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太平洋戦争
史実では太平洋戦争は日本の敗戦に終わりました。しかし珊瑚海海戦やミットウェー海戦では日本が勝つ可能性もあったし、その結果歴史は変わったかもしれません。 後知恵ですが当時の両軍の戦力や国力から考えて、史実のような悲惨な敗戦を避けるためには、日本軍のとるべき最適の戦術と戦略や講和のタイミングはどのようなものでしょうか。敗戦するにしても、史実のようなあそこまで悲惨な終戦を迎えることは避けられると思うのですが。
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アメリカに勝つ可能性があるとすれば、同盟国であるドイツがヨーロッパを征服し日本に加勢することがあるときだけです。 それでもアメリカに勝つかどうかわかりませんが、それ以外は日本がアメリカに勝つことは考えられません。 また、結果論になるかもしれませんが、真珠湾攻撃のときにアメリカ本土まで行って決戦をするべきでした。 真珠湾を攻撃しながら東南アジアを攻略するという、中途半端な作戦はアメリカに息を吹き返し、ただ怒らすだけだったようです。 日本はアメリカをなめていたとしか思えません。 ルーズベルトとしては世論の後押しもできたため、日本と戦争をするいいきっかけができ、内心喜んだのかもしれません。 講和のタイミングは我々は歴史を知っていますので、いつすれば良いかわかっていますが、当時はわからないかもしれません。
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- bazarakm
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問い>>日本が勝つ可能性もあったし、その結果歴史は変わったかもしれません。 勝つ可能性は無いでしょう 欧米は十五世紀からアジア・アフリカを植民地にするべく侵略を開始していたのです 日本では日本がアジアを侵略したなどと言われていますがあの時代アジアで独立国は日本とタイの二カ国だけで他は全て欧米先進国の植民地になっていたことを考えれば状況を理解できると思います 対米戦や中・朝との戦線だけを分割して考えては全体を把握することは出来ないと思います 日本の敗戦は、欧米先進国のアジア・アフリカへの侵略計画と植民地化政策が東の外れの日本まで浸透したことが原因と考えます 日本の地政学的リスクを克服することは不可能であった思うわけです 欧米は着実にアジアの民族や国家を植民地化し日本が降伏して計画がほぼ実現したころに新大国のアメリカに植民地政策に対する疑問が生じ日本は新しい国際国家論の高まりによって植民地になることから救われた感じがします そうでなければ日本は他のアジアの国々のようにアメリカやヨーロッパ諸国の植民地として存在するより無かったと思います 戦略的に、もし日本が戦闘で優位に立ち続けたらもっと早くソ連は参戦したでしょうし全ヨーロッパ軍を敵に回して孤軍奮闘するだけでとても勝ち目は無かったでしょう 挙句は欧米に日本列島を分割所有された可能性も高いと思います 物量的に、軍備的に、経済的にそして政治的に日本の運命は決まっていたと思います しかしアメリカ国内に植民地政策に対する批判が出てきたことは日本があくまで抵抗し続けたことも影響したと考えます 日本人の死んでも植民地や奴隷にはならないと言う信念がこの国を植民地として統治し続けるエネルギーの不安も有ったのではないかと思います
- wsws
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全て天皇を使えばよかったと思います。 開戦前にアメリカに話し合いに行かせればよかったのです。 天皇を差し出せばアメリカも避けてくれていたと思います。 太平洋側の42のミッドウエイ海軍、ガタルカナル陸軍撤退壊滅。 一度でも負けたらダメなのですから無理な話ですよ。 このときに太平洋方面は終わったのですが自らの大本営発表で嘘をつきまくったので好戦的国民は納得しません。 脱走兵や共産など覇気意気地の無い者をリンチ殺人です。 国土も国民もピンピンしています。 ここで負けましたと成るとピンピンの向かう暴動先は天皇や軍や国です。 ここで新しい国民からの革命が起こっていたらアメリカも様子見を呈すると思います。 現在とは打って変わり王を持たない国をアメリカから提示されたでしょう。 天皇や武士出身の輩が居なくなるのです。 末端軍兵士の蜂起もあったでしょう。 国体護持と美味い言葉をつけて3年も待って国土も国民も殺しました。 天皇や軍幹部は原爆も空襲も望んでいたのでは・・・。 大本営がうそだったと消失した家や死体を見れば消沈します。 ポツダムで天皇も軍も被害者だと。一部の軍の暴走だと納得させたのです。 国民も厭戦気分で文句どころではなかった。 質問者様の仰る敗戦、原爆を落とされたお陰で天皇を護持する国体の為に意気地のない国民を作られてしまいました。 学園紛争が最後ですね。 国土安泰、国民の力のあるうちに負けるべきです。
- eroero1919
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日本側に立てば、「短期決戦」これしかありません。両国の国力の違いを考えるとどんなに善戦しようと長期戦になれば結果は同じです。 一方、アメリカにとっては「長期戦」に持ち込めれば絶対勝てます。であれば、アメリカはとにかく長期戦に持ち込めばいいわけです。それなら、いくら日本が和平案を出してもそれを断ればいいのです。 日本の最大の失敗は「大真面目に戦ったこと」です。どのみち勝てないのですから、どんなに一生懸命戦ったって結果は変わらないし、ヘタに善戦しちゃったもんだから原爆まで使われる始末なわけです。 それだったらイタリアみたいに戦えば「人数で数えるより面積で数えたほうが早い」くらいの捕虜を出して人的被害も小さいですし、復興も早いわけです。
- buchi-dog
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既に諸賢が回答していますが、当時の日本とアメリカの国力差は「のび太とジャイアン」のようなもので、日本がいかなる方法を使ってもアメリカと戦争して勝つことはできません。特に、現在のように「非戦闘員を一人殺すとアメリカのマスコミが大騒ぎ」のようなことがなく「非戦闘員が巻き添えで死ぬのは当たり前」ですから、アメリカは全ての方法(核兵器を含む)で日本を叩き潰すことが「その気になれば」可能です。 当時のアメリカは日本と全力で戦っていたのではありません。対ドイツ戦に主力(7割くらい)を投じ、対日戦には3割くらいの力を投じて、日本軍をあらゆる面で圧倒しました。 ですので、日本が「アメリカに負けない」唯一の方法は「アメリカと戦わない」ことです。これも諸賢の回答と同じですが、具体的な方法を一つだけ提示します。1941年段階で実行可能だったのに、現実には検討すらされなかった方法です。 アメリカ人は、1941年まで非常な厭戦気分の下にあり、「欧州の戦争には介入しない」とする世論が多数でした。兄弟国である英国が欧州を制圧したドイツとたった一国で戦っているのに、です。アメリカは今以上に「共産主義大嫌いな国」でしたので、ソ連の運命に無関心なのは当たり前です。日本が「負けない」為には「米国民の厭戦気分」を利用するしかありません。 日本がアメリカを攻撃した目的は * ABCD包囲網という経済制裁を受け、屑鉄と石油の輸入ができなくなった。これでは国が立ち行かない。(実際は、軍隊が戦力を維持できない。国民は屑鉄や石油がなくても何とかやっていけました) * 英領マレーと蘭領東インドの資源を武力で入手したい。要するに、石油を入手したいと言うことです。 * イギリスとオランダを攻撃するのにアメリカは邪魔なので、アメリカの太平洋艦隊を奇襲して大打撃を与えたい。 という理屈です。 昔から言われていることですが「英領マレーと蘭領東インドのみを攻撃し、米領フィリピンやグアムは一切手をつけなければどうなったか?」という歴史のIFがあります。イギリス本国が危機に晒されても対ドイツ戦争を拒む米国世論が、「英領マレーや蘭領東インドを横領する日本を叩き潰せ」と開戦を支持したか?と考えますと、「支持しなかったのではないか。アメリカは東南アジアで暴れる日本を放置したのではないか」という推論は可能です。そして、それが日本の唯一の「活路」です。 * 残念ながら、日本政府の中で「アメリカとの開戦は絶対不可。英領マレーと蘭領東インドのみを攻撃し、アメリカが参戦しない可能性に賭けよう」ということが検討された形跡は全くありません。 * 日本の官僚や軍人は「英米は一体。英を攻撃すれば必ず米が参戦する」という根拠不明の固定観念に凝り固まっていたようです。欧州戦争の現状を見れば「戦争は真っ平。イギリスを見捨てるのも仕方ない」と言うアメリカの世論が優勢だと分かるはずだったのですが。平時の軍人は「陸軍や海軍と言う役所の官僚」に過ぎません。とてつもなく頭が良い官僚たちが「ある面で非常にバカ」なのは、今の日本でも1941年の日本でも同じです。 * 最近、「軍事学入門」http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31902127 という本を読みました。その本によりますと、 「日本海軍は、日米交渉が決裂すると自動的にアメリカと開戦するという作戦計画を立てていた」 「日本政府がハルノートを受領して、日米交渉が決裂したという判断をした。その結果、海軍の作戦計画が自動的に発動されて日米開戦に至った。これを止めるのは、軍人と言う官僚には無理だった」 と言う話があり、説得力があると思いました。 安価な本ですので、ぜひ買って読むと眼からウロコの情報が多いですよ。
- imp-dsc
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アメリカと戦争しない。この一言に集約されます。 そもそもの発端は日露戦争です。これで日本がロシアに勝利しました。しかしその戦費の大半は他国からの戦時国債つまりは借金でありその中でアメリカの資金はかなり多かった。 最初の下馬評では圧倒的にロシアが優勢で仮に負けても鉱山などの権利を担保で押さえておけば取りっぱぐれはありません。そこで大穴の日本に賭けたのはアメリカはシナに対して自由貿易の門戸を開かせたいという考えがあったからに他ならないのです。 仮に満州近辺を日本。香港周辺の南部をイギリス。中部をアメリカと3カ国で分割するか満州の経営をアメリカと共同で行っていればアメリカ人やその資産を消極的に見ても人質とできた可能性は高いです。日系人の収容所送りが立場を変え同胞に対して実施されるとなれば日系人の悲劇は回避されたか世論の反感を招き民主党出身のルーズベルト政権は潰れるか短命化した可能性はあります。 ちなみにアメリカと言っても対日強硬だけで一致してた訳ではありません。基本的にWW1までは引き篭もり(モンロー主義)でしたし民主党のスタンスは反日・親中・リベラル・孤立主義で支持層は一般市民。共和党は親日・反中・保守主義・覇権主義(対外干渉)で支持層は富裕層です。これは今でも同じでブッシュ親子・レーガンが共和党。クリントンが民主党です。彼らの政策がそうした延長線上にある事が分かります。ちなみにルーズベルトは民主党ですし共和党は寧ろ日本に対し同情的な動きもあったそうです。 次の転換点はWW1です。これについては日本で語られる事は余りにも少ない。何故か?シンプルに関わりが少ないからです。 関わったと言えば戦後にドイツのシナ領土やポリネシアを信託統治するようになった事位ですから公平に見ても漁夫の利を得た訳です。その代償は日本の発言権は変わらず参戦したアメリカのそれは大幅に上昇した事による相対的な発言権低下と漁夫の利を占めた事によって買った反感のみ。これが後々大きな代償を必要となりました。 これによってそれまではたいして親しくなかった米英が接近。相対的に日英同盟の地位が下降します。おまけに講和条約前後にはドイツの徹底的な締め付けが成されましたが日本がWW1に参戦し発言力を確保していればドイツを史実通りに庇ったとしてもそれなりに説得力を持ちます。史実ではその逆でしたけどね。周知の通りこのドイツのへの過剰な締め付けはその後のナチスの台頭とWW2勃発を誘発しました。それが無ければ日米開戦の理由の3割は無くなります。ロシアへの抑止だった日英同盟は消極的にですが英と接近した米国への抑止となった可能性もありますが史実では破棄されています。これはWW1で英が愛想つかした側面もあるのです。これが無ければワシントン海軍軍縮条約での保有の制限はまた違った比率になったでしょう。こうした延長線上で国連脱退があり太平洋戦争があるのです。 回線後の失敗としては海軍の真珠湾は実は大失敗です。勝利の定義としては戦略目標の達成>彼我の出血量の過多となりますが真珠湾の目標としては1に戦力の撃破(この場合空母の機動部隊の殲滅と軍港機能の喪失)2に米国民の戦意喪失に当たります。どうですか?片方でも達成しましか?極端に言えば2は避けられなかったとしても1は万全を期すならば陸軍と連携しハワイの占領か最低限はドック及び燃料貯蔵施設を破壊したら日本とアメリカの補給状態は互角。有名な零戦の航続力を発揮してアウトレンジ戦法が大きな意味を持ちます。 次は陸軍と海軍の連携不全に関連しますが戦争後半の島嶼防衛戦の戦闘教義の拙さです。日本は当初は水際迎撃でやっていたのですがぺリリューから時給戦術に転換しました。事実これを採用した前述のぺリリュー・硫黄島・沖縄はアメリカ軍の犠牲も多くアメリカ世論の揺さ振りに成功しています。事実ぺリリューの中川大佐・硫黄島の栗林中将・沖縄の八原大佐はアメリカにおいて名将と評価されています。もしこれが最初から行われていれば、せめてもっと早くに実行されていたら当然アメリカ世論は講和論に耳を傾けたはずです。
- PENPENMAKKY
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戦争のやめ方はどちらかが講和を持ち出し、相手が合意した時です。 あなたの希望としては米国が日本と戦争していたくなくなる状態になって日本に講和を求める状態になれば良いのでしょうか?ありますよ。 物量では勝てませんので、相手の戦意を徹底的に挫くことです。 1 敵の防空網は厚いので通常の爆撃では戦果が見込めません(マリアナ海戦は1/300)。それを1/10に引き上げる方法があります。戦闘機に爆弾を取り付けて自爆するのです。命中率は上がるし、敵の乗組員はPTSDになります。1万人はPTSDになるでしょう。 2 地上軍も大砲が10倍以上もあり、正面戦闘では勝てません。そこで戦闘員を地下壕に隠し、夜襲を繰り返すのです。敵は夜も眠れず、PTSDに罹る兵隊は続出するは、被害は増えるはで一石二鳥です。 3 地上や海で嫌な打撃を受けた米軍は、日本の戦意を挫くために無差別爆撃を開始するかもしれません。そうなったら防空隊と対空砲で相手に相応の被害を与えてやりましょう。B29は1200機ほど動員されたようですが、400機を未帰還にしてやればよいのではないでしょうか。(実際のB29喪失数は約450機) ここまですれば米国側から講和の条件(ポツダム宣言ですね)を示してくれると思いますので、日本は凄惨な本土決戦をしないで済むと思いますよ。そして、日本に対してもう一度戦争しようなんて思わなくなりますよ。
- a-koshino
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開戦したら勝ち目はありません。 当時の日本は日中戦争で国力を消耗し、アメリカによる経済制裁で、戦争を続けられなくなりそうな状況でした。 そこで資源を南方から、と考えたのが史実ですが、「悲惨な終戦を避ける」との点から考えれば、 ハル・ノートを外圧として利用、「勝ち目のない対米戦よりは」と陸軍を説得し、南部仏印や中華民国から撤兵。アメリカの経済制裁を解除してもらう。 これしかないかもしれません。 やろうとした政治家(あるいは官僚)は、ほぼ確実に暗殺されるでしょうけれど・・・。
- MrBan
- ベストアンサー率53% (331/615)
勢力圏や制海権などの関係で、当時アメリカから見て日本は邪魔、 つぶしたいのが本音だったでしょうから、講和など同意してこないのでは。 開戦してしまった以上は決定的な戦果が出ていた可能性が高く、 手ごろな仲介者候補もあまりなかったと思うので、 「最適の戦略は開戦しない」 米国民に日本と戦う動機を与えず(ナチと組まないとか)、厭戦気分を高めるとか。
- Roman0
- ベストアンサー率18% (118/628)
小室直樹の「日本の敗因-歴史は勝つために学ぶ」を読みましょう。