは戦後にアメリカの潜水艦の船体構造に若干の影響を与えたそうですが、いかんせん攻撃力がわずか攻撃機3機では意味がありません。 航空機:  エンジンが決定的に遅れていましたので、総合的に優れていたとできる機体はみあたりません。突出した分野では、空戦フラップくらいでしょうか。なお、機銃とプロペラの連動システム(同調装置)は第一次大戦で開発された技術で、別段珍しい物ではありません。どこの国の戦闘機も採用しています。 魚雷:  酸素魚雷は射程、速力、弾頭重量などで突出していますが、調整がとても難しく、結構使いがたい兵器だったようです。大戦後半期ではこれといった戦果を挙げていません。また肝心の酸素を充填するためのコンプレッサーが日本では(まともなものを)作れなかったという話もあります。 銃砲、弾薬:  たとえば機関銃の銃身などの鋼材は国産ではよいものがなかなか造れず、かなりの量を輸入に頼っていたようです。構造的にも部品の精度が劣るため、反動式ではなくガス圧利用式が主流となりました。大砲の砲弾では、タングステンが手に入らないため、徹甲弾などの性能は劣ったようです。なお、水中弾効果を狙ったのは91式徹甲弾ですが、アイデア自体は日本オリジナルのものです。ただし実際の戦果はほとんど確認されていません。(そのような砲撃戦はほとんどなかったため)  三八式歩兵銃については、初期生産ロットのものはかなり精度が高く命中率もよかったようですが、後半になると粗製濫造で話にならなかったようです。  残念ながら当時の日本の科学技術はヨーロッパの模倣がほとんどで、また工作精度が2桁ほどひくかったこと、もともと良質の鋼材が製造できないなどの原因もあって、欧米の兵器に方を並べる性能の物はあまり製造できませんでした。  誇るとすれば、ごく短期間で少なくともコピーまでは作ることができた日本人の柔軟な思考や学習能力、要は「人」ではないでしょうか。

その他の回答 (11)

  • greias
  • ベストアンサー率40% (253/628)
回答No.11

優れた兵器という定義が難しい(例えどんなに優秀でも使う機会がない兵器や、デリケートすぎて扱いが困難すぎる兵器は、額面上は優れているかもしれませんが、現場では無用の長物となりかねません)のですが、先に回答に出ている酸素魚雷のほかにも、川西で生産されていた飛行艇の二式大艇は、世界でもトップレベル、しかも数段優れた飛行艇でした。 実際、戦後に飛行艇を使用する機会が減ってきたので他国では飛行艇は衰退していき、あまり進歩しませんでしたが、戦後も二式大艇並の実用性を持つ飛行艇はなかなか現れませんでした。その技術は今も生き続け、新明和のPS-1/US-1そしてUS-2は未だ他国が真似することが出来ない高性能飛行艇です。 あとは似たジャンルになりますが、日本は世界に冠たる水上機大国でした。確かに重いフロートを付けた水上機は軽快な陸上機にかないませんが、それでも日本の水上機は他国のそれに数段勝っていたジャンルです。

  • gohtraw
  • ベストアンサー率54% (1630/2965)
回答No.10

(1)酸素魚雷  瀬戸内海を東西に使わないと試験が出来ないほどの射程、炸薬量、そして発見されにくさ、これらを総合すると他国を遥かに凌駕していました。 (2)造艦技術  7万トンもの艦を建造できた技術は世界一です。戦艦以外の艦でも同じクラスで比較すると差は明らかです。 (3)戦闘機  攻撃する能力に関しては一流でしょう。ただ資源の乏しさに加えて高出力のエンジンを作ることができなかったのと、防御に関する意識が薄かったためパワーと物量で押されると劣勢に立たされてしまいましたが。

  • k16399638
  • ベストアンサー率33% (342/1035)
回答No.9

なにもない、などと抜けた事を言っている人がいますが、さにあらず。 まず、艦の砲弾があります。帝国海軍の1式弾は、敵の手前水面に落下したら、フェアリング、つまりキャップがとれ円筒形となり、そのまま水没せず水平に水中を進んで敵艦の舷側に命中するという恐ろしい物でした。 ついで、駆逐艦用の高角砲があります。乙型駆逐艦の65口径連装10センチ砲は戦後アメリカですら1950年代まで、これより性能のよい高角砲を開発出来ていません。しかも、普通は施設の整った港で行う砲身の交換を、航海中に自艦でできるというオマケつきです。 38式歩兵銃ですが、これの6.5ミリ弾は軽く、大量に携行でき、かつ弾道性能がよく、初速も早い弾丸でした。大量生産されイギリス、ロシア、フィンランド、メキシコなどにも出回っています。狙撃銃としては非常に恐ろしい(音より弾着が先)しろもので、日本軍も、また時代が下ったベトナム戦争の北ベトナム軍も狙撃銃として重宝しています。また、こわれようのない簡素な設計なので、初期の共産中国・北朝鮮でも大量に使われました。いまでも流通しており、フィンランドで弾丸が作られています。 歩兵火器では89式重てき弾筒も、日本の工業力にあった、シンプルだが使えた兵器です。専用の弾丸から、歩兵用手榴弾まで使え、迫撃砲、歩兵砲の生産能力が決定的に低かった日本にとって、その両方の性能を有する便利な兵器でした。大陸・北朝鮮では60年代まで使っていました。 あと、陸軍の作戦教育は世界一です。戦後台湾が日本軍人を招聘して軍事顧問団を結成させ、国民党軍幹部育成をさせましたが、アメリカで教育をうけた人物が、日本の教育こそ正しいと評価しています。 また、帝国陸軍は夜戦も得意でしたが、機動、がダイスキな陸軍で、重機関銃ですら機動についていくようになっています。常に動いて動いて敵を包囲しながら分断し、最後にありったけの弾丸撃ち込んで、夜襲ということができ、昭和16年の段階で大隊規模のサバイバル・ゲームやったら、疑いもなく世界最強です。 そもそも、帝国陸軍は大陸、特に対ソ連向けに建設された軍隊だったので、あのような戦争になってしまった事自体が悲劇だったと思います。ついでに、日本陸軍のソ連軍研究、暗号解読は当時世界一です。戦後アメリカは、大いに得をしたのです。

回答No.8

知っていますか?過去にアメリカ海軍の戦艦や空母を沈めた事があるのは、唯一旧日本海軍だけだったって。今もそれは変わっていません。 造船技術もさることながら、海軍のレベルは世界トップレベルでしたよ。その末裔が海上自衛隊です。それなのでアメリカ海軍は、海上自衛隊に一応の敬意を払っています。現在でも船の操縦技術はまねできないほど正確だそうです。 旧日本陸軍の特徴は夜戦にめちゃ強かった事。 夜中に襲う基地周辺に集まり、何も見えない中で月明かりだけで塹壕を掘り、その中に砲台を組み立てる事などは朝飯前だったようです。 よく、三八式歩兵銃の防塵カバーがカチカチ鳴って、兵士を苦しめた。という話が出ますが、それは夜戦を得意としていた旧日本軍ならではのエピソードです。 そして旧日本陸軍の末裔が陸上自衛隊。 日米合同演習などを見ると明らかに行軍の方法が違うそうです。 アメリカ軍は強襲を信条とし、電撃戦さながらの攻め方をするそうです。 自衛隊は手信号などを多用し、敵に悟られないように接近、一気に殲滅するそうです。

  • okormazd
  • ベストアンサー率50% (1224/2412)
回答No.7

「開戦から終戦までの間 日本の方が優れていた兵器は」 なにもありません。戦争終期には、連合軍とまともに戦える兵器などありませんでした。だから、特攻などという作戦を採用したのです。単なる物量の差ではありません。仮に物量があったとしても、技術的にできなかったのです。まともな工作機械さえなかった。また、研究開発の体制がまるで違います。 あえて優れていたものがあるというなら、風船爆弾や竹やりでしょう。連合軍にはこれに類する兵器は無かったからね。

  • Kon1701
  • ベストアンサー率24% (1445/5856)
回答No.6

魚雷でしょうね。 魚雷、一般には圧縮空気を使ってエンジンを回していましが、日本のは酸素を燃やしていました。無駄な窒素がない分、航続距離も長く、高速で、気泡が出ないので発見されにくい特徴がありました。人間魚雷なんてとんでもないものもこの魚雷をベースに作られてしまいましたが・・・。

  • toshi1989
  • ベストアンサー率44% (91/206)
回答No.5

人間? 零式戦闘機の速度や旋回性能は途中から米国の戦闘機に優位を譲ったが、初期型に搭載されていた機銃とプロペラの連動システムはとても優れた物だったらしい。 (両翼据付式の機銃よりも、センターで照準を合わせられるので命中精度が高かったらしいです。何よりも自分のプロペラに当らないのが不思議ですよね) http://www.abcoroti.com/~mie/tokutyou.htm 上記のサイトの中に出て来る「99式同調発射装置」という機構(メカニズム)が開戦から終戦に至まで米英が真似できなかった優れた技術(兵器)だったのではないかと思います。 サイトからの引用。 機首の7.7mm機銃を撃ってもプロペラに当たらないのは、プロペラの回転と同調して機銃を発射できる「99式同調発射装置」というものがついていたからである。 これはエンジンと直結したカムの衝撃をピアノ線で引き金に伝えることにより、同調発射させていたのだ。 後は潜水艦の中でも特殊な空母のような潜水艦が有りました。 一隻に簡易組立て式の水上艇を3機搭載して、アメリカ本土を攻撃したと思います。(記憶が曖昧ですが) でも、やっぱり人間かな。 神風特別攻撃隊や人間魚雷回天などは、決して外国の兵隊さんにはマネの出来ない事だったと思いますが。 情報の不正確な部分が有るかも知れませんが、ご勘弁下さい。

回答No.4

大東亜戦争でそう言う兵器があれば日本の勝利に終わっていますよ。 兵器ではありませんが帝国陸軍の暗号です。 海軍と外務省の暗号はアメリカに96%解読されていましたが、陸軍の暗号は反対に96%が解読されませんでした。 逆に米英の暗号を100%解読していました。 以外と知られていない事実です。

  • thirdforce
  • ベストアンサー率23% (348/1453)
回答No.3

皆無でしょう。 あるとすれば、化学兵器でしょう。

  • debukuro
  • ベストアンサー率19% (3634/18947)
回答No.2

風船爆弾 あの技術は戦争が終わるまでばれなかった アメリカの尋問で明らかになった

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